近距離天体モデルは成立せず、したがって平面説は成立しない
これまでの記事シリーズで指摘してきたように、平面説の近距離天体モデルはまるで観測事実に一致しません。これに対する反論も一切ありません。平面信者は、この事実を認めざるをえないということです。したがって、近距離天体モデルは放棄されねばなりませんが、そうなると、平面説自体も放棄されることになります。平面説にとって近距離天体モデルは必須だからです。
ですから、「平面信者は誤りを認めて謝罪せよ。すべてを撤回せよ」というのが私の主張になります。
しかしここで、平面信者にとって耳寄りなウルトラCな解決方法があります。これは平面派ではまだ少数ではあるようですが、どうやっても「観測事実と合わない」のであれば、そのうち主流になるのではないでしょうか?
なにしろ彼らは、地球を平面にしておけるのであれば、どんなおかしな理屈でもつけるような人たちだからです。まさにピッタリの解決法です。
そのウルトラCな解決策とは「パーソナルドーム」というものです。いろんな呼び方があるようですが、ここでは単純にパーソナルドームと呼んでおきます。
結論から言えば、「そんなものがあるのなら、もはや球体だろうが平面だろうがどっちでもよくね?」という感想しか出てきません。また、「そこまでして!」と驚きの声をあげざるをえないわけですが、ともあれこれについて説明してきましょう。
パーソナルドームとは?
私がこれまで指摘してきた事柄は、どれも重大で、どれをとっても近距離天体モデルが否定されるわけですが、しかし、その中でも最も明らかで、最も重大な欠陥としては、やはりこれでしょう。まるで観測事実に一致しないからです。
フラットアーサーの愚かさ(15):平面説が成立しえない最大の観測事実(たぶん)
もし平面説が真実であるならば、南半球の人々が一斉に、真南の空の一点を中心にぐるぐる回る星空を見ることはできません。不可能です。
この記事の最後に私はこう書きました、「その土地その土地において見えている星は全く異なるものである!ということにならざるをえない」と。
耳寄りなことに、これを実現するのがパーソナルドームです。つまりこれは、個人ごとにドームが用意されていて、そのドームに映し出される星々は、その個人専用のものだというものです。他の人は別のものを見ているわけです。
これなら全部解決ですね!地球は平面ということにしておきたい平面信者の皆さん、私が先の記事で結論づけたように、この解決方法しかありませんよ。
パーソナルドームの一例
例えば、Simulation Theory and Celestial Spheres: Explaining Personal Observations of the Sun and Moonという記事があります。
これは、平面説にシミュレーション仮説を持ち込んだものです。要するに、この世界はぶっちゃけ神の創造したバーチャルゲームの世界であり、個々人の体験はそれぞれ別のものが用意されているというわけです。
ですから、その個人の見ることのできる天球(星空)というのは、その個人のパーソナルなものであるというものです。物理的には太陽も月も一つしかないのですが、その投影としては、個人ごとに違うわけですね。
ここまで説明すれば十分でしょう。これを平面説の南半球の星に適用すればどうなるかと言うと、例えばこういうことです。
- すべての星は北極を中心に回転しており、物理的には、南半球では東から西に星が流れている。
- しかし、個人の知覚としては、南半球のどこでも、その真南の空の一点を中心に星が回転しているように見える。
ということです。素晴らしいですね。これで太陽や月の運行が観測事実にまったく一致しない問題も完全に解決します。誤りを謝罪・撤回できない平面信者におきましては、今後は是非この説を流布していただきたいと思います。
ただ、その一方で、こんな説を採用するなら、もはや地球が球体か平面かなど、どうでもいいはずですね。個人によって知覚が異なるのですから、「球体だ、あるいは平面だ」などという客観的事実はもはやどうでもいいことです。
というよりも、知覚も、もちろん測定器も「騙されている」ことになるので、客観的事実を知る方法が一切ありません。不可能です。ですから、「地球は平面だ!」と言い続けることには何の意味もありません。ですから、これを採用しても平面説は崩壊するということになりましょうか。
私の意見としては、「客観的事実として平面だ!」という主張は何を持ち出そうが不可能でしょう。

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