友人がこのような企画をしてくれました。2026/7/4に続き第二弾です。お申し込みは画像をクリック。
そもそも、この『認知戦争・認知支配の全貌』という翻訳書を、2026/5/28にヒカルランドから出させてもらったのですが、原著は世界的ジャーナリスト(と言ってもよいでしょう)のジェームズ・コーベット(James Corbett)の『REPORTAGE』という書籍になります。20年近く岡山に住んでいるのに、日本語の発信はしていないため、日本人にはほとんど知られていないのですが、間違いなく世界的に著名な「陰謀事実系」のジャーナリストです。
この翻訳書についてはこちらをご覧ください。ジェームズとの出会い、翻訳を引き受けることになった経緯、本書の内容について「訳者あとがき」を全文公開しています。
あらかじめ言っておきますが、彼の話は、いわゆる「愚かな陰謀論」とは異なる「陰謀事実」です。ここは明確に区別してください。世界には、様々な陰謀があることが事実です。しかし、昨今は「陰謀事実」と「陰謀だ!というただの戯言」を区別できなくなっている人があまりに多すぎると感じます。また、トンデモな陰謀論、ただの妄想を唱えて世間の注目を浴びようとする輩も多くなっています。つまり、確実に「陰謀論市場」というものがあり、何の検証もできない人がすぐに飛びつくという事態になっていますが、そこには本物も、まったくの偽物もあるのです。
ということで、前回7/4のさわりを簡単に紹介しておきます。11/28はこのあたりを基本的知識として、その上のお話をしていきたいと思っています。
ガイド役は、友人のチホちゃんとなっております。
憲法の言うところの「基本的人権」とは何なのでしょうか?特に97条が重要です。これは「第10章 最高法規」の一番目の条文です。
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
これをさらっと読むと、何言ってるのかわからないと思います。しかし、ここには深い意味が込められているのです。
基本的人権とは、自然権+社会権等です。次のようなものですね。
特に重要な自然権については、後で説明していきますが、97条の記述に注目してください。これは「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」です。専制、身分制度、奴隷静、宗教弾圧、独裁などをくぐり抜け、人類は自由獲得に努力してきたのです。
この権利は、何度も侵害されながら、必要であると確認され続けてきたのです。
そして、これは「侵すことのできない永久の権利」であると確立したわけです。ですから、これらの人権は国家システムやら紙に書かれた憲法よりも上位にあるのです。ここが最重要点なので、もう一度書いておくと、これらは国家や法制度以前にあるわけです。
人が生まれながらに持ち、剥奪しえない永久の権利です。
しかし、もしそうであるなら、こんなことが、なぜわざわざ憲法に書いてあるか、その理由ですが、ある種の安全装置と考えればよいでしょう。日本国憲法以前に、どれほど人権が踏みにじられたかを知っている人はわかるとは思いますけれども。
しかし、いわゆる「支配層」はこの条文が大嫌いです。人々を支配するためには、「人々が生まれながらに持つ権利」を否定せねばなりません。そして、自らが支配する「国」が権利を与えることにしたいのです。
しかしもちろん、国や憲法はそもそも無関係です。人権は絶対不可侵なのです。憲法に何が書かれていようが関係ありません。日本国憲法の記述は、それを追認しているにすぎないのです。
まぁ、こういう人たちが憲法改悪を阻止せんと頑張ってはいますが、まったく足りません。私が説明したようなことは一切説明してませんよね。逆に「憲法改悪されたら終わりだ!」と言わんばかりの主張だと思います。
こういう人も頑張ってはいますが、基本的に弁護士の立場としては、「紙に書かれたもの」しか見ていないと感じています。
そして、彼の本には明らかな間違いもあります。
そして、今現在高市政権のもとで、どうしても連中はこれらのことをやりたいようですが、むしろ、本質から目をそらすものではないかと思っています。つまり、とりあえず一度は改憲し、改憲発議のための条件を下げるわけです。最初の改憲はハードルが高いのですが、最初にやっておけば、あとは何度も改憲して、最終的には基本的人権を剥奪します。これを何年かかってもやり遂げるつもりなのです。
次回は「自然権とは何か?」に行きます。















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