この記事の三行要約
- 太陽・月を平面地球上空の近距離にある球体とすると、観測地点による模様の違い、見かけの大きさの変化、日没・月没など、実際の観測事実と矛盾する。
- 月面の59%しか見えないという事実からも、月を少なくとも数万~10万km級まで遠ざける必要があり、そうすると平面上空を周回して日没・月没を生じさせるモデルが成立しなくなる。
- つまり平面説は、天体を近づけても遠ざけても矛盾を生じ、結局、観測事実と両立する一貫した天体モデルを提示できない。
このテーマについては何度も書いていますが、再度まとめておきます。フラットアースは、太陽と月を見るだけで簡単に詰みます。
太陽・月表面の「模様」
太陽も月も、せいぜい高度5000km程度(100kmとするものもある)とフラットアーサー自身が言ってますが、こんな近距離では、以下が見えなければなりません。難しい計算式を出す必要もなく、常識でわかることです。
- 観測地によって月の裏側一部
- 観測地によって異なる太陽黒点
- 観測地によって異なる月の位相(三日月、半月、満月など)
苦し紛れにこれらの天体の形状を変更(例えば円盤)にすることなどできません。どこから見ても丸く見えるので、間違いなく球体です。もっとも、歴史的に平面説は最初から「地球だけ平面、他は球体」としてきたようなので、この点は議論にはなりませんね。
表面に模様の描いてある球体なのですから、見る場所によって別の模様が見えるはずです。
しかし実際には、世界中どこから見ても同じ模様になります。ということは、この球体は地面からはるかに離れた遠距離ということになります。近距離ではありえません。
しかし、これらを遠距離にしてしまうと平面説は破綻します。平面上空を周回するようには見えなくなるし、そもそも、月も太陽も常に天頂にあるように見えてしまい、世界中が常に昼になってしまいます。どうやっても「太陽が沈む」という観測事実を説明できなくなります(現状でも無理やりな説明ではありますが)。
つまり、近距離でも遠距離でも矛盾が生じます。これだけで完全に破綻します。
月は地球平面からどの程度離れているべきか?
観測事実では、月表面の最大59%しか地球からは見えません。41%の裏側は見えないのです。これを満たすためには、月が平面地球からどの程度の距離になければならないかをAIに質問してみました。
観測事実として、地球からは月表面の59%しか見えないのですが、もし地球が平面だとし、グリーソン地図が正しいとすれば、月は地球平面から少なくともどの程度の距離である必要がありますか?月の直径は距離に応じてそれなりに設定できるものとします。
曖昧な質問なので、AIによって答えが違いますね。
- ChatGPT:11万km
- Claude:6万9000km
ChatGPTに図を描かせてみると、こうです。
Claudeの方に図を描かせてみると、こうです。
当然ですが、月だけこんなに高くて、太陽が低い(5000km程度)なんてことになると、月はいつでも満月になってしまいます。当然太陽も同じ程度の高さにしなければいけません。太陽もこの位の高さであれば、世界中から同じ太陽黒点が見えることでしょう。
しかしそうすると、どちらも平面上空を周回するようには見えなくなるし、そもそも日没・月没も発生しようがありません(というより、遠近法・消失点での説明が不可能になる。戯言ではあるが)。どう考えても無理筋なんです。
近距離球体なのに遠近法に従わない!
再度、5000km高度に戻ると、もちろん、この事実があります。太陽も月も近距離の球体なのですから、観測者とこれらの距離が二倍になった場合、見かけの直径は半分にならなければなりません。それが遠近法というものです。
つまり、太陽が真上にきたときと、地平線・水平線に沈むときでは、その見かけの大きさは大きく違っているはずなのです。
例えば、東京の夏至をAIに計算させてみると、次のように朝と夕方では、太陽の直径は半分に見えなければなりません。ところが、太陽も月も常に見かけの大きさは一定です。これもまた、これらの天体が遠距離にあることを示しているのです。
さらには夏至と冬至を比較しても、太陽の見かけの大きさは著しく違うはずです。
太陽が沈むはずがない!
地球平面上空近距離を周回している点光源が「沈む」ということは、そもそもありえません。平面詐欺師のデュベイなどは、「遠近法、消失点」などでごまかそうとしますが、そんな論理は成立しません。
これが成立するというのであれば、「一日を通して遠近法を無視して、一定の大きさで見えるのに、沈むときだけ、いきなり遠近法が適用されて小さくなって見えなくなる」という謎の現象を説明しなければなりませんね。
平面説の派閥によっては、「太陽は地球を囲むドームの外側にあって、それが平面から下に落ちるんだ」と主張する者もいます。昔ならともかく、今は日没時にエジプトあたりの人に電話して、「お前のところでは太陽は真上にあるか?」などと簡単に聞けてしまうので、こんな議論はまるで無駄です。
しかし、本当にこんなことを主張する人がいるのには驚愕です。
平面信者はなぜこれが理解できないのか?
平面信者というのは、教わったことを鵜呑みにするだけで、自ら思考し、検証することができません。だから、こんなものを信じ込んでしまいます。さらに、「地球は平面」のみならず、何も考えずに「重力はない」とか「宇宙はない」とかまで「教わった通りに」主張します。
単に鵜呑みにしているだけなので、素朴な質問にも答えられません。しつこく質問すると逆ギレするだけです。自分が何も考えずに鵜呑みにしているという自覚さえないようです。本当に信じ込んでいるのです。
この態度こそが、まさに鵜呑み・洗脳教育の成果です。平面信者は「一般庶民は洗脳されているんだ!」とさげすみますが、自分たちこそが「自発的洗脳」の結果であることが、どうしても理解できないようです。「自分たちは一般庶民とは違うんだ!」と思い込んでいます。
しかし、事実としては、一般庶民とは「正解」が違うだけです。本当に違いはそこだけなのです。彼らのそういう態度が育まれたことこそが、鵜呑み・洗脳教育の最重要成果です。教育内容ではありません。何が教育されようが、それを考えもせずに鵜呑みにするという態度こそが最も重要なのです。
にも関わらず、「我々はこの世界の真実を知った」などとのたまい、自らのエゴを増長させていき、むしろそれが目的になってしまっています。
このような態度は、どんな分野でも同じですね。トランプ信者、高市信者、ネトウヨ、共産党、参政党などなど、本当にどこでも同じなのです。平面説とはそのうちの一つにすぎないのですが、しかしこれらの連中よりも、はるかにタチが悪いのです。
なぜなら、本来は地球が平面か否かは客観的事実でしかなく、思想の入り込む余地など一切ないからです。にも関わらず、それを思想化し、自らのエゴに結びつけ、アイデンティティとしていることです。ですから、どんな事実をつきつけようが、何を言おうが考えを変えることがないのです。先にあげた連中とまったく同じ状態になっているのです。
話が脱線しましたが、ともあれ、少なくともこれらの天体は、かなりの遠距離にあるということです。ですから、平面説はまったく成立しません。簡単です。









コメント