フラットアーサーの愚かさ(96):フラットアースを徹底的に追い詰めるべき理由

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この記事の三行要約

  • フラットアースは、結論ありきで都合のよい証拠だけを集め、不都合な観測事実や論理的矛盾を無視するカルト的思考の典型である。
  • その本質は「真実を知った自分」というエゴや選民意識を支えることであり、他のカルトや政治的信者にも共通する精神構造を持つ。
  • だからこそフラットアースは、客観的事実を自ら検証せず、先入観に閉じこもることの危険性を学ぶための格好の反面教師となる。

私がフラットアースを追い詰める理由

私がフラットアースを徹底的に追い詰める理由としては、これがただのカルト宗教であり、その信者の傲慢さをほとほと理解したからです。実際に経験したことは次の絵で表されます。

さらに、これは他のカルト宗教のわかりやすいモデルでもあるのです。代表的なものは、ネトウヨ(高市信者)、参政党、トランプ信者などですね。

いずれも、いったんこうと決めると不都合には一切目がいかず、ひたすら都合のよい「証拠」だけを集めることになります。いくらまっとうな批判をしても耳を貸しません。その様は、まるでヒヨコが最初に見たモノを親と思うようなものです。この連中をずばり表している絵だとは思いませんか?

しかし、本人たちの目的はその対象ではありません。本当の目的は自らのエゴでしかないのです。「真実を知った私」だの、「日本を救ってる私」だのです。弱く情けない自分を支えてもらうための自らのイメージが彼らにとって最重要のものなのです。これは、どの分野をとっても同じことなんです。目的はエゴです。

平面だろうが球体だろうがどっちでもいい!

そもそも私は、「平面だろうが球体だろうがどっちでもいい」と言い続けてきました。どちらだろうが別に生活に困らないし、知ったところで何かしらの問題が解決するわけでは一切ありません。そもそも私はシミュレーション仮説を信じているので、別に丸かろうが平らだろうが四角だろうがどうでもいいことです。

しかし、彼らに言わせると、「それじゃだめ」なんだそうです。「真実を知る者」は、フラットアーサーにならなければならないようです。極めて傲慢な考えですよね。

その一方で、彼らが「重力はない」などとおかしなことを言うので、「重力がないのに、どうやって下という方向が決まるのですか?」と尋ねてみると、一切何も答えられないのです。しつこく聞いてみると、逆ギレし、「フラットアーサーがわからない奴はレベルが低い!」などと言い出す始末。ここの時点で明確にわかったのです。

  • 物事の基本的な論理をまるで理解できていない
  • そもそも、何もわからずに鵜呑みにしているだけ

本当に驚きました。一切なにも理解しておらず、ただただ鵜呑みにしているだけで、他者に理由を説明もできもしないのに、「こうだ」と公言しているのです。私の考えとしては、いかに突拍子もない考えであろうが、筋道の通った理屈は一応ついているはずだと思っていたのですが、一切何もありません。本当に驚愕です。

他のフラットアーサーも同じで、とくとくと「重力なんかないんです。物が落ちるの質量のせいです」などと主張しますが、「質量」という言葉の定義には「方向」の概念など含まれないことも知らないようです。つまり、勝手に言葉の定義を変更し、新たな定義を提示しないまま、それが本当だと思いこんで主張しているのです。恥知らずもいいところですね。

先入観がブロックしてしまう

フラットアーサーというのは、こう考えているようです。

  • 真実として地球は平面であり、このことは支配層しか知らず、一般庶民には「球体だ」と嘘をついている。航空会社はそれを隠しており、NASAやらの宇宙開発はすべて嘘である。
  • 我々はその真実を見通したのである!真実は平らだ!

というものです。しかし、ここで彼らは重要な点をスルーします。教わったことを鵜呑みにするばかりなので、思いつきもしないのでしょう。

地球が球体ではなく平面であるならば、観測事実としてわかるはずではないか?逆に、平面説は本当のことなのだろうか?

たしかに、「球体なら見えないはずのものが見えた」とはやっています。あるいは、飛行経路がおかしいとかはやっていますが、せいぜいその程度で終わってしまうのです。

球体か平面かでは、目に見えてかなりの違いが出てしまうはずなのですが、しかし、彼らは「教わったこと」を超える範疇では物事を考えることができません。そして、先入観によって、「それ以上は素人では検証不可能」と決めつけてしまうようです、おそらくですが。

なにしろ、世界の本当の姿は支配層とかフリーメーソンが知っていて隠しているようですから、素人レベルが探るようなことはできないのでしょう。

ですから、フラットアースの提示する平面とその近距離上空を周回する天体モデルが正しいのかを考えようとも、検証しようともしません。「球体は支配層側の嘘」なので、何も考えず、検証もせずに自動的に「平面が正しい」ということになっているようです。

まぁ、どこのカルト集団もそんなものでしょうね。物事は外から見ないと批判的な見方はできないものです。その教訓、反面教師としてフラットアースの価値はとてもあるのです。

調べてみると、嘘だらけ、観測事実に不一致だらけ

というわけで、私は批判的な立場からこれを三ヶ月間調べ続けてきたわけですが、まぁ、出てくる出てくる、嘘だらけ、不一致だらけということがわかったのです。

  • そもそも、フラットアースとは、19世紀の聖書極解主義者が始めたものであり、「聖書には地球は平たいと書いてある!だから地球は平たいのだ!」という信仰から来ている
  • そのために、不都合な事実や証拠は採用せず、ひたすら都合のいい証拠だけを集めた
  • つまり、「現代科学はおかしい!」からではなく、結論ありきで現代科学を否定することが目的だった
  • 敬虔なクリスチャンによるものとはいえ、始めから信者を騙すための嘘だったのである
  • おそらくは、クリスチャンの一部の「地球は平たい」派によるものであろうと思われる。

しかし、この当時は飛行機も電波通信もない時代でした。しかし、現代にフラットアースが復活すると、その詐欺傾向はさらに強まったのです。ですから、基本的にはエリック・デュベイのような、厚顔無恥でどんな嘘でも平気の平左の異常者がこれを流しています。

現代では、飛行機、人工衛星、ロケットがそこら中に飛んでいるので、否定すべきものがあまりに多いのです。そこで、

  • 「宇宙はない」という教義が必須になった。これで宇宙開発の成果全部を一挙に否定
  • 航空会社はウソをついているということになっている。

しかしその一方で、素人レベルであっても、丁寧にきちんと考えれば、平面説と観測事実とのあまりの不一致は明らかです。

  • 近距離天体であれば、世界中で同じ太陽黒点、月の位相、月表面を観測するわけがない。
  • 太陽が沈むはずがない。太陽が離れれば見かけの大きさが小さくなるはず。太陽が近い時にはその速度が速くなるはず。
  • 南半球のどの地点でも真南の空の一点において星がまわるなど観測できるはずがない。
  • 南極には必ず昼と夜があるはずであって、白夜などありえない。
  • 月食が起こるはずがない。
  • 観測事実の太陽照射範囲を平面地図で実現しようとすると点光源ではありえない範囲になってしまう。
  • 太陽・月・北極星の高度が未だに決まらない。
  • 例えば、オリオン座を設定しようとすると、どうやっても正しい位置には設定できない。
  • 重力不存在説の説明が極めて投げやりで、到底納得できるものではない。

これらは、これまで論じてきたことですが、素人レベルで少し考えても矛盾が噴出してしまうのです。しかし、フラットアーサーは平気のようです。そして、これらの矛盾に対し、これまた詐欺師がテキトーな理屈をつければ、どんなものであってもそれを信じ込んで納得してしまうわけです。まったく何も考えないようです。

しかしながら、ここが重要な点ですが、本人たちは賢いつもりなのです。これはダニング・クルーガー効果というものであり、物事を知らなければ知らないほど、自分はすべてをわかってると思い込むという現象です。

要するに、視野が狭いので「その中がわかった→自分はすべてをわかってる」と思い込むのですが、これもまた、知性の低さの証明でしょうね。「自分にはまだわかってないことがあるかもしれない。調べてみよう。人に聞いてみよう」という発想は一切できません。「無知の知」という言葉の意味さえ知らないのでしょう。

フラットアースは反面教師である

フラットアースとは、あらゆるカルトがどうやってその信者を獲得するかのモデルです。そして、こういったカルト宗教に関わらないための反面教師です。

他のカルトと異なる点、特徴的な点としては、これが徹底的に「客観的事実か否か」でしかなく、「思想」などはほんの一片たりとも本来的には含まれていないことです。

ところが、信者はこれを思想としてしまっているのです。自らのエゴを支える材料としてしまいます。重要なことなのでもう一度書いておきます。

本来、地球が丸いか平たいかは客観的事実であるのに、平たい信者は「これがわからない奴はだめだ!」とさげすみ、自分たちがあたかも「世界の究極の真実を知っている優れた人間」であるかのように振る舞うのです。これはまさに選民思想と言えるでしょうね。

これまでの歴史上常にそうだったように、そして未だにネトウヨなどが代表的ですが、「自分たちは優れているがお前らは劣っている」という思想です。基本的な精神構造は何の変わりもありません。

そして、私が想像するに、フラットアーサーというのは、たまたまそれがフラットアースだっただけです。自分の心理状態を把握できない人間というのは、ネトウヨ思考にはまればそこに行き、トランプにはまればそこに行くだけの違いしかありません。

どこに行こうが、常に自らのエゴ、「私」が主題になります。

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