フラットアーサーの愚かさ(53):月だけで平面説終了の巻(2)

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この記事の三行要約

  • 平面説の近距離月モデルでは、満月や世界共通の月の位相(満月・半月・三日月)を一貫して説明できず、自発光説を採用しても観測事実と矛盾する。
  • 矛盾を解消するには超自然的・非検証的な仮定を追加するしかなく、近距離天体モデルそのものが破綻している。
  • 仮説は観測事実と整合して初めて成り立つものであり、検証せずに主張を受け入れる姿勢が問題だ。 

フラットアーサーの愚かさ(52):月だけで平面説終了の巻(1)で説明したことは、「もし平面説が真実であれば、月の裏側など存在しなかったはずである」ということです。これに反論できる人はいないでしょう。科学と呼ぶことさえおこがましい、事実と論理、それに数学とも言えないほどの計算にすぎませんから。

この記事では、先の記事を踏まえたダメ押し記事です。「平面説など絶対に成立しない」と完全に確信できる説明をしていきます。

満月には絶対にできない

さて、先の記事での美人女優さんは、常に平面地球の方を向いた状態です。常にこちらを、下を向いているわけですよ。では、彼女の顔全面に美しくライトを当てるにはどうしたら良いのでしょう?要するに満月です。

しかし、ライトさんは女優さんとは対称的な上のような位置にいます。これでは彼女の側面にしかライトを当てられません。ということは、月を決して満月にすることはできません。それが論理的帰結というものです。

月は夜の方におり、太陽は昼の方におり、その太陽が月を照らしている状態ですよね。どうやったら、その光を月のお顔の正面に当てることができるのですか?光が90°曲がらない限り不可能です。この状況では側面からしか照らせないことは誰がどう考えても明らかです。彼女の、例えば右半分にしか光は当たりません。

「いやいや、月はもっと円周の縁のあたりにいて、北極の方を向いてるんだ、だから全面に当たるんだ」と言い訳するかもしれません。しかし、それでは、月が真上に見える場所は南極(円周の縁)だけになってしまいます。これもありえません。

しかし、百歩譲って仮にそうだとしましょうか。つまり、月は南極周辺におり、そのお顔は北極の方に向いており、お顔全部に光が当たっている状態です。そうすれば、世界の他の場所では満月に見えるかもしれません。しかし、南極あるいは南極に近い場所では半月に見えてしまいますよ。いいのですか?

つまり、どうやっても説明のつけようがないのです。

平面説ではいつもそうなのですが、何かしら超自然的な現象を想定しなければ、この問題は解決できません。そもそも、「地球は平面であり、天体は近距離にある」との想定自体が誤りです。その誤りの結果として発生した矛盾の解決方法がデタラメで非科学的な説明・未知の現象・超科学・超自然に求めざるをえなくなるのが平面信者というものです。つまり、こういうことです。

  • 現実の世界において「地球は平面だ!」と宣言する
  • 上の教義にとって都合の良い設定を行い、これも教義となる
  • しかし、よく考えもしないで設定しちゃったもんだから、矛盾だらけでにっちもさっちもいかなくなる
  • 結果、デタラメで非科学的な説明・未知の現象・超科学・超自然に逃げるしかなくなる

ということです。

自発光説

ということで、絶対に満月にできないことに気づいたのでしょうか、自発光説というものがあります。つまり、月は太陽の光で輝いているのではなくて、自分で光っているのだ!という論理ですね。もちろん、どういう仕組みで自分で発光しているのか、その仕組みなどほんの少しも考えちゃいませんが、しかし、それはいいことにしましょう。

しかし、ほんの少し考えれば無理だとすぐにわかるわけです。その理由は二つあります。

一つは、先の記事で説明した通り、月面のほとんどが裏側までまる見えになることを解決できません。月は地球に対して「オモテ面」しか見せてはいけないのです。そういう掟になっております。自発光だろうが何だろうが関係ありません。近距離天体モデルを採用する限り、これは絶対に解決できないのです。

そしてもちろん、先に述べたのとまるで同じ問題が発生してしまいますね。

  • 今、赤道上で、ある観測者から見て月の上半分が光る半月が観測されたとする。
  • 自発光説では、月面のある半球だけが自ら発光していることになる。
  • しかし、それを別の場所から観測すると、発光半球を異なる度から見ることになる。
  • その結果、北半球では半月より太く、南半球では半月より細く見えるはずであり、極端な場合には満月や新月に近い形に見える可能性がある。

ということになります。自発光方式を取り入れたとて、月があまりに近距離であるために起こる矛盾は解決しようがないのです。解決には近距離モデルをやめるしかありませんが、しかしそうすれば、必然的に平面説は崩壊してしまいます。

現実の月はどうかと言えば、あるときは全世界で半月に見え、あるときは全世界で三日月に見えるのです。場所によって形が変わることなどありません。

平面信者は科学的思考ができない

「非科学的だ!」などという言葉は使いたくないのです。これは、素人が何も調べもせずに「専門家」の言うことを鵜呑みにして、異論に対して投げつけるだけの言葉であり、何の意味もないからです。

しかし、科学的思考は重要なことと認識しています。というよりも、仮説とその検証ですね。何かしらをうまく説明できない場合に、人は何らかの仮説を考え出します。「もしかしたらこういう仕組みじゃね?」とか「こういう考え方ならうまく説明できるんじゃ?」とかです。

しかし、それは未だ仮説レベルの話であって、あらゆる観測事実と矛盾しないことが必要になります。この月の例において、次の点はずっと観測されてきている事実です。

  • 月のウラ面は地球からは見えない
  • 月の位相(満月、半月、三日月などに見えること)は、全世界で同じにある

もちろん、この他に月の軌道や月食の日時、月の重力によって潮の満ち引きが作られることなどがありますが、とりあえず上の二点でさえクリアできない仮説ばかりです。

しかも、ここが最大の問題なのですが、検証すればすぐに嘘とわかるようなことを平面信者が信じてしまうことです。おそらく、「はーそうかー」などと簡単に鵜呑みにしてしまい、それを検証する能力など一切ないのでしょう。

私としては、こういった人たちが幅を効かせる社会はヤバイと感じています。もちろん、もっと強大でヤバイ勢力はたくさんありますけどね。

 

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