この記事の三行要約
- 平面説ではフーコーの振り子は電磁石などによる「細工」と主張されるが、学校でも再現できる実験であり、自分たちで検証可能。
- 振り子の回転速度は緯度によって変わり、日本では数時間の観測でも地球の自転による向きの変化を確認可能。
- 「細工だ」と主張するなら、自ら実験して確かめればいいのに、そのような検証はほぼ行われていない。なぜなら、球体自転を追認してしまうからである。
平面信者は「フーコーの振り子は嘘」と主張するようです。電磁気か何かで振り子の向きを変えているのだそうです。であれば、自分でやってみれば良い話では?というのが今回のお話です。
まぁ、平面信者はチキンなので、口先ばかりで自らを否定しそうな実験は絶対やらないでしょうけれども。失敗したら球体説が正しいことになっちゃうので。
フーコーの振り子とは
言葉で説明するのは難しいですね。こちらの動画を見れば一発でわかると思います。YouTubeを検索すれば他にいくらでも出てきます。
要するに、こういうことです。
- 振り子を揺らし続けると、(宇宙空間における)振り子の向きは決して変わらない
- しかし、地球は自転しているので、目に見える現象としては振り子の向きが変わっていくように見える
- 振り子は徐々に向きを変えていき、最初の向きに戻るのは、日本の場合だと42時間後になる
ジャイロスコープはこれと同じ原理です。ジャイロの向きはずっと変わらず、地球が自転しているために、結果的に向きが変わっていくように見えるわけです。
高価なジャイロスコープでこの実験を行ったフラットアーサーが失敗した(地球の自転を証明した)話はこちらで紹介した映画にばっちり残されています。
平面信者の大嘘
さて、ここでいつものように、悪徳平面説詐欺師のエリック・デュベイが登場します。彼の主張はこのようなものだそうです。
- フーコーの振り子は、疑似科学が人々を騙す方法を示しているだけ
- 電磁石が振動面を回転させている(実際に電磁石は使われているが、空気抵抗で失われるエネルギーの補強。常設展示の場合)
- 糸のねじれ、空気の流れ、支点の摩擦でも振動面が回転する
ということは、デュベイもまた、「フーコーの振り子が本物であれば、地球の自転を認めざるをえない」という立場です。先のジャイロ実験と同じですね。
もし、デュベイが「そんなもの認めない!」と言ったとすると、次のような矛盾が出てきてしまいます。
では、なぜあなたはわざわざ「フーコーの振り子は嘘」と言っているのですか?フーコーの振り子が自転の証明だからこそ、それを否定しているわけですよね?
ジャイロに関しても同じことが言えます。ジャイロが地球の自転を検出するからこそ、それを否定していたわけです(が、失敗しました)。
では、実験してみたらいかがでしょう?
地球の自転を検出できるようなジャイロは数十万円以上するようです。一方、フーコーの振り子実験は、以下だけで済みます。
- 10-15m程度のヒモ(ピアノ線あたり?)
- 10kg前後の重り
- 風のない場所
- 半日程度なら、電磁石によるエネルギーの補強は不要
ご家庭では無理としても、たったこれだけです。実際、なんちゃら科学館や大学だけではなく、中学高校レベルで実験しているところもあります。
※ということは、やはりかなり大規模な洗脳システムになりますね。大学高校中学の先生方もまた、生徒を洗脳するために、ひそかに電磁石を仕込んで操作しなければなりません。これは大変です。ビビビビー(洗脳の音)。
なぜ平面信者は自分たちで実験しないのでしょうか?フーコーの振り子が嘘であることを、これだけで証明できるのですよ?
科学史上の大発見!フーコーの振り子はでっちあげだった!
なぜやらないのでしょう?
振り子の回転理論
振り子の回転理論を理解するのは結構難しいです。こことかここに説明がありますが、今のところ理解できていません。
ただ、一回転するのにかかる時間を求める数式自体は簡単で、「24÷sin(緯度)」です。例えば、東京の緯度を35.7°とすると、
24 ÷ sin(35.7°) = 41.2時間
ということは、東京で一時間だけ観測した場合の回転角度は、
360÷41.2=8.7°
になります。地球は実際には一時間に15°回転しているのですが、その半分を検出できるということです。6時間もやれば、8.7×6=52.4°も変わるわけですから、これはやらない手はないでしょうね。
上の計算式からわかる通り、北極(sin(90)=1)では、24時間で一回転します。しかし、赤道(sin(0)=0)では全く回転しません。その間の場所では緯度によって回転時間が異なるわけです。
追加:いや、ちょっと待てよ
書いてから気がついたのですが、そんなことする必要はないのでは?
- 平面信者の主張としては「振り子の角度は電磁力によって変化する」
- しかし、振り子の常設展示などにおいては、「空気抵抗などで失われたエネルギーを補うためにだけ電磁力を使っている」とされる。
であれば、電磁力を一切使っていない高校や大学などの振り子を見つけ、そこに磁束密度計、電磁界測定器などを持ち込めば良いわけです。
AIに聞いてみると、電磁力以外の方法で「特定の方向に回転させる」ことは不可能のようですから(空気の流れや振動では不規則)、電磁力のみを調査対象とすれば良いと思います。
いくらなんでもこの程度はできるでしょう。
追加:常設展示でのエネルギー補給方法
では、フーコーの振り子の常設展示では、空気抵抗などによって減った運動エネルギーをどうやって補給するかなのですが、こういうことだそうです。
床の中心に電磁石があり、重りが中心に近づくとセンサーで検出され、中心を通る直前に電磁石を一瞬だけONにするわけです。すると、重りの軌道はそのままで、電磁石に引き寄せられるというわけです。この仕組みはかなり単純なものです。
もし、詐欺師デュベイの言うとおり、「電磁石によって重りの軌道を変えている」のであれば、もっと複雑な仕組みが必要になりますね。
フーコーの振り子の公開実験は1851年のことで、その当時の技術はこのようなものです。
- 電気モーターがようやく実用化され始めた時代
- トランジスタなし
- コンピュータなし
- マイコンなし
- センサーなし
- サーボ制御なし
電磁石そのものはすでにあったが、主に「ONかOFFか」程度の単純な使い方だったと。
また、フーコーの実験では、67mもあったため、空気抵抗による減衰が小さく、数時間から数十時間は十分観測できたそうです。
では、1851年のフーコーはどうやって細工したのでしょう?平面信者様におきましては、これをお教えいただきたい。
追加:異論はあったのか?
さらに、AIに聞いてみました。赤部分は特に重要です。各地で再現できたのであれば、フーコーが細工したとすればそれを秘密にしておくわけにはいかなかったわけです。完全公開したでしょう。でなければ再現できません。しかしそうすると、世界各地から「フーコーはインチキだ!」という非難の声があがったことでしょう。
もちろんありました。ただし、現代の平面地球説のような「全部細工だ」という反論ではありませんでした。当時の異論は大きく分けると次のようなものでした。
- 本当に地球の自転だけが原因なのか?
- 空気の流れ
- 支点の摩擦
- 糸のねじれ
- 初期条件(振り始め方)
これらが振動面を回しているのではないか、という疑問です。実際、現在でもこれらは誤差要因として知られており、実験ではできるだけ小さくする工夫が行われています。
- 理論は正しいのか?
- 当時はコリオリ効果などの理解がまだ十分浸透しておらず、
- 「なぜ緯度によって回転速度が変わるのか」を数学的に説明する研究が続けられました。19世紀後半にはより精密な理論が整備され、誤差要因も詳しく解析されています。
- 本当に再現できるのか?
- フーコーの実験が大きな反響を呼んだため、ヨーロッパ各地やアメリカで次々と追試が行われました。結果として各地で同じ現象が確認され、フーコーの振り子は大学や科学施設に広まっていきました。
意外なことに「宗教からの強い反対」はほとんどありませんでした
一般には「教会が猛反対したのでは」と思われがちですが、歴史研究では必ずしもそうではありません。1999年の科学史研究では、フーコーの振り子そのものに対して宗教的な反論はほとんど見られなかったと指摘されています。むしろ、この実験は一般市民にも分かりやすい科学のデモンストレーションとして大きな人気を集めました。
「電磁石で細工」という主張は?
これは19世紀当時の主要な異論ではありません。理由は単純で、1851年にレオン・フーコーがパンテオンで公開した67mの振り子には、現代の科学館のような振幅維持用の電磁石は使われていなかったからです。長いワイヤーと重い重りのおかげで数時間以上振動を維持でき、その間に地球の自転による回転が観測できました。
したがって、当時の議論の中心は「本当に地球の自転によるものか、それとも実験上の誤差か」という科学的な検討であり、現代の一部で見られるような「電磁石で方向を変えている」という主張は、当時の主要な反論ではありませんでした。
どう考えても平面信者の言い分は無理筋です。


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