この記事の三行要約
- 平面説の近距離月モデルでは、世界中の観測者は月を大きく異なる方向から見ることになるため、同じ月面だけが見えるという現象は幾何学的に成り立たない。
- 仰角45°程度で互いに反対方向から同時に観測できる地点を考えると、世界中の観測を合わせれば月面の約85%、仰角30°まで含めればほぼ100%が見えるはずである。
- しかし実際には地球から観測できる月面は約半分でしかない。つまり、平面説の近距離月モデルは成立しえない。
またも決定的なことに気づいてしまいました。おそらくこれも、フラットアース批判者の誰もこれまで言っていないことかもしれません。つまり、これを指摘するのは私が世界初かもしれないということです。
月については、デュベイの詐欺説〜月食は影の天体のせい以来、いろいろと考えてきましたが、そもそも月食という現象以前の問題として、平面説においては満月という現象は不可能ではないだろうかと考えていました。というよりも、三日月だろうが半月だろうが、世界中で同じ月を見ることは不可能に思えたのです。
これについて書こうとしていろいろと考えていたら、もっと重大なものに気づいてしまいました。つまり、平面説など子供の戯言にすぎない証拠です。
しかも、太陽のケースよりはるかに悪いですね。もし平面説が正しいのであれば、常識を覆すような、月に関する驚愕の事実が明らかになっているはずです。そうでなければ、まったく辻褄があわなくなるのです。
平面説では、月のほぼ全面が常に観測できるはずだ!
球体説においては、月についてこういう説明がされます。
月の自転周期と公転周囲は同一で、地球の周りを一周すると月自体も一回転するため、地球には常に同じ面しか見せない。地球から裏面は見られない。
ちなみに、「自転周期と公転周期が同一というのは、自然に形成されたにしては不自然ではないか?」とずっと思っていたのですが、AIに聞いてみると潮汐固定というものだそうで、もともと月はもっと早く自転していたのが、この現象によって公転周期と徐々に同一になったとのことでした。そして、「公転周期=自転周期」は特に地球の月に限らないとのこと。つまり、他の月でも同じようなものがあるよと。
で、結論から言いましょう。
もし平面説が正しければ、月のウラ面のかなりの部分を人類は既に見ているはず!それも毎晩!
ということにります。計算上どうしたってそういうことになるんですよ。
球体説であっても月は比較的近いのですが、それでもかなりの距離があり、地球上の夜の部分の端の場所と端の場所とで同時観測した場合でも、月の見える部分というのはそんなに変わらないわけです。世界中どこから見ても、同じような「月のオモテ面」しか見えません。これは観測事実ですね。
しかし、平面説の場合、この事情はかなり変わります。月の高度を仮に5,000kmとしましょう。この月という球体を、世界中の少なくとも現在夜になっている地域から見た場合には、その「見える部分」というのは大きく違ってしまうはずです。というよりも、そうならないと理屈が通りません。
例えば、月を美人女優さんの顔に例えてみましょう。誰でもお好みの方にしてみてください。
今、女優さんはまっすぐこっちを見ています。いかにも正面写真のように見えます。しかし、向こうの彼方の土地、こっちの彼方の土地では、どう見えるでしょうか。右耳の形までばっちり見える斜め横顔、あるいは左耳かもしれません。
そうなんです。月(美人女優さんの顔)がこんなに近くにあるということは、時と場所によって、そのお顔のうちの見える部分はかなり違ってしまうのです。そして、向こうの彼方の土地と、こっちの彼方の土地では、90度くらい見えている角度が違うのです。ここは間違いないですよね?
では、どの程度異なる見え方になるのか計算してみましょう。ここでAIに聞いてみます。
月直下がマニラだとし、月が高度5,000kmだとします。平面地図(AE地図)で考えてみますが、緯度方向の距離は球体地球の場合と同じとします。経度方向の距離の歪みは平面地図に合わせて計算してください。この月を、仰角60度程度で観測できる都市はどこですか? 引き続き、45度、30度になる都市は?
- バンコク(約59°)
- シンガポール(約58°)
- 東京(約57°)
- パース(約44°)
- ウランバートル(約45°)
- 北京(約49°)
- モスクワ(約31°)
- メルボルン(約32°)
- アデレード(約32°)
- カイロ(約29°)
いま、月はマニラの真上にありますが、この瞬間に、これらの都市において同時に月が観測できる可能性はありますか?もちろん、同時に夜でなければなりません。
30°圏までは難しい、45°圏であれば「十分同時に夜の可能性はある、つまり同時に見える可能性はある」ということです。
では、次です。パース(約44°)と北京(約49°)では、同じ45°圏でも、ほとんど逆から月を見ていることになります。つまり、場所によっては、真反対で互いに45°という同じ仰角で同時に観測できる可能性があります。すると、どうなるでしょう?
つまり、場所によっては、45°の仰角で真反対から月という球体を同時に見ることができるわけです。すると、(平面の)地球に対して、その下半分しか見せていないとこれまで思われていた月ですが、実際にはどの程度見せていることになりますか?もちろん、南北真反対に加えて東西真反対もあります。
つまり、以下のような状態で観測できるということです。ひと目で月のかなりの部分が観測可能であることがわかりますね。
はい、AIの答え出ました。いい加減な答えではありませんよ。私自身の予測とも合います。
- 結論から言うと、近距離(月高度5,000 km)の平面モデルでは、世界全体として見れば「月のほぼ全球」が観測可能になってしまいます。
- 世界中の観測を集めれば、月面の約85%が観測できることになります。
- さらに、仰角30°まで計算に入れると、側面どころか、かなり裏側まで見えるので、世界中の観測を集めればほぼ月全体(100%近く)が見えてしまいます。
どうでしょうか?月が近距離にあるなら、月面のかなりの部分が見えていなければおかしいんですよ。しかしもちろん、これまで何度も書いてきましたが、これも太陽と同様のオトナの事情で月を遠距離に設定することはできません。それでは、地球平面上空を回っているようには見えなくなるからです。
どうしても近距離に「設定」する必要があるんです。しかしそれでは、月面のほぼ全部が見えていなければならないということになってしまいます。
これもまた、平面説の「あちらを立てればこちらが立たず」の一例ですね。平面説など成立しません。子供のお遊びにすぎないのです。


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