フラットアーサーの愚かさ(65):日本国内の計測で証明できる平面地図の矛盾

フラットアーサーのトンデモはこちら

この記事の三行要約

  • 平面地図で緯度1度あたり111.2kmとすると、日本国内(皇居―大阪城)でも実測約400kmに対し約463kmとなり、大きな食い違いが生じる。
  • 緯度1度あたりの距離を約96kmに変更すればこの区間は合うが、今度は南北方向の距離が実測と一致しなくなる。
  • つまり、平面地図は一方を合わせれば他方が合わず、日本国内の距離だけでも整合性を保てないことがわかる。

実際の実行のはかなり難しいのですが、日本国内の計測だけで平面地図の誤りを証明する試みをこの記事で説明します。

平面地図の再確認

これまでの記事では、平面説の矛盾を確認できる割合と容易な実験をいくつか提案してきました。これらは個人あるいは小グループにおいて、「とても不可能」というレベルではないはずです。海外の協力が必要な場合もありますが、ネットで協力あるいはアルバイトを頼めば何とかなるでしょう。

これに対し、この記事では、一般人にとっては少々ハードルが高い計測をする前提です。しかし、日本国内で完結しており、これによって平面説がまるで成立しえないことを確認できます。

さて、平面地図においては、緯度一度あたりの距離が球体説と同じという設定が一般的のようです。以下の同心円の間隔が一定で、一度あたりの距離は111.2kmです。

つまり、緯度方向(南北方向)は完全に球体地球と同じ距離です。しかし、経度方向(東西方向)は南に行くに従い、どんどんと球体説の値からかけ離れていきます。

ですから、例えば、オーストラリア、南アメリカ・アフリカにて東西方向を実測すれば、平面地図がまるで成立しないことは容易にわかるはずです。

しかしもちろん、北半球であっても、北極から離れるにつれて、球体説における東西距離がどんどん引き伸ばされていきます。

日本国内でも出る矛盾

そこで計算してみると、日本国内でも東西距離にかなりの違いが出ることがわかったのです。次をAIに入力してみてください。

皇居・大阪城の直線距離は、399.83kmです(Google Mapで算出)。
それぞれの座標は以下になります。

35.68548232726985, 139.75274550658727
34.68745530505574, 135.52606874753133

平面地図が正しいものとすると、この距離は実際には何kmになりますか? ただし、緯度方向の距離は球体説と同じで1°あたり111.2kmとします。 

  • ChatGPTの答え:463.02 km
  • Claudeの答え:463.0 km
  • Geminiの答え: 482.91 km

なぜGeminiだけ違うのかわかりませんが、ともあれ、地球が平面であれば、実際には60〜80kmも長いはずです。

少々南北成分が入っているので、純粋な東西成分だけにすると、割合としてはもっと大きくなるでしょうね(意味がわからない人は無視してください)。

緯度一度あたりの距離が違う?

この状態では球体説の値にまったく合わないので、もう少し緯度一度あたりの距離を縮めれば合うのではと思い、これもAIに聞いてみました。

平面信者の反論としては、「緯度一度あたりの距離を縮めればよい」と言うでしょう。もちろん、今度は、南北方向の距離が合わなくなりますが、ともあれ、この距離をいくつにすれば合いそうですか? 

  • ChatGPTの答え:95.8 km
  • Claudeの答え:96.02 km
  • Geminiの答え:92.06 km

質問に書いたように、緯度一度あたりの距離が変更されると、今度は南北距離が合わなくなってしまいます。本当は111.2kmなのに、15kmぐらい減少してしまいますね。

つまり、「あちらを立てればこちらが立たず」状態で、片方を変更すれば、もう片方が合わなくなるのです。

私からの提案

実際には、こんな長距離の計測を素人が行うことはできません。仮に可能であったとし、「一般に主張されている距離」の正しさが確認できれば、平面説が到底成立しえないことがわかるわけです。

逆に、もし平面説が正しく、球体説が間違いであればどうでしょう? これらの距離の値が嘘であるか、この二つの座標自体が誤りということになります。

平面信者の方にとっては、割合と身近な事例をもって球体説の誤りを証明するチャンスですね。私からの提案としては、衛星写真などは「合成のでっちあげ」でしょうから、何かしらの航空写真から自力で二点間の距離を算出するなどの工夫が必要かと思います。もちろん、この二点はどこでもよいですよ。東西方向にある程度離れていれば良いです。

しかし、私の予測することはこうです。

  • 東西に離れた場所の実際の距離を計測すると、球体論での値と一致してしまう。
  • そこで、緯度方向の距離が実際にはもっと短いと想定する。
  • 今度は南北に離れた場所の距離を計測する。しかし、球体説の想定する一度あたり111.2kmに一致してしまう。
  • いずれにしても平面説には一致しない。

この結果に対し、「緯度・経度が間違っている」と反論してくるかもしれません。しかし、その場合は皇居や大阪城、その他だけでなく、日本全国、さらには世界中の測量・地図・GPS・航空・海図で用いられている座標系全体が誤りであることを示し、それに代わる一貫した座標体系を提示する必要があります。

どうやっても平面地図は成立しません。

 

コメント