これまで太陽や月を観測するだけで平面説は完全崩壊することを示してきたのですが、実はまだまだあります。それは、平面説の太陽点光源モデルでは、その移動速度は一定ではないということです。
どういうことか説明しますよ。
平面説において、太陽は、(北半球の)夏至においては北回帰線上を周り、冬至においては南回帰線上です。それ以外の時期には、このあいだの軌道を周回します。ここですぐに「おかしい」とわかります。なぜでしょうか?
※赤は北・南回帰線、緑は赤道です。
この平面を太陽が一周する時間は、間違いなく24時間だからです。
※もちろん、「うるう秒」と言って、誤差を修正するためにたまに「1秒」挿入されることがありますが(知らなかった人は調べてみましょう)、基本的には24時間きっかりです。
すると、どうなるでしょうか?太陽の速度は、北回帰線上では最も遅く、だんだんと南回帰線に向かうにしたがって速くなっていくはずです。ここ間違いありませんね? 同じ時間なのですから、内側の円では遅くなり、外側の円では速くなります。いくら平面信者でも、この程度は理解できますね?
では、次にAIに計算させてみます。結論だけ引用します。
平面地図の緯度方向の距離が球体地球と同じであるとし、太陽がちょうど24時間で一周するとした場合に、北回帰線上と南回帰線上での太陽速度は? あくまで平面地図上です。
| 太陽の位置 | 軌道半径 | 円周 | 線速度 |
|---|---|---|---|
| 北回帰線(夏至) | 約7,408 km | 約46,547 km | 約1,940 km/h(約539 m/s) |
| 南回帰線(冬至) | 約12,628 km | 約79,345 km | 約3,306 km/h(約918 m/s) |
なんと!夏と冬では1.7倍も太陽の速度が違うことになります。これだけでも驚愕ですね。しかし、これは間違いありません。
平面説が真実だとすれば、平面上空にある太陽は、どういうわけかその速度を常に変更しているのです。まるで人間の作成した時間というものに合わせるかのようにです。
そして、平面説が真実であると仮定するならば、太陽が確実にこの速度で移動していることを証明できれば、平面信者さんたちの勝ちになりますね!
しかし、ここが悩ましいところなのですが、平面説近距離太陽点光源の移動速度を観測するのは素人ではなかなか難しいです。だから、今までこの件について書かなかったわけです。
しかし、これがありえないことは既に説明しています。フラットアーサーの愚かさ(23):太陽軌道に関する致命的問題を見てください。
夏至における太陽軌道と東京の位置関係は以下のようになります。これも間違いないはずです。これ以外に描きようがありません。
このとき、太陽の線速度は約1,940 km/hのはずですから、東京から観測できる太陽の方位がそれに一致しているかを観測すればいいわけです。
どういうことかと言うと、ある時刻、例えば10時としましょうか、その時刻に太陽が見える方向を観測するとします。その一時間後には、太陽はこの円弧の上を1,940km移動しますから、11時には、その方向に太陽が見えるはずです。そしてまた、その一時間後も同様です。このようにして、太陽が一時間ごとに確実に円弧上を1,940km移動していることを観測すれば良いわけです。
これを図示すると、次のような感じですね。
もちろん不可能です。観測しても無駄です。太陽軌道と東京の位置関係自体が既に破綻していますから。このことは既に説明しています。
結局のところ、夏至と冬至の太陽速度を比べるどころか、夏至だけで破綻しているので、比べることに意味がありません。ですから、この記事には何の意味もないのです。


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