フラットアーサーの愚かさ(27):「我々は騙されている!」

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この記事の三行要約

  • 世の中の公式説明に疑問を感じることがあるが、「おかしい」と思うことと「真実が分かった」と断定することは別。本当のところは分からない場合が多い。
  • アレックス・ジョーンズは人々の「もやもやを解消したい」という欲求に応える形で断定的な説明を提供したが、サンディフック事件では遺族を加害者扱いして深刻な被害を生み、巨額の賠償判決を受けた。
  • 問題の本質は、根拠を自分で検証せず、都合のよい説明に飛びついて信念と自己を一体化させる人々である。
     

我々は騙されてます

もちろん我々は多くの面で騙されていますよ。

私自身が「騙されてたんだ!」と気づいたきっかけは、日航123便御巣鷹山墜落事件です。たまたまその関係のYouTube動画を見て、その一本だけで確信しました。これについては、森永卓郎も「おかしい」と言い続けてきたことですね。もちろんテレビでは言いませんでしたが、ラジオや記事ではずいぶん前から言い続け、『書いてはいけない』にも書いています。

しかし、本当は何が起こったのかはわかりません。日本政府、自衛隊、米軍、米政府などが関わって真実を隠し、日本政府がウソの公式発表をしたことは、状況証拠からあまりに明らかですが、本当に起こったことは諸説あり、確信は持てませんね。

例えば、自衛隊の演習用ミサイルがうっかり当たってしまった説やTRON技術者を故意に皆殺しにした説などです。

アレックス・ジョーンズとサンディフック事件

普通の日本人はなじみがないかもしれませんが、アレックス・ジョーンズという「陰謀論者」がいます。彼は早くから9/11陰謀論などを唱えるなどし、後の「陰謀論者」、というよりも「真実探求者」に多大な影響を与えました。

もちろん私自身も、9/11事件の公式発表はまるでウソと考えています。あらかじめビルに爆弾が仕掛けられていた制御解体以外にはありえません。この点は明らかですが、私に言えるのはここまでですね。

ジョーンズにはそういった功績もあるものの、その一方で、デタラメな説を流して世間の人気を集め、多大な迷惑をかけてきました。例えば彼は、2012年のサンディフック小学校銃乱射事件について、

  • 事件はでっちあげである
  • 遺族や生存者は俳優(Crisis Actor)である
  • これは銃規制推進のための偽旗作戦である

として、被害者遺族を共犯者や加害者かのように扱ったため、遺族は脅迫や嫌がらせを受けることになりました。しかし結局、遺族が名誉毀損でジョーンズを提訴し、15億ドルの賠償判決が下されました。

詳しくは知りませんが、サンディフック事件には不自然な点も多々あったのかもしれません。しかし、遺族側としては、家族を殺された上、犯人扱いされたことは事実です。

もやもや解消需要とその供給

私が言いたいこととしてはこうです。

  • たしかに不自然、たしかにおかしい
  • しかし、本当はどうなのかわからない
  • そこで、もやもやとし続ける
  • このもやもやを誰か解消してくれないか?。

ここで2つの道に分かれます。

  • もやもやを抱えたまま生きる。「人生わからないこともあるさ」
  • 一気にその解消に飛びつく。「誰でもいいから、このもやもやを解消してくれ!」

ジョーンズのような人間のやってることは、

  • 人々のもやもや解消需要に対し、「これが真実だ」とよく調べもしない解決策を供給して人気を得る

ということです。当たってればいいのですが、はずすと先のように悲惨なことになります。

弱い人間の特性

しかし私は、ジョーンズだけを責めるわけにはいかないと思います。

  • 誰かが言ってることを検証もせずにそのまま受け入れ、オウム返しするだけの人。
  • 彼の言うことが本当にそうなのか、自分で少しでも確かめようともしない人。
  • 何よりも、自身の「もやもや解消」が最優先の人。
  • そして、他者から「本当にそうなのですか?証拠はあるのですか?ここがおかしくないですか?」と言われても答えられない人。むしろ怒りだす人。

本当の問題は、こういった人たちです。これは何もジョーンズの支持者に限りません。あちこちで見られます。

ジョーンズのような人物は確かに本当のことを言うこともあります(もちろんこれは私の意見です)が、必ずしもすべて正しいとは限らないのです。ジョーンズがどの程度の比率かわかりませんが、80%は本当でも20%はウソかもしれません。

そして、需要側の人間は精神的に弱いのです。弱い人たちにとっては、「もやもや解消吸引力」が極めて強く働き、そちらに安易に引っ張られてしまいます。しかも一旦信じ込むと、何を言われてもその信念を決して曲げようとしないところが厄介な点です。

弱い人間というのは、いったん信念を持つと、それと一体化してしまい、自分の身体の一部のように認識するのです。疑問を投げられたり、批判されたりすると、あたかも自分の身体が攻撃されたかのように防衛反応を見せるだけです。

もやもや解消!フラットアースとその先

何を言いたいかわかってもらえたと思います。フラットアーサーというのは、そういった多くの種類の弱い人間と同程度でしかないことです。

「言われたことを丸呑みし、自分で調べない・考えない、疑問や批判に答えられない、再考しない」、それがフラットアーサーの姿です。

以下の話の知人女性はフラットアーサーではありませんが、たしかにそういったもやもやを抱えたと言っていました。フラットアースに共感程度はしているようです。

しかし、さらに悪いことには、フラットアーサーの中には、こういう勘違いをする人間が多いのです。これも弱いからこそ、こういう姿勢をとりたがるのです。

 

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