この記事の三行要約
- 東京の夏至における日の出・日没方位や太陽軌道の位置という、平面説側も認めざるをえない前提を平面地図上に描くと、観測される太陽の動きと大きく矛盾する。
- 平面説モデルでは太陽が天頂より北側にある時間が不自然に長くなり、日の出・日没の位置も実際の観測値(真東・真西から約30°北寄り)を再現できない。
- 実際には夏至の東京で太陽は約10.5時間にわたり天頂より南側にあるが、平面説地図ではその時間帯も一致せず、モデル自体が観測事実を説明できない。
フラットアーサーの愚かさ(22):平面説太陽の角速度は一定になりえないという記事を書き直しました。赤道式日時計の目盛りが等間隔であることを示し、現実の太陽の角速度が一定であること、平面説モデルでは絶対にそうならないことを示しました。そこで、フラットアーサー様御用達赤道式日時計の目盛りを作ろうと四苦八苦してAIに指示していたのですが、どうもうまく計算してくれない。なぜかというと、計算の前提自体に重大な問題があったからです。それを発見したので以下に説明します。
平面説では太陽が半分に見えるはずだとか、角速度が一定にならないはずだとかの、はるか以前の致命的問題です。これはおそらく世界中誰もまだ言っていないことだと思います。この致命的欠陥を指摘するのは私が世界初かもしれない。「そんなこたないぞ!」という方はご連絡ください。振り返れば、なんでこんなことに気づかなかったんだと思うようなことですが。
ここでは、東京の夏至を考えてみます。球体地図でも平面地図でも以下の条件は同一だと思いますが、
- 観測地点:東京、北緯35.7°(自転軸からの距離6038km)東経139.77°
- 太陽軌道:北回帰線上、北緯23.44°(自転軸からの距離7403km)
- 観測地点の日の出:4:45、太陽の位置は東経31.0°
- 観測地点の日没:19:15、太陽の位置は西経111.5°
※平面説の場合「自転軸」とは言わず「地球の中心」でしょうから言い換えてください。
ともあれ、これらの数字は認めざるをえないはずです。
では、この条件のもとに平面地図の上に太陽軌道を描いた場合、どんな軌道になるでしょうか?もちろんAIに作らせたので自分で検証してください。
おや?夏至での東京の昼のほとんどで、太陽は天頂より北側にあるのでしょうか?この図に反して、現実には日中のほとんどの間、太陽は天頂より南側のはずです。しかし、このモデルでは北側の時間の方が大きくなってしまっていますね。
そして、この図においては、東京の夏至における日の出・日没がかなり北の方になっていますね。たしかに現実でも天頂より北よりになりますが、こんなに北ではありません。実際の国立天文台のデータでは、それぞれ北側に30°です。つまり、
- 日の出は真東よりも30°北より
- 日没は真西よりも30°北より
これを点線で表して伸ばすと、太陽経路との交点がその時点の現実の太陽位置になります。紫線は日の出方向を示し、その交点が実際の太陽の日の出位置、緑線は日没を示します。
つまり、フラットアーサーも認めざるをえない正当な前提から出発し、平面地図に太陽経路を描いてみると、観測事実とは全く異なってしまうのです。
再度ですが、最初の前提は、球体説・平面説いずれの立場でも正しいはずです。
- 観測地点:東京、北緯35.7°(自転軸からの距離6038km)東経139.77°
- 太陽軌道:北回帰線上、北緯23.44°(自転軸からの距離7403km)
- 観測地点の日の出:4:45、太陽の位置は東経31.0°
- 観測地点の日没:19:15、太陽の位置は西経111.5°
しかし、これを平面地図で表現すると、現実に観測できる日の出・日没位置が正しく表現できません。
そして、東京の夏至のあいだ太陽が天頂よりも南側にあるのは、現実には6:30頃〜17:15頃のあいだです。全14.5時間のあいだの10.5時間です。平面説地図では全く合致しませんね。平面地図において太陽が天頂より南側にあるのは、赤で表した時間帯のみということになってしまいます。
平面説は矛盾だらけですが、これ一つをとってみても、「全く成立しない」ことがわかると思います。現実とは何のつながりもありません。




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