フラットアーサーの愚かさ(41):太陽を見るだけで平面説完全論破

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この記事の三行要約

  • 現実の太陽を観察・計算するだけで、「地球平面の上空を近距離の点光源太陽が回る」という平面説モデルが観測事実と矛盾し、成立しないことが明確になる。
  • 太陽の沈み方、角速度、見かけの大きさ、天空での軌跡、各地から見た方向、仰角など現実の観測と平面説モデルは一致しない。
  • AIを使えば誰でも簡単に計算や作図で検証できる。つまり、近距離天体モデルを採用する限り、平面説は成立しえないことが確認できる。

結局のところ、太陽を観察するだけです。それだけで平面説は真っ赤な嘘とわかります。

これまで見てきたように、「地球平面の上空を太陽点光源が回転している」というモデルでは、現実の太陽の動きを説明できません。観察事実とは全く相容れないことが容易にわかります。

一目でわかることもありますが、平面説太陽点光源モデルに具体的な数字を入れ、計算してみることも必要になります。条件を入れればAIが計算や作図もしてくれるので、現在は誰でも簡単にできるでしょう。ただし、本記事の最後に注意事項があります。

現実の太陽は沈んでしまう

既に何度も出してきました。こちらの説明をどうぞ

これについて、フラットアーサーは「遠くに行っただけ」「遠近法で見えなくなる」という言い訳をするようです。

では、少なくとも完全に隠れる直前の太陽を高倍率望遠鏡で見れば太陽全体が見えるはずですが、そういう報告はありましたか?

わからないフラットアーサーのために、もう一度言っておきます。あなた方は、「球体説では見えないはずのものが見えた、だから地球はフラットだ!」とよく言ってますね?しかし、「見えるはずのものが見えない」のは無視ですか?しかも、太陽という、どうやっても隠れようのないものですよ?

現実の太陽は角速度一定

現実の太陽は角速度一定ですが、平面説太陽モデルではそうはなりません。ここで説明しています

現実の太陽の角速度が一定になる理由は、太陽がはるか彼方にあり、地球の自転速度が一定であるためです。平面説太陽点光源モデルでは、観測者から見た角速度が一定になることは、逆立ちしてもありえません。

例えば、以下の図は、東京の夏至用の平面説太陽に合わせた赤道式日時計の計算上の目盛りですが、昼頃に太陽がスピードを早めることがわかります。これは当然の結果です。

現実の太陽の見かけの大きさは常に同じ

現実の太陽は、その視野角が常に変わりません。つまり、見かけの大きさが常に同じなのです。この理由は、先に説明したように、太陽がはるか彼方にある巨大な物体であるため、地球の自転によって観測者と太陽の距離が若干変わろうが、見かけの太陽の大きさは大した違いにはならないからです。

しかし、平面説太陽点光源モデルでは、そうはなりえません。ここでは、太陽は極めて近距離であると想定されています(遠距離だと都合が悪いためです)。太陽が真上に来たときの見かけの直径をDとすれば、60度の方向に太陽が行ってしまったとき(地平線からは30度のとき)には、その見かけの直径はD/2、つまり半分になるはずですが、そうはなりません。太陽の見かけの同じは常に同じです。

さらに、平面説太陽点光源モデルにおける、東京での夏至と冬至における太陽の仰角から計算してみれば、冬至の太陽の見かけの直径は夏至の53%になるはずですが、そうはなりません。常に同じです。

この件はここで説明しています

現実の太陽は、例えば、夏至の東京では日中のほとんどで天頂の南側にある

計算上の具体的な数字が必要なため、東京の夏至と限定しましたが、他の場所、季節でも同じことです。少々わかりにくいのですが、ここで説明しています

  • 観測事実としては、東京における夏至の太陽は、日中のほとんどで天頂の南側にあります。誰でもわかること、確認できることです。
  • しかし、平面説太陽点光源モデルを実際に計算し、作図してみると、日中のほとんどで天頂の北側にあることになっています。
  • さらに、平面説太陽点光源モデルでは、日の出・日没があまりにも北によりすぎています。理論値・実測値とは全く合致しません。

こんなことは、上の平面説太陽軌道図を作成してみれば、誰でも一発でわかることです。観測事実とはまるで矛盾してしまうのです。

現実の太陽は日本列島の各地でほとんど同じ方向に見える

現実の太陽は日本列島の各地でほとんど同じ方向に見えるはずです。その違いは、計算上数度にしかなりません。札幌において、「こっちの方向に太陽が見える」とすれば、同時刻に那覇では「ちょっとだけ違う方向(数度の違い)に太陽が見える」ということになります。

ところが、やはり具体的な数字として夏至の場合の平面説太陽点光源モデルを計算してみると、日本各地で太陽の見える方向が大幅に異なってしまいます

以下は夏至の日に東経135°に南中したときの太陽位置と、各都市の位置関係を示しています。近距離太陽モデルでは、どうやってもこの状況は避けられません。これを見ると、那覇と札幌では太陽を見る方向が80°以上も異なっています。

これをどう説明するつもりですか?フラットアーサーの皆さん。

現実の太陽では仮想的緯度≒仰角になる

これは北極星についてさんざん説明してきたことと全く同じことです。北極星の仰角≒緯度になりますね。

動かない北極星に比較して、太陽は動き回るので若干面倒ですが、こう考えてみてください。例えば、ある瞬間にマニラが太陽直下になるとします。この時に、マニラを仮想的に北極とみたてて、新たな緯度線を描くことにしましょう。この概念を図に示します。

※これはあくまで球体地球であり、マニラの上から見た仮想的な地図です。

そして、この瞬間に、世界各地で太陽の仰角を観測すると、その地点の(新たな仮想的)緯度とその仰角値は一致します。つまり、その瞬間の太陽直下点(マニラ)を新たな北極とみなせば、その瞬間には北極星と同じ関係が成立します。

しかし、これは平面説太陽点光源モデルでは矛盾してしまいます。だからこそ、未だに平面説太陽モデルにおける太陽の高度が定まらないのです。各地点で計測した太陽の仰角を近距離点光源モデルに適用しようとしても矛盾が発生するのです。

これは、北極星仰角について説明したことと同じ理屈です。

まとめ

最後の点以外は誰でも簡単にわかることです。必要なことは、

  • ほんの少しの常識
  • 太陽点光源モデルの振る舞いを計算したり、図を作成すること。これはAIがかなり助けてくれます。

これだけで、平面説太陽点光源モデルが成立しないことがわかります。そして、これは、点光源モデルではなく、ドームへの投影やドームに張り付いた太陽であっても変わりません。

そもそもの近距離天体モデルを捨てない限りは、この矛盾を解消できません。しかし、平面説の成立に近距離天体モデルは必須ですから、結局のところ、平面説自体が成立しえないと結論づけられます。

AI利用の際の注意

フラットアーサーの愚かさ(23):太陽軌道に関する致命的問題において、平面説太陽点光源モデルの作図をAIにやらせてみたのですが、最初のバージョンが間違ってることに気づき、修正バージョンを出しました。

Claudeに作図させたのですが、太陽軌道や位置関係は正しいのですが、それを鏡に移したかのように反転して作図していたのです。ChatGPTに見せて「これおかしくない?」と問うと、「大丈夫です、間違ってません」と言うのです(笑)。

どう考えてもおかしいので、ChatGPTを問い詰めていくと、最後には「あなたの言うとおりです」と言ってきました。そもそも、Claudeによる作図のもとになるデータをChatGPTに作らせた時点で間違っていました。先の記事の最後にもありますが、正しいデータは以下です。これも間違っていたら教えてください。大きくは間違ってはいないと思いますが。。。

  • 夏至の日、東京において、太陽を観測した場合の各種値(理論値)
  • すべての時刻は日本標準時。
  • 観測地点:東京、北緯35.7°(北極からの距離6038km)東経139.77°
  • 太陽軌道:北回帰線上、北緯23.44°(北極からの距離7403km)
  • 観測地点の日の出:4:45、太陽の位置は東経244.25°
  • 観測地点の日没:19:19、太陽の位置は東経25.75°
  • 参考地として東経135.00°(明石天文科学館)における南中時刻は12:02

 

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