全く参考にならないミンダナオ島タキュロン市観光ガイド

気が向いたので、フィリピン・ミンダナオ島のタキュロン市のガイドでも書いてみます。行こうって方はいないと思いますが、ある程度のスリルを求める方は自己責任でどうぞ。この話は2015年12月のことです。

ちなみに外務省の勧告はこんな感じです。人質になったり、爆破されたりしてニュースにならないように。

ミンダナオ島ダバオ市の様子

以前書いたように、そもそも、ドゥテルテが市長を努める(大統領になる前)ダバオ市は治安もよく、非常に良いところだと英語の先生から推薦されていたので、そこを観光して、かつそこで彼女ら夫婦と落ち合う予定でした。しかし、直前に彼女が妊娠したというので、バスでの長旅はしんどいだろうと、私が旦那の実家のあるタキュロンに行くことにしたんです。

ダバオには夜到着し、ホテルはHousemates Dormitelというところ、翌朝早くに出発しなければならなかったんですが、近くのSM Lanang Premierというショッピングセンターに行ってみます。これはどう見ても日本と変わらない巨大ショッピングセンターです。

普通に日本のカップヌードルカレーとか焼きそばUFOとかも日本語のまま売ってますが、高いです。日本の二倍位します、かなりの高級品ですこれは。フィリピンにおいては金持ち向けの商品です。

だいたい、マニラでもコンビニというのは高級店です。ガードマンがいますし、近づくとドアを開けてくれたりします。

さて、ダバオでとったホテルなんですが、驚いたことが二つばかりあります。一つは従業員がクリスマスの準備のようで、空き時間にダンスの練習をしていたこと。日本じゃ考えられませんが、客がいなければ楽しんでるんですね。それと、バスルームのトイレです。タキュロンのホテルでもそうだったのですが、蓋も便座も無いんですよ。大用の便座がなく、大も小も便座無しです。マニラではこんなことはなかったんで面くらいましたね。

ショッピングセンターに行く途中で見かけた乗り物はこんなのです。トライシクルというバイクのサイドカーをさらに発展させた、日本じゃ完全に道交違反ものの乗り物です。ここではガイドがいないので乗りませんでしたが、タキュロン市でもっとスゴイのに乗ります。

タキュロン市へのバス

翌朝早くにタクシーでバスターミナルに向かい、バスを探します。当然、行き先案内などは無いので、その辺にたむろしてる現地人に聞くと、「タクロン(現地人はこう発音する)行きは、あのバスだ、**ペソだ、ここで払え」というのですが、彼女の教えてくれたバスでは無いようです。「クーラー付のがある」と言われたんですね。そうなんです、クーラー付と無しでは値段が違うのです。

ところが、そのバスにやってきた運転手に聞いても、これしかないと。仕方なくそれに乗ったんですが、先の現地人の言ってた値段より安いものでした(笑)。

ちなみに、後でわかったんですが、直行便はこれしかないが、途中のへネラル・サントス(現地人はジェンセンと言ってる)で乗り換えれば二つともクーラー付だったんです。こちらのはちゃんとTacurong Expressと書いてありますね。直行便です。

途中は、おおよそボロ道です。付近は田園風景、牛が放し飼いだし。素晴らしいところです。

彼女は「以前、ムスリムがスクールバスを爆破したことがあったから気をつけろ」というんですが、気をつけてどうなるもんでもないので、ほぼ気にしませんでした。どの位乗ってたか思い出せないのですが、たぶん午前7時から午後2時位だと思います。

タキュロン市に到着

フィリピン内でもネットは使えたし(成田でイモトのWiFiを借りてました)、GPSで位置はわかったので、適宜彼女に「今どこにいる」と伝えていたところ、「ここで待ち合わせよう」と言われた市中心部のジョリビーで降りると、そこで夫婦が出迎えてくれました。

–> ここ記憶違い。現地の電話会社SMART社のSIMを入れてたので、GPSの情報をSMSで伝えてたんだと思います。こんな田舎でイモトのWiFiは使えません。

ちなみにジョリビーというのは、フィリピンを席巻しているファストフード店です。マクドナルドも勝てません。なぜなら、、、マクドナルドは長らくライスを出さなかったからです。

そうそう、それで思いだしました。最初にマニラに行ったときに、取引先の女性秘書が観光ガイドしてくれたんです。「腹減ったか?マクドナルド行こう」というので、ついていき。「何食う?」というので「ビッグマックかな」というと、「ライスつけるか?」というんです。「いやいや、ビッグマックにライスつけないでしょ。ってか、ここライス出すの?」。

秘書はマクドナルドのカウンターに行った後で、トコトコと帰ってきて聞くわけです、「レタス無いって言ってるけどいいか?」。さすがフィリピン、てきとー。

そうなんです、フィリピン人は何を食べようとも、ライスは必ず食べるんですね。そのニーズを満足させた最初のファストフード店がジョリビーで、未だにフィリピン1なんです。

ちなみに、彼女も旦那もジョリビーなんか入りませんけどね。二人とも自然派なので。旦那の方は「なんであんな店に入るんだろう」とぶつぶつ言ってました。

これは別の店で私のとった昼食。何だったか忘れましたが、後で聞いたらスープはモリンガ(マルンガイ)入りだとか。これには素晴らしい効能があることを後で知ったんですが。フィリピンではその辺に生えてる草みたいなもののようです。

続く。。。

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