ジョン・ロビンズ:米国の新しい食事

バスキン・ロビンズ(サーティワンアイスクリーム)の跡取りの地位を捨て、それとは真逆の道を進んだジョン・ロビンズの話です。

ジョン・ロビンズ氏紹介

司会者:皆さんご参加いただきありがとうございます。サンフランシスコのランチライムに、そしてAuthors At Googleへ。私はレイチェル・マロンです。本日は、著者ジョン・ロビンスをお迎えすることに興奮しています。

ジョン・ロビンスは9つのベストセラーの著者で、トータルで300万部以上を売り上げており、26の言語にも翻訳されています。彼の本としては、「Food Revolution」 「Diet For A New America」(邦訳:エコロジカル・ダイエット)最近のものとしては、「no happy cows dispatches from the front lines of the food revolution」です。現在彼はハフィントンポストのブロガーとしても活躍しています。

慈悲深く健康的な人生の唱道者として、ジョンはレイチェル・カーソン賞を受賞しています。アルバート・シュバイツァー人道賞、the piece Abby’s courage of conscience 賞、green America’s lifetime achievement 賞、その他の賞賛を受けています。素晴らしいです、ジョン。

Baskin Robbins アイスクリーム帝国の唯一の跡取りであり(訳注:日本ではサーティワンアイスクリーム)、ジョン・ロビンスは父の後を継ぐべく育てられました。しかしBaskin Robbinsとは別の道を歩むことにし、より深い米国の夢を追いかけることにしたのです。社会の夢、その良心に即した平和というものです。それがすべての生き物と共存し、尊重することだからです。

ジョンはEarth save international の設立者でもあり理事長・名誉教授でもあります。また、これまで多くのNPOの取締役として活動してきました。彼の活動はサンフランシスコ・クロニクル紙、LAタイムズ紙、シカゴライフ紙、ワシントン・ポスト紙、ニューヨーク・タイムズ紙、フィラデルフィア・インクワイヤラー紙、タイム紙、USニューズアンドワールドリポート、ニューズウィーク誌、その他多くの主な新聞や雑誌に取り上げられています。彼の人生と仕事は、また賞をとった「Diect For New America」という一時間のPBSスペシャル番組でも取り上げられています。この本は本日お話し頂く内容です。彼は奥様と45年間暮らしており、息子さんのオーシャン、その奥様のミッシェル、お孫さんも。カリフォルニア・サンタクルズの郊外です、彼らの家はすべてが太陽光発電電力で賄われています。

ジョンのウェブサイトとしては、www.johnrobbins.infoで、そこにより詳細があります。暖かくお迎えください、ジョン・ロビンスです。来てくださってありがとう。

子供の頃はアイスクリーム三昧でした

ロビンズ:ご紹介いただいたように、アイスクリーム会社ファミリーの中に生まれました。Baskin Robbins 31 Flavorsです。私の父と叔父が設立し、所有し、育ててきた。私は唯一の息子で、妹はいましたが、弟はいませんでした。父を私を跡取りとして育てたのです。それが私の人生というのが、彼のプランでした。いつかBaskin Robbinsへと。私の子供時代はそのようなものでした。世界一のアイスクリーム会社、数十億ドル規模の会社です。その予定だったんです、そうするということが。

それが好きでした、アイスクリームを食べて育ちましたからね。いや、今は食べませんよ。人々はときどき私を見ると、私に可哀想と思うような視線を送るんですが、「そんな顔しないでくれ」と言うんです、本当に私は子供時代には十分なアイスクリームを食べました。人生20回分位のね。

自宅の裏庭には、アイスクリーム・コーンの形をしたプールがあり、冷蔵庫には、31のすべてのフレーバーと実験的なフレーバーがつまっており、すべての子供の夢ですね、ある意味では。ある意味ではね。ですから、すぐにアイスクリームが出てきました。朝食にアイスクリームを食べましたし、これはほんとですよ。実際には気持ち悪くなりますが。しかし、影の部分もあるんですよ。アイスクリームは本当に健康的な食べ物ではないんです。ケール(青汁)ではありませんからね。シャーベットにいくらか果物をトッピングしようが、相変わらず糖分過多です。いくつかのフレーバーは高脂質ですし、その脂質というのは、飽和脂肪酸ですから、健康的ではありませんね。

叔父はアイスクリームで死にました

ですから、人がたくさんたべると、健康問題を引き起こすんです。私の叔父、Bert Baskinは、父のパートナーで、義理の弟でしたが、54歳のときに心臓発作でなくなりました。非常に大きい男で、アイスクリームをたくさん食べてました。彼が亡くなったとき、父に聞いたんです。「どう思う?何か関係があると?」「叔父の致命的な心臓発作と、彼が食べていたアイスクリームの量に」父は私を見て、そして鋭い目つきでこう言ったんです、「NO、NO、NO」「心臓が疲弊して働くなっただけだ」と。彼の言い方、声の調子は、他のことも言っていたんです。その質問は決して二度とするなと。私の言うことわかります?心理学者のジョン・ブラッドショーは、よく言ってたものですが、家族の中に「話さないルール」があると。タブーの話題ですね。ある家族では、絶対に話さないものが。

リビングルームに象がおり、大きな空間を占めているんです。(訳注:「明らかに見えるのに無視する」の意)しかし、誰も言わないんです。ある種の家族の動態があり、その話題について話す能力が無いんです。私の家族の大きな象は、関係性です、アイスクリームと、心臓疾患、アイスクリームと健康です。あるいは、食事と健康でさえです、そこに関係性はあるのか。そこを掘り下げだすと、たちまちアイスクリームと心臓疾患に至るんです。

私の父は、その可能性を考慮することさえ拒否していました。そこに関係性はあるのかという。私は理解してました、なぜそうしたくないのか。叔父が亡くなるときまでには。1968年のことです。父は、より多くのアイスクリームを作り売っていました。これまでに地球上に存在したいかなる人類よりも多くね。

アイスクリームは害です

彼は考えたくなかったのです、この家族の製品が誰かを傷つけているなどとは。まして、彼のパートナー、義理の弟、私の叔父を死に追いやったなどとは。しかし、私はこう感じました、むしろ感じるべきだと、考える必要があると。そこに関係性があるのか。見ればみるほど、そこに関係性があると感じたのです。心臓疾患ばかりではなく、糖尿病ですね。父は糖尿病を患いました。深刻なものです。後にですが。家族の誰もが、体重に関する様々な問題を抱えていました。

明確にしておきたいことは、Baskin Robbinsという会社についてではないんですよ。アイスクリームです。Ben & Jerry’sを知ってますよね。(訳注:もう一つのアイスクリーム会社)ベン・コーエンはすごい男です。平和活動家であり、とてもアクティブな人です。でかい男で、たくさんアイスクリームを食べました。Ben & Jerry’sの共同設立者です。そして40代遅くに5回のバイパス手術を受けました。たくさんアイスクリームを食べるとこういったことが起こるんです。

もしアイスクリームビジネスにいるなら、もしBaskin Robbinsから誘いを受けたら、私はわかっているつもりですが、人々にできるだけ買って欲しいですよね、それがビジネスモデルです。そういう仕組みです。ですから、彼らにたくさんアイスクリームを消費してもらいたいんです。

アイスクリームとの決別

しかし現実としては、食べ過ぎると、健康問題が発生するんです。私は実際に板挟み状態になったんです。一方では、多額の経済的安全があり、一方では私の完全性です。私は完全性をとりました。父に話したんです、こういった状況では後を継ぐことはできないと。この会社でこれ以上働くことはできないと。

私は明確に言いました
「父さん、今はあなたが育った時代とは違うんだ」と。
「僕達は、核の影の下に生き、いつでも言うに耐えないことが起こりうるし、」
「僕達は、人間の行動によって環境が急速に悪化する中で生きているし、」
「僕達は持てる者と持たざる者の差が拡大する中に生きている」
「僕の目には、これでは社会の安定性や安全性はもたらされないと思う。たとえ富裕層や特権階級であっても」
「これはこの社会の隠れた基礎構造なんです。」
「僕達は、60億人がこの地球に住む時代に生きています。」(訳注:60,000(millions)と言っているが6,000の間違いと思われる)
「その多くで、子どもたちが毎日飢餓のために亡くなり、その一方、どこかで豊富な資源が捨てられているんです。」

私は父に言いました、
「わかってますか?」
「これらの問題が僕にとっては、圧倒的なものなんです」
「32番目のフレーバーを生み出すことが、僕の人生でやるべきことではない。」

彼は、彼なりの部分でわかってくれました。しかし、私自身は、自分に真実でありたかったんです。ですから、完全性を取り、去ることにしたんです。それとともにお金からも。自分の完全性と選択に沿うようにですね。

「Diet For New America」がベストセラーに

父に言ったんです、お金は必要無いと、資金も必要無いし、何にも依存したくなかったんです。彼の財産、彼が達成したものからは1ドルたりとも。そこに妻がいますが、46年間やってきました。我々は立ち去り、非常にシンプルな「大地に帰れ」的なログキャビンと自分達の食料を得るようになったんです。10年間は、それが我々の食料の95%でした。しかし少し振り子の戻りがあったんです。家族を養い、冗談めかして、あるいは半ば皮肉として言ったんです。笑いながら、「ルームサービスが遅いな」と。本当に笑いました。非常につましく暮らしていたのですから。

我々の土地で食物を作り、それに依存していたのですから。最終的に私は「Diet For New America」を書き、ベストセラーになったんです、100万部以上です。ある種の現象になりましたね、6万の手紙を受け取ったんですよ。実物の手紙ですよ、メール以前ですから。私の本を読んだ人が私とコンタクトしたいと、そのほとんどすべての人がそう言いました。これが私を深く感動させたんです。どうか変わることができるのか?何ができるのか?本の内容について少しお話しします。なぜそんなに多くの人がそういった反応を示したのか。実は最近25周年記念エディションを出したところなんです、「Diet For New America」の。新しいエピローグを付けてですね。私自身によるエピローグのようなものですが。これまで何が起こったかです、それも少しお話しします。

食肉産業に何かが起こっている

基本として、何かが起こっているんです、現代の食肉産業に、それとデイリー産業、鶏卵生産、動物工場産業に。多くの人は知らないでしょう。業界としても人々に知られたくありません。事実、多くの州立法において、今年から彼らが始めたことは、いわゆるag-gag法案というものです。この法律は、屠殺場におけるビデオ撮影、写真撮影を重罪にするというものです。あるいは、餌場や工場の農場においてですね。なぜなら、一連の告発があったからです、米国人権団体や、動物保護団体、殺害に対する慈悲を持つ人々。

ある動物保護団体は、労働者として潜入し、これらの場所を隠しカメラで撮影したんです。そこで行われていることがあらわになりました。それを見た人々は驚き、その残酷さを遺憾に思いました。

衛生状態が悪く、有刺鉄線に牢屋。人々は怒りました。カリフォルニアの肥育場でのことですが、学校給食における、最も大きな食用牛供給メーカーですね。そこでは、すべてのルールが破られており、それほど多くのルールはありませんが、すべてが破られていたのです。

ですから、業界としては、この種のビデオを排除したいんです。何が起こっているのか知って欲しくないですからね。知られてはこまるんです、これはアウェアネスに対する戦争ですね。そしてag-gag法案はそれを違法行為にするんです。4州か5州で可決されました。さらに12から14州でそれを行おうとしています。本当に懸命なのです。これらの法案はどれもほとんど同じです。ALECによって書かれました、American Legislative Exchange Councilです。隠れ蓑としてのフロントグループです。

食品業界の秘密のベール

基本的に彼らは、ベールを降ろして剥がせないように努力しています。人々に知られないように。私はそのベールを取り払おうとしています。25年間やっています。人々が見れるように。我々には権利があります、食物がどのように作られ、どこから来ているのかを知る権利が。実際には、どんな動物でも知りたいと思うでしょうね。基本的な生物的なものですよ。

何かを食べる前に、安全なのか?言われた通りのものなのか?その背景ストーリーは?ここにどうやって来たのか?私にとって健康的か?食べると何が起こるだろうか?食料業界は、我々に代わって食料を調達してくれますね。食料が問題ではないし、食料に対して怖がらせようとするものでもないんです。怖がって欲しくもないし、むしろ愛してほしいんです。しかし、彼らが食料に対して行っていることは、愛せないですよ。

今日の食料を遺伝子組換えしてみたり、毒物を生成し、食料の中にそれが残留していたり、これらは我々を害するのです。生物圏にも害を及ぼします。我々が依存し、我々の経済が依存するものです。そして、我々の未来が依存するものです。我々は、そこで何が起きているかを暴くんですが。。。食肉産業、デイリー産業、鶏卵産業ですね、特に。

人々には選択の自由がある

私がそれをするのは、人々に選択の自由があるべきと思うからです。あなたに何を食べろと指図するためではなく。これは重要な違いなんですよ。私自身は、おおよそ植物食です。事実上ビーガンです。あなたにそうなって欲しいと言うものではありません。しかしあなたに完全性、真性さを持って欲しいのです。あなたが誰で、価値は何で、心にあるものは何か。それがあなたに最高の人生を可能にするものです。それがあなたの決断と決意です。

しかし、選択ができないのです、正直に言えば、正確な情報がなければ。そして業界はそうしてもらいたくない。懸命にそういった情報からあなたを遠ざけようとします。私はそれができるように懸命ですが。彼らにとって目の上のコブですね。とっても嫌われてます、構いませんが。

知ってほしいことは、現代の食肉産業は、動物を全く違うやり方で扱っているということです、多くの人々が農場に抱くイメージとは。ラスとティミーの牧場とは違うのです(?)。

偽広告

彼らは写真を使います。美しい。。。。例をあげましょう。カリフォルニアミルク生産組合は、広告キャンペーンを行いました。「HAPPY COWS」という。国家的なキャンペーンでした、数億ドルを費やした。キャッチとしては、「GREAT CHEESE FROM HAPPY COWS」(偉大なチーズは幸せな牛からやってくる)です。「HAPPY COWS FROM CALIFORNIA」(幸せな牛はカリフォルニアから)そして全国にカリフォルニアのチーズを売るのです。

我々はウィスコンシンと競り合っているんです。最も大きなデイリー産業州はどこかと。その写真では、牛達は美しい緑の草原で放牧され、草をはみ、この写真はニュージーランドのオークランドで撮られたものなんです。カリフォルニアのデイリー産業はセントラル・ヴァレーにありますからね。

特にサン・ホアキン渓谷です。砂漠ですよ。乾ききって草なんかありません。肥育場があるだけです。そこの境界域に、2万か1万5千の牛がいるんです。広告とは全く違うイメージです。実際に私はPITAと共に訴えました、カリフォルニアミルク生産組合を訴えたんです、この広告キャンペーに関して。偽広告ですからね。ここにポイントがあると思うんです。

もし。。。人々は有機食品により高いお金をだしますよね。マーケットには専用のコーナーもあります。それに参加することになったんですが。。有機食品の価値というのは、そしてそれにいくばくかの割増を払うんですが。もし誰かが、あたかも有機であるようなラベルを貼り、有機として売るとしたら?実際には毒で育てられたのに。これは偽広告ですよね。人々に対する犯罪です。欺いているんです。どんな価値があります?それに割増を払っているのに。許されません。我々は有機認証があって、これはサード・パーティによるものです。客観的で検証可能です。しかし、動物に対する人道的扱いになると。。。「HAPPY COWS COME FROM CALIFORNIA」といいますが、そう主張するのですが。真実ではありません。何も検証手段が無いのです。そこから逃げているのです。

私のような人、あるいはあなたがたにもおられるかもしれませんが、動物がどのように扱われるか気にする人は、食べるにせよ、ミルクを飲むにせよ、我々に消費されるわけですが、動物にまともに生きて欲しいと思うわけです。ある程度、彼らの望みを基本的に尊重して欲しいと思うわけです。

それが悪用されているんです。「HAPPY COWS」なんて広告をみれば、それは琴線に触れるんです、動かされるんです。外に出てチーズを買うわけですが、それは実際には、肥育場から来ているんです。我々は知りません、彼らがウソをついているからです。これは一つの例です、膨大な例があります。

現代の家畜の実態

本当に膨大なんです。起きていることというのは、現代の家畜は監禁状態にされるんです。彼らの自然の状態からは遠い、フラストレーションを抱かせるような。自然に反している状態です。ベジタリアンや動物権利活動家になる必要はないんです、特別に感情移入できる人類になる必要さえありません。見さえすれば、ゾッとするような不快さが自ずとわかるんです。

もしこれまでに動物に対する何らかの感情を持ったことがあるのであれば、多くはそうですよね、実際にほとんどの米国人は動物を愛すると思います、ある程度は。人間よりも愛せというわけでもありませんよ。しかし愛しますね、何であれ。そして国として、犬や猫は非常に待遇よくしているわけです、ルールとしても。常にではありませんが、ルールとしてはですね。我々の多くは家族の一員とみなしてもいます。獣医への支払いを行い、食料を買い、一緒に寝てみたり、名前を付け。家族の一員です。人間として、そういう関係を持つことにより豊かさを感じますね。愛するのです。彼らもまた愛してくれます、美しい見返りがあるのです。しかし、悲しいことに、それとは全く逆の関係を動物に持つのです、この国では。

もしそれをコンパニオン動物と呼ぶなら、とても良くします。しかし、それをディナーと呼ぶと、その肉がおいしいとなると、異なるカテゴリーに入れてしまうのです。

もちろん法律があります。50州すべてにおいて残虐行為を禁止するような。やってはいけなことを決めています。しかし50州すべてにおいて、それら存在する法律というのは、食用動物については免除されているのです。ですから食用動物については、法律上の何らの保護もないんです。これが業界の欲しいものです。彼らの標準的な処理方法では、文字通り、数十億の動物を扱わねばなりません、現代の繁殖においては。

もしあなたがそういった扱いを犬や猫にすれば、重罪として起訴される可能性があります。私は、動物が殺されることをお話ししているのではありませんよ。そうではなく、動物の人生ということです、肉工場における。

仔牛に何が起こるか

私のお話ししていることは、ただ一つの例でしかありません。これが仔牛に起こることなんです。デイリー用の牛のオスの仔牛ですね。考えてみてください。デイリー用の牛は常に妊娠させておかなければいけません。泌乳状態にしておく必要があります、ミルクのために。でなければ、干上がってしまいますからね。ですから、毎年妊娠させるんです。そして、生まれる仔牛は半分がオス、半分がメスですね、だいたい。メスは、その母親と同じ4つ脚のミルクポンプにするために、どこかに送られます。オスはどうでしょうか?ミルクは出せません。これらのオスの赤ん坊牛は誕生時に母親から取り上げられ、

仔牛肉用の納屋に入れられます。首に鎖をつけられ、彼らに与えられた空間が非常に狭いもので、一歩も動けません。どの方向にも。4ヶ月そこにつながれます。一歩も動けないんです。普通に寝る姿勢さえできないんです、鎖が短すぎて。ですから猫背になって寝るんです。

だいたいは、暗い状態を保持されています。パフォーマンスのためです。多くは盲目になります。彼らの食料は意図的にシステム的に鉄分が除去されています。そうすると、どんどん貧血症になるんですね、最終的には病気になります。なぜ彼らは、わざわざ盲目にして貧血にするんでしょう?貧血状態の動物というのは、その肉は誕生時は灰色がかっているんですが、貧血にしておくと、ピンク色、赤みがかった色にならないんです。

我々の文化においては、こう教わるんです、白い肉の方が健康的だと。これらは、milk-fed veal(ミルクを与えられた仔牛)と呼ばれます。母牛のミルクではありませんよ、実際には、政府の余剰スキムミルクパウダーです。そして、鉄分とミルクを与えないようにするんです。そしてその他は一切無視されたままです。釘は使われません、プラスチックの釘が使われていますから、ですから、釘を舐めても鉄分は得られません。すべてがそうデザインされているんです。肉を白っぽくするために。鎖が短すぎて、動けないんですが、そうする理由というのは、動くと筋肉がつくからですね。筋肉組織です。出来る限り筋肉組織が発達していない、フレーク状のパサパサで、柔らかい方ものが欲しいのです。彼らはこれを「テンダー・ミール」(柔らかい肉)と呼びます。

ですから、こういったハイエンドの製品、仔牛カチャトーレ(漁師料理)は、素敵なレストランで見ることができますが、実際には、拷問された仔牛なんです。新しく生まれた動物をこのような状態に置き。私は違法状態だと思います。いや誰でもそういった感性はあると思います。もう一度強調したいことは、これは動物権利活動家やベジタリアンだけの問題ではないと思います。実際、ベジタリアンはそれを食べないのですから。もし私が肉を食べるとしたら、これに驚くと思います。拷問された製品なんか食べたくありません。実際に、私は真実を言ってると思いますよ、何らかの相関関係があるんです、証明はできませんが。裏付け文書もありませんし。しかし本能的に感じるんです。このように残酷に扱われた動物、彼らの命は悲惨で恐れに満ちたものですが、これを毎日食べた人たちの感情的な状態です。

何が起こっているのか?

我々人類に何が起こっているんでしょう?こういう状態にされた動物から作られた製品を毎日食べるとしたら。そういった疑問が湧き上がるべきだと思います。これが本物の疑問というものだと思うです、私は全く答えを持っていませんが。しかし、社会的に見るべき問題だと思うのです。

あなたの祈りというものが、ある一定のレベルである場合、「地球に平和を、それが私から始まってください」それを語るものに耳を傾けるなら、これは意味があるでしょうか?こういた状況からやってくる食物を、食べたいという衝動のままに行動するというのは?そうは思いません。これがいかに過酷なことであるのか、私が説明したような状況、仔牛の直面しているものというのは、同じなんです、詳細は違いますよ、でも、コントロールの度合い、彼らに与えられるエサの不自然さの度合い、彼らの与えられるものは生理学的に不自然なものばかりなのですが、それがまん延しているんです、全般的に、肥育場に、デイリー用牛に、そして鶏にも、より卵を生産するように、七面鳥においてもです。

業界は金がすべて

業界はより金がすべてになりつつあります。金がすべてなんです。お金と共にそれを食べる人々の健康、ではないんです。金だけです。ですから、製品を食べる人々の健康というのは、その成立条件ではないんです。思ってもいません。もちろん、動物の幸福もです。

こういった人達は、「動物になんて残酷なことをしてるんだろう」と夜中に起きるとか、「どうやってら可能な限り健康的な製品になるのか」などは考えないんです。夜中に起きて「どうやったらコストカットできるのか」と問うんです。それがたびたび起こるんです。常にコストカットです。その結果は、動物に対してより辛いことになり、その食物は、我々にとってより不健康なものになります。

我々はこのことを気づく必要があると思います。自身を守るためにも、食料システムを取り戻すためにも。モンサントから、マクドナルドから。工業的農業から。農薬指導から。GMOメンタリティから。これを工業農場で見ることができます。どんな犠牲を払っても金儲けをするという度合いを。それ以外は問題にならないんです。

環境的安全など関係ありません。もし汚染したなら、そのコストを外部に押し付けることを考えます。どこかの誰かに請求書を押し付けるんですね。つまり納税者ですよ。最終的にはこの地球社会です。そして先に進むんです。これが現在行われている方法です。我々はその尻拭いをさせられているんです。

病気ベース経済

今現在、国としてみた場合、我々の肥満率は最も大きいですよね。この地球の歴史上のいかなる国よりも。また、我々は子供の糖尿病率についても最も大きいのです。歴史上のいかなる国よりも。我々はヘルスケアなるものに、より多くを費やしているんですよ。いかなる国よりも。

事実として、我々がヘルスケアに費やす金額は、二位以下の10の国々をすべて合わせたものに匹敵するんですよ。そして、我々はただ一つの工業化された国です、基本的なヘルスケアをその国民に提供していない国として。実際には、ヘルスケア産業などいらないんです、病気マネージメント産業がありますから。そのお金は人々の血圧を下げておくために使われてはいません。これは健康的な食事をすれば済むことです、簡単です。

そのお金は薬に使われているんです。そして、我々には血圧をあげるような食事をさせ、実際にそういった食物に助成金を払い、奨励し、これを安くして、人々が買うようにしむけ、血圧が上がり、製薬会社が儲かるのです。

これが病気ベースの経済です。この国では毎年、3000億ドルが使われています、薬を買うために。これは全世界で使われる金額の半分なんです。我々4%の人間が15%の薬を使っているんです。そして抗うつ薬の70%を使っているんです(?)。食物と薬の管理者は何をしているんでしょう?

食物の責任者は重要ではないと思いますか?我々の食物です。なぜなら、食物を食べると薬が必要になるんですよ。これが我々の作ったシステムです。この状況では。。。私は革命的行動だと私は思うのですが、それに気がつき、流れに逆らう行動をとることは。

ファストフードに流そうとする社会の流れに逆らうことです。つまり、バーガーキング、マクドナルドがあなたの選択だという。それが自由だ、消費者として自由だと。そうは思いません。

自由とは31のフレーバーのうちどれを選ぶかではありません。私はそう信じて育ちましたけどね。自由とは、我々が健康的な人生を送るために、どのように選ぶか、どんな可能な選択があるかということなんです。そして、健康的なコミュニティを作ることです。健康な家族を持ち、健康的な未来に目を向けることです。この地球が健康であれ、不健康であれ。これはラジカルな考え方に見えるかもしれません。これは絵に描いた餅のような、ほぼ理想主義的考えかもしれません。今日の状況では。だから私はそれを革命的と呼ぶんです。これは我々の古くてひどい社会に逆らうのです。そして被害者意識にも。しかし、こういった行動をとることができます。

食物革命サミット

二日前にちょうど終えたんです、食物革命サミットを。私の息子オーシャンと。7万3千の参加者がおりました。8日間のあいだに。多くの人が目覚めはじめています。多くの人が食物革命の一員になりつつあります。

彼らは自身の人生において慈悲心を宣言し、どのように食べるかを。あなたの食べるものは、実際にあなたの幸福に寄与するんです。実際に人生の質と経験に寄与するんです。活力を欲し、生命力を欲し、美を欲し、知的明晰さと感情的平成さです。スピリチュアルな一貫性です、これが人生を満足すべき素晴らしいものにします。

これらが基本事項です、私のメッセージの。たくさん言いたいことはありますが。しかし質問を受け付けましょう。コメントか、聞いて何を思ったか。シェアしたい何らかの考えでも、疑問でも。

サステイナブルな農業はスケーラブルか?

質問者:質問したいと思います。少なくとも、雑食のジレンマなんですが、サステイナブルな農業はスケーラブルなのでしょうか?大きな食品業界は動物を虐待しており、環境を汚染する、それは彼らの儲けを最大化させるためなんですが、同時に彼らはたくさんの食料を生産しているわけです。誰か指摘した方はいるのでしょうか?そういったサステイナブルな農業はこの国で可能なのかと。

ロビンズ:大きな食品産業が儲け主義で、途方もない量の食料を生産している理由は、まるで物体のようにですね、それは多額の助成金を貰えるからです。

例えば、肥育場や工場農場は、自身の汚染原因に金を払わないんです。政府が尻拭いするんです。もし彼ら自身が汚染対策に金を出せば、食料価格がとてつもなく上昇します。人々が買う量がすくなくなりますね。

他の例としては、豚、牛、鶏の飼料としては、コーンとか大豆ですが、それとデイリー用の牛ですね、これは工業的プランテーションから供給されるんです。巨大な単式農法です。そのほとんどがGMOです。除草剤にどっぷり浸かっているんです。

これも助成金を受けています。ですから、こういった飼料会社というのは、ほぼタダなんです。我々納税者が払ってやっているんです。ビジタリアンだろうが何だろうが払っています。税金を通して。また、我々の暮らしの中の汚染というのは、土壌の肥沃度を減じます。水資源の減少をもたらします。中西部の井戸は枯れてますよね。我々は様々なやり方でお金を払っているんです。そのコストが外部化されているんですね。有機農業には補助していません。しかし、農薬ベースの農業には助成しているんです。

それが土俵を歪め、有機をとても高くしているんです。今まで疑問に思ったことはありませんか?Whole Foodsであれどこであれ(訳注:自然食品店チェーン)、もっと欲しい人はそのプレミアム価格を払いますよ。

しかし、なぜ割増価格なのでしょう?助成金のためです。生産コストを我々がすべて払うからです。私は、マーティンもそうなんですが、歪んだ土俵を元に戻すことだと思うんです、それが改善案です。別の方向に傾けたいのです。例えば、農薬には税金をかけるべきです。その収入を有機食品の価格を下げるために使います。それが歳入中立な解決策です。非常にシンプルです。そしてその結果は、我々の言う慣例的に栽培された作物、農薬による栽培がより高くなります。同じことですが、工業的農場による食肉生産に税金をかけます。その歳入を人道的に育てられた食肉のコストを下げるために使います。

物事を逆にするのです。そうすれば、インセンティブが逆になります。「そのようにして十分な肉を生産できるのだろうか?今現在生産している量に匹敵するのだろうか?」

いいえ。我々は食べ過ぎなのです。心臓疾患がこの国にまん延しているのです。より少ない肉で十分なのです。多くのデータが物語っています。研究によれば、心臓疾患、大腸がんは少なくなるのです、より健康的な食事をすれば。ですから、そんなに必要ないんです。

こんにち、マクドナルドは製品を売るために、とてつもないマーケティング計画を行っています。レイ・クロックは創立者、長年にわたるオーナーで、マクドナルドの問題をチェックしてきました。マクドナルドを始める前は、父の元で働いていました。私の父はフランチャイズを発明し、Baskin Robbinsが最初のフランチャイズレストランです。

レイ・クロックは、フランチャイズ部門の担当者でした。彼は父に、「私はバーガーでフランチャイズをやりたい」と言ったのです。それがマクドナルドになりました。実際には、私はマクドナルドは食べません。食べたくないからです。この国で唯一食べない者かもしれません。

マクドナルドのサインを見ると、数十億食を売りましたと書いてありますね。私には、数千マイル四方の熱帯雨林が破壊された、に見えるのです。何人に心臓発作が起こったか。何匹の動物が拷問されたか。私は他の家族を思います、私の叔父は54で亡くなりましたが、彼の家族に何が起こったでしょう?その喪失感と痛み。そういった家族を思います、何が起こるのか。ですから嫌いなのです、「ワオ!また数十億売ったぞ」どうしたら、そんなビジネスから足を洗わせることができるんでしょう?

私は、植物性の食物が普通になることを願います。たくさんの新鮮な果物と野菜です。ジャンクフードに税金をかければいいんです、それを補助金として、新鮮な野菜と果物の値段を下げるために使うんです。

現在人々はコストに敏感になっています。経済的なものはすべてジャンクなんです。常にです。高フルクトースコーンシロップに、大豆分離物、高加工食品、マクドナルドでは、高カロリーですが、栄養は十分ではありません。だから貧しい人々、経済的困窮にある人が肥満になり、栄養失調なのです。このひどい状態は我々のフードシステムによってもたらされたのです。フードシステムを変える道はあるんです、誰もが良い食物を得られるような。しかし肉の消費量は指標ではありません。

そう思うのに慣れていますが、豊かさの指標だと。肉が豊かさの報酬だと思ってしまっているんです。これに対し、豆類を食べること、レンティル豆、エンドウマメ、ガルバンゾー豆、これらは小作人の食物だと思っているんです。階級意識ですよね。

そういうふうに考えるので、小作人食を食べる時に嫌な気持ちになるんです。芋やキャベツや人参、レンティル豆エンドウマメスープ、最低階層にいるかのように感じます、これに対し、仔牛のパルミジャーナは高級に思うのです。しかし、それがあなたを殺すんですよ。ひどい代物なんです、仔牛肉というのは。我々は自身のルーツが地球にあることを見つめなおさねば。恥じるのではなく。人類は同じところから来ているんです、地球、大地から。

ルーツを見直すんです、そして、自身で食べていくことができます。植物食なら。健康的なんです。より少ないリソース、土地で、肉ベースの食品を駆逐することができるんです。

データとしては?

質問:データとしては実際にどんなことが起こっているんでしょう?私の周りでは既に肉をやめ、ジュースバーでは多くの健康的な食物が提供されているのですが、ハマス料理が成功し始めているという記事もありましたし、フェリービルに行ってみると、salty tasty pink parts という店もあります。そこにはクールなレストラン街があって、知られていない肉が並んでいて食べられるんです。データがあるでしょうか?実際には何が成長していて、何が起こっているのか?

ロビンズ:両方ですよ。光はより明るくなり、暗い影はより暗くなっています。我々は危機として興味深い時代に生きているんです。いろんな意味で。そこでは、両方の側面があり、本当の進歩のサインもあり、より大きなアウェアネスがあり、人々はより健康的な人生に向かって前進し、GMOラベル法案が全国的に行われていますね、次の二年です。

ワシントン州はもうすぐ、バーモント州は来年ですね。いろんなことがあります。有機食品生産は過去25年で26%増加しました。「Diect For America」出版後の、肥育場牛の消費は25%減少しました。たくさん良い兆候はあるんですが、しかし、一方では、モンサントはポリシーをコントロールしようと懸命になっていますし、ある程度成功しています。その一方で、多くの暗い出来事が起きています。だからこそ、今日生きることは重要なのです。現在に。関与し、気付き。我々の生き方がそれぞれ異なるものを生み出しますから。ときには、こういった力がかなり強力なことがあります。

こういったことで発生する大きなお金があるからです。そういった方々、産業はそこから莫大な利益を得ます。これまでのやり方によってですね。たとえそれが、我々の健康、国、他の人々を破壊するものであっても。彼らは簡単には引き下がりません、その儲けからは。我々のできることは何でしょう?

我々のすることが重要になってきます。私の経験から言えば、偽りなく行い、それを限界まで引き伸ばすということです。その能力があるのだと発見することでしょう。その責任としては変わってくることでしょう。人々に会い、何かが起こり、より強くなっていく。

極めて簡単なアナロジーを使うと、ウェイトトレーニングをするとしますね、重りでワークアウトするんです。その重さと直面しなければなりませんね。これをシステマチックにやっていくと、軽くなってくるのを発見します。そしてより重いものを持ち上げられるようになります。筋肉がストレスに対応するんです。

これは単純にしたアナロジーですが、我々実存の存在として、そしてスピリチュアルな存在として、この場所を旅する人々は、何でもできるんです。可能な限り拡張し、我々の限界を超えられるのです。どのように我々の命に責任を持つのか。どのように他者と共存するのか、尊重と熱意のある方法で。

我々はどのように地球とつながりを持つことができるのか。そうすれば、話すこと行動することがすべて幸福になるのです。そして、どのように地球全体のコミュニティと共にいられるのか。そうすれば、尊敬とともにいることができます、物質的な心の社会であってさえも。あなたはより偉大な人間になるのです。より人間的でパワフルに。よりあなたの魂につながるのです、それがあなたのパワーの根源です。

より多くの人がこうなっています。より多くが力を持ちはじめています。(?)我々は十分な声をあげることができるでしょうか?ゆくゆくは流れを変えられる十分なほどに。

見出すべきものを見出すでしょう。七転八倒しながら、見つけ出さねばなりません。ひどい態度を隠し通すのではなく。受動的で、諦めて、疑り深く、シニカルな。かっこいいでしょうよ。こんな人達、「Yeah、Yeah」どこにも行けません。

デイリー無しの方が健康

質問:Ingrid Newkirkさんを、ここGoogleにお招きしたことがあり、デイリー産業については多くを学びました。あなたがおっしゃるように、牛がどのように扱われているか、妊娠させられているか、そして仔牛が連れ去られているかですね。それで私はストラウスにコンタクトをとったんです、もっと学ぼうと。私は肉はいらないんですが、ミルクとチーズは必要なんです(訳注:strausfamilycreamery.comと思われる。牛乳、バター、アイスクリーム等の製品)。

ですから、消費者としてどんな選択肢があるのか見つけたいんです。彼らが一つ言ってくれたんですが、これをシェアしますが、牛たちはフィールドにいて、彼らは純粋に自然のエサを食べていると。しかし、実際に屠殺される場合は。。。彼らの命を伸ばすためだけに良い食事が与えられているのではなく、2年3年4年とコンスタントに妊娠させるためにだそうです。彼らがこうも言ったのですが、屠殺というのは同じプロセスだと。オーガニックであれ、ノンオーガニックであれ。

ロビンズ:それは本当です、USDA(農務省)の要求することなんです。ところで、デイリー製品を食べるならストラウスがこのエリアではベストですね。

個人的には、それなしでは健康的にはなれないとは思いませんが。データが示す所によれば、デイリー製品無しの方が健康になれるんですよ。しかし、可能な限り人道的扱いをしたいと思うなら、ストラウスは悪い選択ではありません。しかし、最低限ですよこれは。デイリー工場というのは悲しむべきことなんです。

そしてあなたがおっしゃったように、USDAの屠殺に関する要求というのは、ハンバーガーや、あるいは他の食肉消費向けなんです。ですから、彼らはUSDA認証の屠殺場で屠殺されます。「恐怖の部屋」でね。ですから、ストラウスやナインアンドランチのような人達は、そういったニッチなグループは何とかしようとしているわけです。環境的にポジティブな方向にしようと。

人道的で健康的な方法にと。ある程度はそうすることもあるんです。改善策があるんです。しかし屠殺場にくると。。。ところで、これはすべてのデイリー牛なんですよ。すべてのデイリー牛がハンバーガー向けになってしまうんです。爆破した方がいいというわけではありませんよ(?)。そしてすべてのオスの牛は肉用になります。ですから、二、三ヶ月で屠殺される運命です。

ですから、デイリー用の牛は、ファクトリーの代わりに。。。典型的なファクトリーでは、4,5年生き、ストラウスでは7年ですね。しかし最終的には伝統的な屠殺場で屠殺されるんです。業界標準の方法でそこに運ばれるんです。ニコレットダイヤモンドの夫は99ランチを設立した方ですが、この国でも人道的な方法をとっている最も大きなところですが、この問題について彼女と話したことがあります。

彼女は嫌っていました。彼女は。。。よく動物に名前を付けていたそうですが。。。これらのストレス下の動物と共にトラックに乗り付き添ったそうです。その悲惨さを見て、降りたそうです。それに耐えられないと。彼らに屠殺をやらせるわけには行きません。彼らに人道的にそれを行わせる方法を見つけさせるわけにもいきません。言わなければならないことは、工場屠殺場で何が起こっているかということです。縮み上がるでしょう、聞きたくないと思うでしょう。ランチを台無しにするでしょう。

そんなことはしないと約束しますが。。。苦痛を押し付けるつもりは無いのです。しかしそれと同時に、我々がシステムの製品を食べるとき、それが彼らに苦痛を負わせているのです。我々はそれに代金を払っているんです。我々が製品を買うとき、基本的には販売者に「もっとやってくれ」と言っているんです。わかりますか?彼らはそうします。あなたの購入に応えるのです。私はこうした人をサポートしたくありません。彼らのやってることを。

他にも理由があります。私はそういった製品を断っているんです。なおかつ、私は気分がいいんです、私は65歳です。マラソン走者でもありアスリートでもあり、非常に良い状態です。血圧は90/60です、薬無しで。私のこの歳65では、他の人間を見ると全く異なっているんです。どうやって生きてきたか、どのような選択をしたか、もちろん保証はありませんよ。

ビーガンが30代で死ぬ例もあります。保証はありませんが、しかし頑健という可能性はあります。質の高い人生と長い健康が得られるんです。植物食なら。加工食品を食べないでください。たくさんの砂糖を食べないでください。たくさんアイスクリームを食べないことです、これを言わなければなりません。本当なんですから。

あなたの完全性、健康で安心を選ぶなら。。。我々の社会の消費者強迫観念の代わりに。より健康的で幸福な人になれます。あなたの中により大きな美が生まれます。あなたの人生はより豊かになります。関係性も花開くでしょう。生きることに喜びを見出すでしょう。それは大きいと思います。

Food Revolutionについて

質問:もう一つ質問です。Food Revolutionについてもう少しお話しいただけますか?興味深いと思います。業界の方々にとっても、そこを目指そうという消費者の方、どのように関わり、学んでいき、それに参加できるかという点ですね。

ベストの方法としては、ウェブサイトです。foodrevolution.orgです。多くのリソースがあります。そして私が共同設立者であるfood revolution networkはちょうど、年一回の八日間サミットを終えたところです。終わったばかりですが、別のものもすぐにやりますよ。その間に様々なことが起こっています。

これは人々をサポートするためのネットワークです、彼らがどのような政治的行動主義であっても。抜け出したいと思っていますから。手始めに、もっと意識的に買い物をしようとする人達もいます。最初の一歩としていいですね。リアルです、有効です。それが重要です。一緒になって請願にサインしたり、他の方に情報を教えたりする人もいます。そういったチャンスがあります。我々はfood revolution networkを14ヶ月前に開始しました。現在は25万人のメンバーです。急速に成長しています。

私達はワシントンで何かが起これば、すぐに人を派遣することができるようになりました。すぐその日にメールを出すこともできます。人々にどうすべきかを伝えることができるんです。そして24時間以内に15万人の署名を集めることができます。

それをこの州に届けられます。これは州ごとにできます。特定の立法機関に影響を及ぼすべく努力しています。特定の立法府向けに合わせることができます。それが重要です。それがこれらの問題に関わる方法です。GMOの方がより気になるかもしれません。あるいは農薬の方が。工場式農場での動物の扱い方かもしれません。あるいは、私が言及していなかったものかもしれません。これは大きいです。ジャンクフード広告が子供をターゲットにするということです。清涼飲料業界は毎年10億ドルの広告費用を使っています。

ジャンクフードは子供をターゲットにする

このターゲットは子供です。炭酸飲料の広告ですね。この一方で、小さな取り組みしかありません。CDCが今月始めたのですが、100万ドルの予算での対策です。大きくないんです。高校生に炭酸飲料無しの夏を過ごさせようという。イリノイ選出の議員がいますが、アーロン・シャックです。若い人で、法案を提案しました。違法にしようというものです。CDCあるいはCDC機関、国立衛生研究所あるいはその関連機関が、教育したり、いかなるメッセージであれコミュニケートすることを、合法に販売されている食品の商品を抑えるような目的のですね。

つまり、CDCが二百万ドルを使って、子どもたちに炭酸飲料は健康に良いものでは無いと告げるのを違法にしようというものです。一方でペプシやコークは1億ドル使って、その製品を飲むように子どもたちにつげているんです。本当に奇妙な世界です。彼は、CDCのメッセージはプロパガンダだと言うんです。この人、アーロン・シャックは、彼の選出区域はホステス社のお膝元なんですよ。ツインキー販売中に一度は倒産しました(訳注:2012/5倒産)。ジャンクフードというなら、ジャンクフードセントラルですね。トラブルに見舞われ、買収されました。そしてすぐビジネスに復帰しました。(訳注:2013/7米国での販売再開)彼は、政府に対してツインキーの消費を抑えるようなメッセージを出されたくないんです。ツインキーはなぜ人参よりカロリーあたりの値段が安いのかと問いたいですね。助成金のせいです。

こういったねじれ現象があるんです。間違った状況です。これを正したいのです。そして我々の心からの良好状態に戻すんです。できると思います。私が参加するのはそういう理由です。あなた方にも参加してもらいたい。

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