2013年にHPVワクチン被害で一人あたり12万ドル：JWがHPV補償プログラムについて調査

JW Investigates HPV Injury Compensation Program

「本当は何があなたを病気にするのか？」上巻で[R2.16]として参照されるJudicial Watchの記事です。

これは、2013/3/20のものです。

Judicial Watchが入手した文書により、HPVワクチンによる死傷で保健福祉省(HHS)に200件の請求がなされ、49人に補償金が支払われたことが明らかになった。

全米ワクチン傷害補償プログラム（VICP）が、2人の死亡者の家族を含む、論争の的となっているHPV（ヒト・パピローマウイルス）ワクチンの被害者に約600万ドルの賠償金を支払っていることが文書で明らかになった。

(ワシントンDC) – Judicial Watchは本日、保健福祉省(HHS)から文書を入手し、非常に物議の多いHPV（ヒトパピローマウイルス）ワクチンに対する請求において、同省の国家ワクチン傷害補償プログラム（VICP）が49人の被害者に587万7710ドルを支払ったことが明らかになったと発表した。現在までに200件の請求がVICPに提出されているが、その半数しか裁定されていない。

この文書は、2012年11月1日にJudicial Watchが行った情報公開法（FOIA）の要求に応じるようHHSに求めた2013年2月28日の訴訟（Judicial Watch v. U.S. Department of Health and Human Services (No. 1:13-cv-00197)）に対応するものである。2013年3月12日、HHSの一機関である保健資源サービス局（HRSA）は、以下の情報を明らかにする文書をJudicial Watchに提供した：

申請された200件の請求のうち、（HPV）ワクチンによる傷害または死亡で補償されたのは49件のみである。補償された49件の請求のうち47件は（HPV）ワクチンによる傷害に対するもので、2件はワクチンによる死亡に対するものであった。
申請された全200件の請求のうち92件（ほぼ半数）がまだ係争中である。係争中の請求のうち、87件は（HPV）ワクチンによる傷害を理由とするもので、残りの5件は死亡を理由とするものである。
59件の請求はVICPによって却下された。被害者とされる人々は、HPVワクチンに対する請求に対して補償されなかった。棄却された請求のうち、57件は傷害で、2件はHPVワクチンが原因とされる死亡であった。
補償された49件の請求に対して支払われた金額は合計5,877,710.87ドルであった。これは1件当たり約12万ドルに相当する。

VICPは、特定のワクチンによって悪影響を受けた患者を補償する保健福祉省のプログラムである。HHSのウェブサイトでは、このプログラムを「伝統的な不法行為制度に代わる無過失責任制度」と説明しており、2007年に追加されたHPVワクチンを含む16の特定クラスのワクチンを対象としている。

性感染症に対するHPV（ヒトパピローマウイルス）ワクチンの使用については、その当初から熱い論争が繰り広げられてきた。 Annals of Medicine誌によれば「現在のところ、ガーダシルとサーバリックス（グラクソ・スミスクライン社）のいずれかが、いかなる種類の子宮頸がんも予防できるという有意なデータはない」とする。

「政府が発表したこの新たな情報は、ガーダシルの使用に関する重大な安全性への懸念が、十分に根拠のあるものであったことを示している」とJudicial Watch代表のトム・フィトン。「公衆衛生当局はガーダシルを子供たちに押し付けるのをやめるべきだ」。

Judicial Watchは、FDAのワクチン有害事象報告システム（VAERS）を通じてFDAから記録を入手し、ガーダシルに対する何千もの副作用の記録を入手したほか、2008年にはガーダシルの承認プロセス、副作用、安全性の懸念、マーケティング慣行について詳述した特別報告書を発表している。