はやせのぞみ:Wikileaksは世界を変えた

Wikileaksの重要性

のぞみ、あなたの博士論文のテーマについて話してください。

そうですね、私はWikileaksについてのトピックを書き始めました、2010年からです。この組織が「Collateral Murder」のビデオをリリースしたときです。

主には、フォーカスしたのは、Wikileaksの重要性ですね。普通の人々を勇気づけたことです。ですから、この組織が行ったことは、心理学的な効果以上のものなんです。そして、Wikileaksのなした影響というのは、メディア状況を変えたことに限らず、いかに世界全体を変化させたかなんです。この民主主義というある種のシステムをです。

民主主義とは支配の形態である

何を発見しましたか?Wikileaksが普通の人にどんな影響を与えましたか?

そうですね、Wikileaksは本当にチャレンジしたんです。。。思うに、Wikileaksの行った一つとしては、暴露したことですよ、西側のリベラルな民主主義の本質をです。

この意味としては、我々はこの言葉に代表させてますね、民主主義です。ですから、この民主主義という言葉のために、民主主義的な社会に住んでると考える傾向があるんです。報道の自由と言論の自由があると。

しかし、事実としては、Wikileaksとその公開物が暴露したんですよ、我々には民主主義などないと。この西側のリベラルな民主主義統治として理解しているモデルというのは、支配の形態なんです。そして、騙しと操作の形態を用いて、そして、情報の支配を使うんです。いかにこれが破壊的かです。

これは完全な抑圧よりも、より危険なんです。以前の植民地におけるような抑圧ですね。ですから、これは非常に興味深い発見だったんです。いかにして、このシステムの中の人々が、内部的に、この抑圧に協力しているかです。そして、自発的な検閲に従事してるんです。そして、システムに加担するんですね、実際に、世界の抑圧を永続させるわけです。

特に西側の人達は、こう考える傾向があります、特に米国人はこう考えますね、我々には民主主義があり、言論の自由があると。そして、検閲や監視について考えるときは、中国のような政府を考えがちです。あるいはトルコ政府、他の場所です。西側世界では起こっていないと。

しかし、思うに、興味深いこととしては、Wikileaksがそれを本当に暴露したんですよ。そうではないと。我々は偽の民主主義の中に生きていることです。そして、支配の形態が実行してきたんです、特定の統治モデルを使ってです。私が呼ぶところの、西側リベラル民主主義です。これが民主主義として表されるんです、いかにしてメディアやジャーナリストがゲイトキーパーになるかです。そして、支配のシステムを維持することに資するかです。

公衆知覚操作のテクニック

のぞみ、君はWikileaksが発明したというんですね?ジャーナリズムの新たな形を。

そうです。多くの新たな要素によって。

どう説明しますか?Wikileaksの発明を。

Wikileaksは、既存のジャーナリズムで成し遂げただけではなく、より効率的に、より良くですね。実際にラジカルに変化させたんです。事実として、新たな特徴を作り出したんです。そして、言論の自由の真の機能を可能にしたんです。

この意味としては、申し上げたように、既存の統治モデルというのは、ジャーナリストが、パワーの召使いとして働くわけです。そして、法律があり、これは基本的に、秘密を維持するものなんです。ですから、西側リベラル民主主義は、秘密を使って、隠すわけです、彼らのアジェンダに沿って、彼らのやってることをですね。そしてアジェンダを隠す方法を知っており、ジャーナリストを雇うわけです。プロのジャーナリストです。彼らのために働かせるわけです。

そして、Wikileaksは、機能的コントロールを再構築しただけではなく、捕らえられていた言論の自由を、世界中の皆が利用できるようにしたんです。この組織がそれをした方法というのは、明らかに、。。。様々な核となるイノベーションですね、Wikileaksがもたらした。それらを起こすために、利用可能にしたんです。

その一つは。。。ジュリアン・アサンジがいつも言っていますが、科学的ジャーナリズムの形態です。そしてまた、Wikileaksには、ブレークスルーテクノロジーがあります。安全なDropboxです。これは、オンラインでの匿名送信ボックスですね。これがブレークスルーテクノロジーです。その上にWikileaksは構築しました、革新的なジャーナリズムの方法です。科学的ジャーナリズム(?)です。そして、既存のジャーナリズムモデルにおいては、ジャーナリズムはプロパガンダになってしまいました。ですから、科学とは無関係なんです。

これはテクニックの技術ですよ、公衆の知覚を操作するための。国民を支配するためのものです。Wikileaksは実際にジャーナリズムを科学的にしたんです。これは実際のデータに支えられています。ですから、Wikileaksは(?)のアーカイブを公開するんです。これを大衆に示すわけです、検索可能な形で。

ですから、人々はもはや信じる必要はないんです、単純にジャーナリストを信頼するといった。もし本当に理解したければ。。。つまり、ジャーナリストがどのように状況を見て、解釈するかをですね。単純に実際のソース文書を見ればいいんです。

そして、現在の形のジャーナリズムでは、このようなものは入手できなかったんです。ですから、この西側リベラル民主主義というものは、我々にくれないわけです、政治家に責任をとらせる方法を与えないだけではなく、ジャーナリストに責任をとらせる方法も与えないんです。彼らは選出された当局者が何やってるか、大衆に知らせるということになってるんですが。

ですから、効率的に。。。我々が現在理解している民主主義というのは、基本的に壊れてるんです。修復不能です。Wikileaksは、それを治そうとしただけではなく、実際には新たな形をもたらしたんです、完全に新しいかたちです。

イノベーション

これはまさに民主主義システムとして機能するものです。ですから、これは、全く新たなブレークスルーのイノベーションなんです。人々は理解していません。特に、ジャーナリストになろうとする人がですね。彼らが全くこのイノベーションを理解していません。

なぜなら、Wikileaksの行ったことは、本当に、ジャーナリストがいかにあるべきかという、真の機能を有効にするものなんです。ですから、それがために、Wikileaks、ジュリアン・アサンジは大きな攻撃を受けてるんです。ガーディアンによる中傷キャンペーンの対象になりましたね、例えば。

これは部分的に、主流派のジャーナリストは。。。Wikileaksのやったことは、あまりにやっつけたんですよ、政府の秘密を暴露したんです、他のいかなるメディア組織が行わなかったレベルまで。しかしまた、彼らは単純に理解していないんです、このイノベーションを理解していないんです。ですから、二つの要素があると思いますね。

何人か良いジャーナリストがいますが、彼らは必ずしもWikileaksを支持しないんです。彼らが考えるには、Wikileaksは、世界にとって良い勢力であると。しかし同時に、理解を欠いてるんです。この新たなイノベーションのです。

したがって、彼らのレポートというのは、ある種単なる計算結果(?)になるか、あるいは。。。

視聴者の方には、見てほしいですね。ドクター・ノゾミ・ハヤセは、ツイッターで@nozomimagineです。私はあなたの論文の主張にお祝いしたいですね。私は今日、最も聞いている者だと思いますから(?)。非常に多くの時間を費やしてます。考え、読んでるんです、Wikileaksについて。しかしこう言わねば、あなたの要約能力、新たなパラダイムとしてですね、これはある種構造的方法ですね、ビルディングブロックと戦略については、私は非常に新鮮で洞察的だと思いました。あなたの作った基本的なアナロジーですが、歴史的科学的な手法では、科学者は論文を公開するわけですが、そこでは、すべての生データの公開が要求されます。それが主張の論拠になりますね。あなたが言うには、アサンジはそのような科学的手法をとったと。これを(?)主義に適用し、検索可能なアーカイブにしたわけです。

「客観性」はバイアスと主観だらけ

そのとおりです。思うに、これは非常に勇気のいることなんです。これは本当の科学であり、実際に世界を変えたんです。なぜなら、社会科学、政治科学ですが、研究者は客観性という信念を使いますね。その客観性は、バイアスと主観的意見だらけなんです、決してチェックされないような。彼らは公開しないものですから、データを操作できるんです。そして、これがジャーナリズムに適用されると。。。ジャーナリストは人間ですから、人間である限りは、我々は純粋に客観的ではありえないんです。

ですから、Wikileaksは、私が思うに、この形の新たな科学的ジャーナリズムをもたらしたんです。これは私にとっては、新たな信念ですね。透明性という新たな信念です。これが置き換えるんです、ジャーナリストの客観性という表明をです。

この意味としては、彼らは言う(?)わけです、「我々は客観的にはなれない」と。「我々のできることは、客観性を説明する(?)だけだ、」「隠されたアジェンダを公開することによって」そして、Wikileaksは、例えば、アサンジは何度も示しています、「我々は客観的ではない」と。。。彼が言うのは、「客観的であるが中立ではない」と。

中立的と客観的とは全く違うものなんです。ですから、アサンジは、明確にしたんです、Wikileaksのゴールを。正義をもたらすことです。透明性という手段によってです。ですから、この組織は正義の情熱につながれるんです。同時に、科学的ジャーナリズムを実践することにより、この組織は本当の客観性をもたらすことができるんです。この本当の客観性は、これまで無かったことなんです。ですから、私個人にとっての重要な側面としては、それと、多くの人にとってですが、特に、西側以外の社会の人にとってです。彼らは感謝したんです、Wikileaksによる「Collateral Murder」ビデオの公開をですね。このドキュメントをもたらした人物の背後の内部告発者チェルシー・マニングが示唆したんです、彼女が欲したんです、世界に見てもらいたいと。

第一世界が第三世界をいかに扱っているかです。ある意味では、第三世界の人々、アフガンの人々は、イラクの人々は、敵に仕立てられているんです。米国や他の西側社会のですね。

そしてビデオで暴露されたのは、単純に、我々は人間だということです。敵ではないんです、主流派メディアが描き出すような。これが本当の客観性なんです、かつてなかったような。ですから。。。

あなたの書いたものを読んだ時、いくつか思いだしたんです、ガンジーのことをですね。彼の哲学は。。。彼は書きました、無抵抗不服従運動です。これには二つの主な要素があります。一つは、真実の力(Truth Force)です。常に、何があろうが、例外なく、真実を言えというものです。二つ目は、ウィコバヒンサ(?)です。これは愛の考えですね。すべてのものとのつながりです。

猛烈な言論の自由支持者

しかし、あなたは、非常に深い憂慮があるように見えます、個人の心理にです。そして、自由に個人の意見を述べる役割についてです。健康と。。。人生です。あなたの哲学を落としてしまうかもしれませんが、簡潔に要約してほしいんです、のぞみの哲学を。

私は、猛烈な言論の自由支持者です。私にとっては、私にとっては、マリオ・サビオですね、言論の自由運動のスポークスパーソンです。

1960年代米国での。彼にとっての言論の自由の意味を述べました。彼にとっては、戦術ではないんです、政治的優位性を得るための。彼が示したのは、彼が表現したのは、まさに人類の神性なんです。いくつかの意味では。。。

私は日本で生まれ育ちましたが、日本人女性として、米国に来たんです。私は懸命に働かねばなりませんでした、英語で話す権利を主張するためです。そして、このアングロ・サクソン支配の世界では、誰もが単一の視点で定義されてしまうんです。これはある意味西洋の見方ですね。私が認識したのは、言論の自由の重要性であり、自由に話せることの重要性です、いかなる外部の権威にも言及せずにです。

西洋文明だろうが、米国だろうが。あるいは政治家や、いかなる種類の権威的人物にもです。私にとっては。。。(?)。自由に話すということです。私は誰もが自由に話せる権利を信じます。これには、私が同意できない人も含むんです。そして単純に認識することです、彼らに正当な視点のあることを。いかに私が見下そうが、不同意だろうがです。ある意味私は言論の自由原理主義者ですね。でも、思うに、ハートの道なんです。ハートは受け入れるからです。ハートはラジカルな受容を持つんです、別の見方に。そして思うには、私にとっては、これが自分の哲学を要約するものですね。私はつながりたいのです、我々のハートに対して、誰もが自由に話せる能力です。

集合的なハートですね。それが異なる意見を許容するんです。

完全に良いと思いますね。私は参加の準備ができてますね。視聴者の方にもう少しお話しできますか?あなたの人生について。どんな事件や影響があったのでしょう?この言論の自由の哲学を構築されてきた中に。

米国に理想を具現化する者はいない

私は、日本で生まれ育ち、日本で育ちながら米国を見上げてきたんです。その理想をですね。万人の平等ですね。特に、独立宣言にその理想が述べられているんです。本当に、言論の自由の価値を見てみると、それと多くの、(?)の考えを見てみるとです。そして、米国にきて、わかったんです、米国はもはや、これらの理想を具現化する者はいないと。

事実、Wikileaksが2010年に公の脚光を浴びたとき、ペンタゴンと国務省が、この組織に大きな攻撃をはじめたんです。思いました、非常な皮肉だと。皮肉以上のものですよ。ある意味では、裏切りと感じました。この国を非常に尊敬してきたのに。自身の理想を破壊しているんです。この組織を追求することによって。

私にとっては。。。そしてまた、申し上げたように、マリオ・サビオに出会ったわけです。言論の自由運動のスポークスパーソンですね。マリオが言うには、言論の自由運動は単純な社会政治的な運動では無いというんです。

彼には、個人的スピリチュアルな次元があったんです。それは彼自身の言論を解き放つことです。また私とは、Wikileaksを理解するプロセスで感じたんです。この組織について、この8年ですね。私は自身を言論の自由運動に従事させたんです。そして、書き始めると、英語を第二言語としてですね。ブロガーとして始めましたが。

そのうちに、どんどん良くなっていきました。より明確になってきたんです。私は自身の言論を解き放つことができるようになったんです。ですから、私にとっては個人的次元なんです。Wikileaksは本当に継承し始めたんです。言論の自由運動の本当の意味をです、世界的スケールで。私は、この組織に影響された無数の普通の人間なんです。

力づけられ、主張することを学んだんです、我々自身の言論の権利を。そして、我々普通の人間に力があることです。我々には非常に力があるんです、単に、この民主主義というゲームを受け身で見ているわけではないと。あるいは、4年ごとに政治に関わるだけではないんです。新たな大統領に投票するといったですね。それが我々の機能ではないんです。我々にパワーがあるんです。そして思うに、Wikileaksは非常に、私を引き込んだんです。言論の自由運動のプロセスにですね。

ですから、私は、もちろん未だに参加してますし、私にとっては、ジュリアン・アサンジの自由です。今彼は非常に困難な状況に直面してます。沈黙させられています。失い、圧力を受け、沈黙させられています。我々の責任だと思うんです、彼の言論の自由の権利を守ることが。彼が我々を助けたからです。個々人をですよ、この地球上の。

アサンジは我々を助けた

彼らの言論の自由が主張できるように。そして、Wikileaksの行ったことは、この組織は、それを言うだけではなく、その勇気ある行動を通して、我々に教えたんです。我々にパワーがあると、利用可能なのだと。そして、このパワーを主張できるのだと。どこで生まれようがです。どの国籍であろうが、どんな言語であろうが、この権利を持ちます。神聖な権利なんです、主張できるんです。ですから、そのために、ジュリアン・アサンジは巨大な奉仕をしたんです、人類に。思うに、我々の責任であり、仕事なんです、彼の言論の自由の権利を守り、彼を自由にすることです。ですから、私は非常にコミットしてますね、できることなら何でもです、彼を自由にすることです。Wikileaksの公開権を守るんです。

のぞみ、私が思うに、多くの人々が恐れることの一つとしては、私の判断としては、ジュリアンの動機に共感するかもしれませんが、感謝するかもしれません、Wikileaksが起こした透明性のメリットに。本当にこう感じるかもしれません、Wikileaksが世界をより安全にしたと。私は信じます、そのとおりですが、これを見た場合、土俵でのいじめですね。諜報サービスやらのいじめです。そして、これを見た場合、ディープステートによる個人的なダメージの大きさですが、評判へのですね。生活であり、ときには命そのものです。言論の自由に立ち上がる方に対する。ですから、これらについてのあなたの助言としては何でしょう?これを恐れる人達です、本当に透明性の光の中に踏み出そうとする人です。そして、言論の自由の主張を賭ける人です。反動があるでしょう。これらの人に何と言いますか?

西側リベラル民主主義は崩壊しつつある

思うに、この世界、支配のシステム、西側リベラル民主主義は、既に崩壊しつつあるんです。最後の日々ですよ。米帝国は崩壊しつつあります。ですから、今や安全なんです、話すことは。なぜなら、大衆が味方してるんです。そして、理解して欲しいことは、我々の大多数は、民主主義を求めますね、正義と透明性を本当に気にしてるんです。

単に主流派メディアが現実を捻じ曲げてるだけなんです。我々に思わせてるんです、帝国にはパワーがあると。しかし、これを知ってもらいたいんです、勇気から行動を起こせば、さざなみ効果を起こすでしょう。他の方に同じことをインスパイアするんです。そして、我々は、いつも叡智と共にあるんです(?)。

この行動の勇気をとれば、サポートされるんです。ですから、我々それぞれがしなければなりません、内部告発者だけではなくてですね。進み出て、Wikileaksとジュリアン・アサンジをサポートする人々ですが、彼らもまた勇気を持って、個人的な声明を出してます。多くのリスクをとってるんです。思うに、人々がどんどんやれば、確実に楽になりますね。これを知って欲しいんです、一人ではないと。

OK。私の指示(?)ですね。ジョー・マリア(?)が、ジョージ・ニューリー(?)をインタビューするところです。我々の仕事は終わりました。皆さん、ドクター・ノゾミ・ハヤセは、ツイッターの@nozomimagineですよ。ありがとうございました。あなたはインスパイアしてますよね、私を教育してくれました。本当に嬉しいことです。言論の自由のリーダーシップに感謝します。ありがとうございました。

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