※Windows10上のブラウザにおけるjitsiの利用ですが、Firefoxだとうまく行かない場合があるようです。Chromeだと問題無いですね。その他のブラウザは試してません。
複数人でのオンラインミーティングソフトと言えば、ZOOMが有名なんですが、面倒なことがありますね。それほど経験が無いのですが、感じたことの大きなものと言えば、
- 専用ソフトのインストールが必要
- 無料で使う場合には時間制限がある
ZOOMの他に有名どころだとCisco Webexというのがあるそうです。聞くところによれば、これはZOOM以上に面倒という話です。jitsiはこれに代わるフリーかつオープンソースのオンラインミーティング(ビデオカンファレンス)ソフトで、まだ難点があるものの非常に簡単に使えるのでおすすめです。
実際に使ってみましたが、非常に楽ですね。
概要
jitsiではアカウントを作成する必要は一切ありません。また、基本的には、アプリをインストールする必要もありません。ブラウザだけで使えます。
誰一人アカウントを作らずに、アプリをインストールする必要もなく、複数の人間が簡単にオンラインミーティングを行うことができます。
※ただし、スマフォの場合にはjitsi meetというアプリをインストールした方が楽なようです。
大枠は以下ですね。
- 誰かが、ミーティングルームの名称を適当に作る。この名前として、testとかsampleのような単純なものではなく、「jima3481932」など、かちあいそうも無い名称にする。
- これがミーティングルームの名称になり、かつパスワード的役割を持つ。ルームの名前を知らない人は入ってこれない。
- このミーティングルーム名称をメンバーに伝えても良いし、ルーム名の入ったURLを教えても良い。
つまり、アカウント作成も必要なく、単一のパスワード的なミーティングルーム名称を参加者に対してあらかじめ通知しておくことにより、簡単にオンラインミーティングができるわけです。
最も簡単な使い方
ミーティングルームの作成
まずは、ミーティングルーム、つまりミーティングルームの名前を決めます。
をブラウザで表示し、jima3481932(あくまで例ですよ)を入力します。
自分の名前を入力します。音声だけにしたければ、カメラマークをクリックしてミュートすれば、自分の画像は表示されません。
この状態で参加者を待ちます。
が、他の参加者が簡単に入れるように、URLを取得します。「もっと多くの人を招待しましょう」をクリックすると、このミーティングルームのURLが取得できます。
ですね(あくまで例ですよ)。これを他の参加者に送ってあげれば簡単です。
ミーティングへの参加
参加者の方は簡単です。https://meet.jit.siに行って、この例だとjima3481932を入力するか、直接https://meet.jit.si/jima3481932をクリックしてブラウザを起動しても良いです。
スマフォの場合
スマフォの場合にも手順は全く同じです。スマフォのブラウザを使って、上と同じことをすればいいです。ルーム名を手入力するなら以下ですが、先のURLを直接クリックして表示しても良いです。
ただし、以下のような画面になります。ブラウザのままで使いたければ、「Web版を起動」を選択します。スマフォ用のアプリ(jitsi meet)もあるので、これをインストールして「アプリでミーティングに参加」としてもよいです。
ミーティング参加者が二人になると、以下のような表示になりますね。
バグと思しきところ
正直なところ、Skype、ZOOM、LINEでの音声通話より音がいいと感じます(特にSkypeは音ズレが多く、音質も悪いので使いたくないですね)。多人数ミーティングでは、おそらくこれ以上の環境は無いのでは。ただ、これまでに遭遇したバグらしき点もあります。
ミーティングルーム名は合ってるのに、いつまで経ってもミーティングに入れない
間違ってはいないはずなのですが、なぜかミーティングルームに入れず、「あなた一人だけです」という表示がついたままです。他の参加者もまた「あなた一人だけです」のような表示になっています。
これは何度も入室を繰り返してみると治るようです。
亡霊が残ったままになる
いったんミーティングルームから抜けて、再度入ってみると、自分の以前の参加が消えておらず、自分が二人現れてしまいます。もちろん、話してるのは現在の方だけです。これは時間が経過すると消失するようです。
つまり、参加も退出も時間差が生ずることがあるということです。
画像が常に表示されるとは限らない
ビデオをONにすると、自分側の姿が映されるはずなのですが、バンド幅を保持するためなのか、適当に間引かれてしまい、常に映し出されるとは限らないようです。おそらく、参加者が多くなると余計そうなるのかもしれません。
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