英語を覚えた方法3

さて、Nenちゃんとの個人契約英会話スクールとしては、前半は、彼女は実家におり、会うのは夜ですね。これも決まったものはなくて完全にフリートークです。

彼女がかつて努めていた英会話教室はカランメソッドを使っていて、「これはいいよ!」と勧められたんですが、残念ながらカランメソッドの教材を個人が入手することはできないようです。

彼女もまた非常に貧乏な家庭で、特に父親は耳が聞こえず、したがって口も聞けず、手話も自己流で、手話が完全にわかるのは母親だけで、自分も良くわからないそうな。

これ作り話ではないです。フィリピン人はやたらと家族や友人の写真やらビデオやらをfacebookに大公開してしまうので、それ見れば容易に確認できることなんですね。プライバシーの概念が日本人とは全く違います。そんなもので犯罪に巻き込まれるより、近辺で巻き込まれる方がずっと確率が高いからでしょう。

そんなこんなで、互いの国や興味について毎日良くもまぁ飽きもせず語っていたものだと思いますが、しかし、最初の頃は当然うまく伝えられはしないですね。がっつり勉強体制ではなく、なんとなくダラーと楽しく体制なので、勉強するというより慣れていく感じでした。最速の道は外人の彼女とは良く言うことですが、そんな感じです。

話を聞くうちにフィリピンにも行ってみたいとは思っていたのですが、まさかほんとに行くことになるとは思いませんでした。これまでの海外経験といえば、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイ×2、香港、インドネシアです。それもかなり昔の話しです。

彼女は、翌年2015年の7月に結婚式をあげることになり、私にも式に来てほしいと言うわけです。しかし、ミンダナオ島北部のカバドバラン市という、かなり辺鄙な「どうやって行くの?」といったところなので、「んー、今回は遠慮するよ」。

以下も彼女がfacebookで大公開してる写真です。

ところが、8月になってフィリピンに他人の金で行けることが決まり。。。というよりも、行ってくれという話がきたんです、全く関係無いところからポンと。どれだけフィリピンに縁があるのかと。

仕事はマニラだったので、それを終えた後セブに移り、セブ在住のNikkiと、Nenちゃんにもセブまで来てもらい観光、やはり右も左もわからないところを現地人にガイドしてもらうのは楽です。彼女達の教会にも行きました。詳しく書くと完全に観光ガイドになってしまうので省略。

彼女は結婚後もしばらく実家にいたのですが、その後旦那の実家に移ります。この旦那の実家というのが、さらに奥地の危険地帯なんですね。「Markの家にいると、爆弾の音が聞こえるのよ」「マジ???」と。同じくミンダナオ島のタキュロン市というところです。

最近フィリピン政府がISISを撃退したところは、ちょうどカバドバラン市とタキュロン市を結ぶ中間のあたり、マラウィですね。

外務省からも「ミンダナオ島のこの地域は危ないから行くな」みたいな勧告が出てますが、タキュロン市もまさにそんな地域です。でも、その年の12月に私は彼らの暮らす旦那の実家に行ったんです。

続きます。。。

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