この人類最大と言ってもいいくらいのデタラメ、「ワクチン」とやらはエドワード・ジェンナーが創始者と言われます。
queserasera.ccが、これについて[字幕動画] ローマン・ビストリアニク: 歴史データと文献からわかるワクチンが感染症を制圧したという噓という記事と字幕付き動画を公開してくれています。
彼女も紹介してますが、ローマン・ビストリアニクというのは、Dissolving Illusionsという本の、スザンヌ・ハンフリーズとの共著者です。
スザンヌ・ハンフリーズは、私が2016年に海外動画の字幕付けを開始した当初のお気に入りでした。うつみんの「ワクチンは全部ウソ」という言い分は聞いていたものの、いま一つ根拠に欠けると思っていたのですが、ハンフリーズの動画を見て完全に納得したのです。
ともあれ、この本は、既に日本語訳が昨年の前半に終わっており、夏には出ると訳者から聞いていたのですが、どうなってるのかと探したら。。。なんと、今月出るようです。
訳者は神瞳、監修は坪内俊憲ですね。
同じ出版社から、私の翻訳したWhat really makes you ill?も出るはずで(本来は、三人の翻訳者がいたのですが、なんやかやで結局私一人で800ページを訳しました。邦題は原著者の要望でストレートな直訳「本当は何があなたを病気にするのか?」の予定です)、既に昨年12月には原稿をあげており、ゲラを待っているのですが。。。
ともあれ、この原稿の中から、少しだけエドワード・ジェンナーに関する記述を引用してみます。これから出る本の宣伝ということで。
「■第2章 ワクチン接種:効果が無く危険」より
エドワード・ジェンナーは「ワクチン接種(vaccination)」の創始者とされるが、「予防接種(inoculation)」の創始者ではないとされる。これは、ジェンナー生誕の何世紀も前から世界各地で行われていた。ある文献では、人痘接種は10世紀の中国に始まるとされる。
ワクチン接種の前身の予防接種は18世紀初頭にイギリスで導入されたが、当時は、病気は地域の伝統や迷信によって解釈されることが多く、前章で述べたように、常に様々な原始的な方法や毒物で「治療」されていた。
予防接種の方法としては、病人の吹き出物や「ただれ」からの物質、つまり膿を取り出し、それを健康な人の腕や足に故意に何か所も傷をつけ、血液中に取り込ませるものだった。 ただし、接種前には、医師が行う「食事療法」「瀉血療法」「出血療法」などの処置が必要だった。当時、予防接種は中上流階級のみの習慣であり、医師に依頼できるのは彼らだけだった。
次は、1885年に出版されたウィリアム・ホワイト(William White)の著書『大いなる幻影の物語』[B86]からの抜粋である。18世紀初頭にイギリスで予防接種が初めて実施されたときの「医学」の状況がよく分かる。
□「1721年当時に予防接種に対し、広く印象的な抗議運動があっただろうと想像する人は、状況を理解していない。健康の法則の科学的知識はなく、病気は人間にコントロールできない神の摂理によると思われていた。医学の大半は馬鹿らしさと不快さの組み合わせだった。当時の薬局方の処方箋をまとめれば、笑い、驚き、嫌悪感を交互に呼び起こすようなレシピ集になるし、患者の生存は奇跡だった。多くは言うまでもない。合理的であれ非合理的であれ、予防接種に反対する材料は、ほぼ無かったと言えば十分だ。天然痘汚物の健康な血液への注入に対する、我々が当然と思う恐怖は、そのデタラメで忌まわしい性質がむしろ魅力的であるような、多くの一般的治療薬の普及により中和されていた」
(略)
エドワード・ジェンナーは、ワクチン接種の創始者として、医学界では「英雄」と見なされる。しかし彼は偽りの英雄であり、賞賛に値しない。医師とは呼ばれるものの、資格を得るのに必要な勉強はしておらず、医学試験にも合格していないことが記録に残っている。また、医学の学位を金で買ったとの記録もある。彼の生きる時代には珍しくはなかったが、これらの事実は、彼の評判を落とすことになるため、彼の生涯に関する主流派の歴史からは必ず省かれている。
しかも、彼が王立協会のフェロー資格を得たのは、医学研究ではなく、カッコウの生態研究だった。王立協会に提出したワクチン接種に関する唯一の論文は、「証拠がない」との理由で却下された。エドワード・ジェンナーが王立協会に提出したワクチン接種の「科学」研究は、この却下された論文以外は存在しない。この点について、ハーバート・シェルトンは以下のように説明している。
□「ジャンナーも彼の後継者も、このワクチンに関する主張を、証拠を添えて王立協会に再提示することはなかった」
19世紀のイギリスではワクチン接種に反対する声が大きく、特に強制ワクチン接種法の制定以降だが、1866年に反ワクチン接種運動が起こった。さらに厳格な強制ワクチン接種法が制定され、多くの人々がワクチンの危険性を認識するようになってから、運動は勢いを増した。この運動には、当時の著名な医師らが参加していた。そのうち2人の医師が、ハドウェン博士の『ワクチン接種反対意見』[R2.5]で紹介されている(訳注:ベイリー博士の小冊子と同一タイトル)。
□「クルックシャンク博士とクレイトン博士はこのグロテスクな迷信を打ち破り、ワクチン接種には科学的根拠がないことを示した」
当時、エドガー・クルックシャンク(Edgar Crookshank)博士は、キングス・カレッジの病理学と細菌学の教授だった。彼は、クレイトン博士と同様、当初はワクチン接種に賛成していたが、独自に調べた結果、専門家としての意見を変えた。「医師界はワクチン接種をやめるべきだ」と彼が述べた記録がある。
1896年、この運動は『英国反ワクチン連盟(The National Anti-Vaccination League of Great Britain)』と改称された。この連盟のメンバーには、上記の二人の著名医師のほか、本章でその著作を引用する医師らも含まれていた。彼らは自らこの問題を調査し、ワクチン接種に科学的根拠が全く無いことを発見し、この運動を支持した。イギリスの反ワクチン運動を支持した他の著名人には、科学者のアルフレッド・ラッセル・ウォレス(博物学者)、ハーバート・スペンサー(哲学者)、作家のジョージ・バーナード・ショーがいた。
19世紀の反ワクチン運動に対する医学界の態度は、彼らの取り組みに賛同する著名な医師や科学者がいるにもかかわらず、極めて侮蔑的なものだった。この蔑視的な態度は、21世紀初頭にも続き、今もしっかり残っている。それは、2008年2月のWHO広報に掲載された『ワクチン接種が世界の病気、障害、死亡、不公平を大きく減らす』[R2.6]という記事に示されている。この記事はワクチンを疑う人々をどう対処すべきか指南している
□「長期的に見てベストな方法は、極力早い段階で科学的に有効なデータを提示して、間違った主張に反論することである」
ワクチンの有効性と安全性に関する、間違った主張に反論するための、本物の「科学的に有効なデータ」は、クレイトン博士、クルックシャンク博士、ホッジ博士、ハドウェン博士などの医師が行った科学的調査により明示することができる。以上はごく一部だが、その全員が、ワクチンには科学的根拠がなく、安全でも効果的でもないと結論付けている。つまり、「間違った主張」とは、これに反対する主張である。
予防接種もワクチン接種も、同じ信念と迷信により導入されたのであり、科学的根拠に基づくわけではない。そしてこれらはいずれも、天然痘の発生率や死亡率を増加させることになった。
残念ながら、予防接種は廃止されたものの、ワクチン接種という「グロテスクな迷信」は予防接種と同じ運命をたどっていない。
さて、この本はいつ出してもらえるのでしょうか。この本の話題は、ワクチンだけではなく、医療全体がウソというもので、医療に対する見方を完全に変えるものです。目次は以下のようなものです。
■第1章 病気への処方箋:健康のために死ぬ
■■現代医学
■■医原性疾患
■■精神薬
■■降圧剤
■■スタチン剤
■■市販薬(OTC)
■■■ アスピリン
■■■ パラセタモール/アセトアミノフェン
■■■ コデイン
■■■ 制酸薬
■■■ 要約
■第2章 ワクチン接種:効果がなく危険
■■歴史
■■天然痘
■■ポリオ
■■子宮頸癌
■■ワクチンの成分
■■ワクチンによるダメージ
■■未来
■第3章 細菌論:致命的な誤り
■■科学的説明
■■ウイルス
■■細菌
■■抗生物質、耐性菌、スーパーバグ
■■他の「細菌」
■■■ 真菌
■■■ 原虫
■■■ 寄生虫
■■免疫と抗体
■第4章 「感染性」疾患:神話を払拭する
■■天然痘
■■小児疾患
■■ハンセン病
■■梅毒
■■1918年型インフルエンザ
■■黒死病
■■結核
■■HIV/エイズ
■第5章 動物と病気:医学神話
■■狂犬病
■■牛の結核
■■BSE(牛海綿状脳症)
■■炭疽病
■■(動物)生体解剖
■第6章 地球を毒する:狂った科学
■■自然界の毒
■■■ 鉛
■■■ 水銀
■■■ ヒ素
■■■ ウラン
■■人工毒物及びその用途
■■■ 化学物質
■■■ 電離放射線の影響
■■■ 非電離放射線の影響
■■■ 水圧破砕法(フラッキング)
■■■ 気候工学
■■毒入り食品
■■■ 加工食品
■■■ 食品添加物
■■■ 食品着色料
■■■ 食品香料
■■■ グルタミン酸ナトリウム(MSG)
■■■ 食品保存料
■■■ 塩
■■■ 砂糖
■■■ 人工甘味料
■■■ サッカリン
■■■ アスパルテーム
■■■ 遺伝子組み換え食品
■■毒に汚染された水
■■■ 水の塩素化
■■■ 水のフッ素添加
■■■ その他の水の毒
■■毒まみれの体
■■■ 家庭用品
■■■ 化粧品、パーソナルケア製品
■■■ 衣料品
■■■ 歯の問題
■■まとめ
■第7章 「非感染性」疾患:さらなる医学的誤解
■■心血管系疾患
■■多種化学物質過敏症
■■電磁波過敏症
■■湾岸戦争症候群
■■自己免疫疾患
■■糖尿病
■■多発性硬化症
■■ギラン・バレー症候群
■■アレルギー
■■ピーナッツアレルギー
■■湿疹
■■喘息
■■関節炎
■■内分泌の病気・疾患
■■出生時障害
■■ダウン症
■■二分脊椎症
■■乳幼児突然死症候群
■■自閉症
■■がん
■第8章 世界的問題:より広い視点から
■■アジェンダ21
■■ミレニアム開発目標(MDGs)
■■持続可能な開発目標(SDGs)
■■すべての人に健康と福祉を
■■■ すべての人に薬を
■■■ すべての人にワクチンを
■■感染症
■■■ 肝炎
■■■ インフルエンザ
■■■ HIV/エイズ
■■■ 結核
■■■ マラリア
■■■ 顧みられない熱帯病
■■■ ハンセン病
■■■ 寄生虫関連疾患
■■■ トリパノソーマ症
■■■ リーシュマニア症
■■■ 住血吸虫症
■■非感染性疾患
■■■ メンタルヘルス(精神面の健康)
■■リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)
■■有害化学物質
■■産業と開発
■■貧困
■■飢餓と栄養不良
■■農業と食料安全保障
■■清潔な水と衛生
■第9章 既得権益と支配のアジェンダ
■■富、権力、影響力
■■グローバル化と支配アジェンダ
■■医療システムの支配
■■■ 医学教育
■■■ 医学研究
■■欺瞞の流布
■■■ PRとプロパガンダ
■■■ 慈善(Philanthropy, Charity)と第三セクター
■■■ メディア
■第10章 病気の正体とその原因
■■「病気」の正体
■■■ フィットネスとエクササイズ
■■4つの要因
■■■ 有害物質への暴露
■■■ EM放射線の被曝
■■■ ストレス
■最後に:自然に健康になる方法
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