理屈はわかりませんが、440Hzは悪いチューニングで、432Hzが良いのだそうです。この話は、検索すればあちこちに出ているので、調べてみてください。ここでは「いかなる音楽でも432Hzに変更してしまう」最も簡単な方法を示します。
※声楽家のMorimotoさんによれば、現在では442が標準になっているとのことです。その場合は、後述するAudacityの操作で442と432を入力です。
概要
パソコンにAudacityをインストールする。Audacityを起動する。
- 440Hzの音楽をAudacityにドロップする。音波形が表示される。
- 波形全体を選択する。
- 440から432へのピッチ変更を行う。
- 編集済の音楽をmp3なりwavファイルなりに保存する。
操作としては簡単です。ただ、大量の音楽ファイルについて、こんなことはやってられませんね。この方法は別途考えてみますが、あるはずです。ここで説明する方法は、あくまでも数曲試してみるといった目的です。
※現代の音楽は、ほとんどが440Hzだと思いますが、もしかしたら既に432のものもあるかもしれません。その場合にこれを適用すると、もちろん432ではない別のチューニングになってしまいます。
具体的方法
Audacityをインストールします。Win, Mac, Linux用があります。私はLinux用を使います。
Audacityを起動します。
変換したい音楽ファイル(動画ファイルでも可)をドロップします。ただし、動画ファイルの場合でも、出力は音声のみになります。
音声波形が表示されるので、Ctrlキーを押しながらAキーを押して、全波形を選択します。以下のように背景色が、灰色から白になるはずです。
メニューの「エフェクト」から「ピッチの変更」を選びます。
440と432を入力してOKします。
「ファイル」メニューから、「MP3として書き出し」を選びます。お好みで別の音声ファイル形式でも可。
ファイル名を決めます。
この機能は特に必要ありません。単純にOKを押せばよいです。
これで終了です。
感想
長年音楽もやってきているのですが、あんまり真面目にやってないせいなのか、絶対音感の類がまるでないせいなのか、違いがさっぱりわかりませんでした。432Hz音楽を聞きまくれば何か変わるのかもしれませんが。。。
そういえば、絶対音感を持つ人を気持ち悪くさせる目的で作られた曲があります。これなんですが、持ってる人は聞いてみてください。もちろん、私にはさっぱりわかりません。
ちなみに、以下はギタリストの友人が弾いてるものです。こちらは、絶対音感の人が気持ち悪くならないバージョンのはずです。
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