シオニズムとは、完全な変形なんです、ユダヤ教の教えの波に乗った。
ユダヤ教のラビの教えの全体的な構造としては、この運動、シオニズムとは逆なんです。彼らは理解してますよ、シオニズムがユダヤ教とは相容れないものであることを。
最初にシオニズムに反対した人たちとしては、ユダヤ人ではなく、フェローのユダヤ人です。ユダヤのラビです(?)。これは歴史でもなく、歴史的記録の問題なんです。シオニズムの最初の計画としては、イスラエル国の設立でさえなかったんです。
連中は政治的実体を作りたかったんです、ウガンダのような場所、他の国に。しかし、ラビや教えを実践しているユダヤ人の反対のために、シオニストはすぐにわかったんです、誰もウガンダについてこないと。それと他の場所ですね、連中が小さい帝国を作りたかった場所です。
ですから、連中は相手と同じ手段を使ったんです。もし、障害物がユダヤ人の宗教であるなら、シオニストは理解する必要がありました、どのようにしてユダヤ人の宗教を自らに資するものにするかを。ユダヤ教と戦うのではなしに、それと使うことにしたんですよ、操作するために、連中の欲するところに資するようにです。
さて、どうやってシオニストはユダヤ教を勝手に使ったのでしょう?オーソドックスなユダヤ人はこう信じます、神がユダヤ人をパレスチナの古代の土地から追い出したと、彼らの罪のために。これがユダヤ人達を追い散らしました、これを「離散」と呼びます。
しかし、それと共に彼らの信じることは、いつか神は、ユダヤ人達を自らの祖先の土地に呼び戻してくれると。
シオニストのしたことは、このユダヤ人達の夢、故郷に戻ることに投資することなんです。シオニストが基本的に言うことは、「我々が元に戻してやる」です。「しかし、我々についてこなければ」、「我々のやることに加入しなければ」と。そうすればイスラエルに戻してやると。
そして、その当時のラビが見たところ、ユダヤ教の大きな捻じ曲げであると、宗教者で無い者による、しかし、極めて力のあるユダヤ人です。彼らが、宗教を捻じ曲げようとし、連中の国家主義的野心に適合させようとしたんです。わかりはじめましたか?
ですから、ラビ達はそれに反対し続けました、シオニストにですね。今日まで数十万のオーソドックスなユダヤ人、世界中の人たちが、拒否してますよ、現代のイスラエルに戻ることを。
なぜか?彼らは救世主を待ち望んでいるからです。土地に導いてくれる者です。それが、経典の教えです。もっとも率直な反シオニストというのはユダヤ人なんです。深い信仰を持つ、神を恐れるユダヤ人です。
彼らは、本当に怖がってます、不快な連中による完全な腐敗にです。連中はユダヤ教を道具としてつかってるんです、政治的ゴールを達成するために。ですから、シオニスト国のイスラエルの最大の反対者はユダヤ人なんです。これから行うことは、これを証明することです。
著名なユダヤのラビの言葉を引用しましょう。名前は、イスラエル・ワイスです。ワイス・ラビです。彼は無数のユダヤ人の一人に過ぎませんよ。シオニズムに反対する者として。ラビ自身の言葉を読みましょう。好きになりますよ。
我々の名前、我々のアイデンティティがハイジャックされた、邪悪で卑劣で自分勝手な運動にである。これは純粋に政治的なものであり、不信心なものだ。そして、正当性を得ようと、彼らは使ったのだ、我々のアイデンティティ、ユダヤ教を。
信心深さの現れを利用し、他者を怯えさせ、他の人々から土地を奪い、抑圧するためにである。我々が世界に対して主張することが重要だ、不運なことにあなた方のやっていることは、大いなる過ちであると。
これを知るべきであると、これらの人々がユダヤの名前で言っていることは、ユダヤの人々を守ることにもならないだけではなく、これは最悪の要素である、反ユダヤをさらに悪化させるものなのだ。
ユダヤ人はクリスチャンやムスリムと数百年の長きにわたって共存してきた、すべてのアラブの国々で。シオニストがこれらの根深いユダヤ人に対する根深いヘイトを持ち込むまでは。我々はいかなる人道団体も無しに、共存できていたのだ。これは変わってしまった。今やユダヤ人はムスリムやアラブの国では生きられなくなったのだ。
この比較的新しい運動シオニズムは、始まってから100年にも満たないが、それが始まってからというもの、我々が得たものは、闘争と、死と、衝突と、悲惨さと、流血と苦しみである。
では何が問題なのか?我々の宗教か?いや違う。ユダヤとムスリムは最近まで平和裏に共存してきたのである。変化したものはシオニズムだ。シオニズムは政治的運動であり、非宗教的なユダヤによって起こされた、彼らは我々のアイデンティティとして、宗教的なものから、国家的なものに変えようとしたのである。
彼らのゴールは、神を完全に考慮からはずすことである。宗教的ユダヤと啓蒙的クリスチャンをワナにかけるためだ。彼らはそのフリをし始めた、そこに神聖な原因があると(?)、すべてのユダヤ人を追放状態から抜け出させるという。
しかし、世界中のユダヤ人とラビは立ち上がり、こう言うのだ。狂っていると。神は我々を追い散らしたが、その理由は、我々に人間としての物理的弱さがあったからではなく、我々の罪によるものである。であるから、解決策は物理的なものではない、戻って武器を取り、土地を取り戻すようなことでは無いのだ。
解決策は形而上的なものである。神が人々を連れて行くのだ、心から平和のうちに暮らすことを学ぶ者をだ。彼らを戻すのである。
神がそれを行うまでは、我々は、宣誓のもとで明白にイスラエルに戻ることは無い。そうではなく、我々の暮らすどこの国であれ、その国の忠実な市民であることだ。
このようなイスラエルにおける政治的実体を築くような試みは、単純に神の言葉に背くことである。これは神に対する謀反である、パレスチナの土地に戻ることは。仮に、この土地が完全に無人となってもである。
しかし、この土地はすでに人々が住んでいる。この神に対する謀反は、既にそこに住む者たちから奪い、抑圧することである。どうして、我々は沈黙を守ることができようか。神とユダヤ教の名が、これらの人々によって冒涜され、傷つけられているときに。
我々は迅速で平和的な消滅のために祈る、この邪悪な国の消滅である。これはあまりに多くの死と苦しみをもたらしたのだ。その名はイスラエルである。
この人は本当にユダヤを嫌いに違いありませんね(皮肉)。これしか言えませんよ。わかりましたか?我々は反ユダヤではないんですよ。ユダヤ人を嫌ってはいませんよ。
我々は、シオニズムという政治運動を嫌っているんです。なぜなら、これは大きな戦争の源泉だからです。大きな苦痛と、大きな流血と、人々を従属させ、奴隷化するものなのです。パレスチナのような占領下で生きる人々をですね。これがシオニズムのやってることです。だからこそ反対するのです。
(続く)
コメント