ニセ医者NATROMのウソ八百な大橋教授に対する批判

NATROMという製薬会社奴隷のニセ医者がおり、反ワクチン派などにいちいち噛み付くということを何年もやっているわけです。誰かがツイートしてたんで、かなり久々に読んでみました。今回は大橋教授の批判をしているので、その主張を「全くのド素人、門外漢、一夜漬け勉強」の私が検証したいと思います。

なぜ、ド素人の私にこんなことができるかと言えば、この人物の反論には、エビデンスもリファレンスも一切無いからです。もし科学論文への言及があれば、専門知識の無い私からの批判は難しくなりますが、一切ありません、何の根拠も示されていないので論理だけの話になりますね。この記事です。

新しいニセ医学「新型コロナ否認主義」

医学自体がニセなのに、ニセ医学とはこれいかに?ニセのニセは真ということですかね。

攻撃対象となっている大橋教授の話の、私がまとめた概要と動画へのリンクは以下になります。

大橋眞教授:やはり、新型コロナウイルスは、存在しない。科学論文や遺伝子情報を科学的に検証する

言論など無いNATROM記事

このNATROMの記事では「危険だから」という理由で、上にあげた教授のメインとなる動画へのリンクが貼られていないのです。その言い分としては、

すでに新型コロナ否認主義は一定の注目を集めており、対抗言論が必要だと判断した次第である。動画やウェブサイトのURLを提示しているがリンクを張っていないのは、彼らの情報の拡散にできるだけ協力したくないからだ。読者のみなさんにもご配慮をお願いする。

なんだそうです。この姿勢からも、ただの「上から目線」でしか無いことがわかります。しかも医師であり、生物免疫学の名誉教授にですよ。はなから「一般市民が見るのは危険だ」などという尊大な考えであり、「対抗言論」などと立派そうなことを言いながらも、言論などではなく上からの押し付けに過ぎません、一体何様なのでしょうか?読者に両者の言い分を比較して、自ら判断してもらうという姿勢は全く無く、言論などになっていません。

ただし、参考動画として、YouTubeから削除されていない大橋教授のサブとなる動画「新型コロナウイルスは、存在しない。その正体は常在性ウイルスのキメラ遺伝子。」へのリンクはあります。

しかし、その他の「関連記事」として上げられているものの中には、新型コロナに関する論文や記事は一切ありません。その一方でどういうわけか、無関係なHIVやHPVなどを取り上げており、「これと同じようなニセ医学だ!」と主張するんですが、全く関係ありません。

以下に検証しますが、論拠など無く、この人物こそニセ医者です。「HIVやHPVと同じようなものじゃないか!」程度の議論しかできないのです。科学論文も示せないので、これでは大橋教授が再反論しようにもできません。

大橋教授は何度も「論文こそが原点、常に論文に立ち返る」と言ってるじゃありませんか、その程度も理解できないデタラメニセ医者です。

曖昧な中国論文評価

では、中身を見ていきますよ。太字の方の引用は、私がまとめた大橋教授の話の概要になります。

「コロナ騒動は常在性ウイルスをみてそれで病気だ、たいへんだと国中大騒ぎしている」などと主張する。ただ、そう主張できるだけの根拠は提示されていない。

まず、根拠を提示しなければならないのは大橋教授の方ではなく、研究者の方ですね。大橋教授は、これらの論文には決定的な証拠が無いから「何を検出しているのかわからないし、PCR検査は大丈夫なのか」と言ってます。

大橋教授:ともあれ、我々の直面している課題や、PCR検査、抗体検査はすべて中国の一つの論文から来ていると考えざるを得ない。この論文は本当に大丈夫なのか?

まるで論理が逆ですよ。本来、根拠を提供すべきなのは、何かしらをやってる方であって、大橋教授はそれにツッコミを入れているに過ぎません。曖昧な根拠で自粛やらマスクやらワクチンをやられては困るからこそ、ツッコミを入れるわけです。これのどこがニセ医学なんでしょう?

製薬会社奴隷のニセ医者達は、往々にしてこういうことをやりますね。例えば、「ワクチンが病気を予防する」などというエビデンスなど一切示せないにも関わらず、ワクチン批判者に対しては「ワクチンが悪いという証拠を見せろ」と要求するわけです。連中の使う、子供でもわかるようなイカサマの方法です。常に論理をひっくり返します。

大橋眞氏は、最初に武漢で報告された新型コロナウイルス感染症症例の肺において、免疫機能が落ちたために常在性のウイルスやバクテリア、真菌の類いが増殖している可能性を指摘した。そこまでは正しい。しかしながら、いまや、武漢だけではなく、世界中で新型コロナウイルスは確認されている。もし、新型コロナウイルスが病原性のない常在ウイルスであるのなら、世界中で多くの人が肺炎になり、死亡しているのはどういうわけであろうか

前段では、常在性云々の可能性は正しいとしています。この他にも、後の方で「確かに、武漢の報告だけでは結果的に誤りであったということも可能性としてはありえた」とも書いています。

しかし、極めて曖昧な書き方をしてますね。これは明らかに故意にやってます。大橋教授は、PCR検査が根拠としている中国論文が怪しいと言ってるのですから、これを批判するならば、以下しかありえないはずです。

  • たしかに中国論文は誤りの可能性があり、取得された遺伝子配列は無効の可能性があるから、これをもとにしたPCR検査があるなら、そして未だに使われているならば、それもまた無効の可能性がある。
  • しかし、新たに☓☓なる論文があり、現在のPCR検査はこの遺伝子配列に基づいているから問題無い云々。

ところが、後段に書いてあることは「世界中で新型コロナウイルスは確認されている」のだそうです。さらに後の方で「新型コロナウイルスは分離もされているし細胞を用いた培養系も確立している」と言うのですが、その論文を示さないのは何故でしょう?この方の夢の中にでも出てきたのでしょうか?そして、中国論文との関係性はどうなるのでしょう?中国論文の配列と、「確認されている」配列は同じなのでしょうか、異なるのでしょうか、一切わかりません。

何らの科学論文も示されていないので、再度ですが、これでは大橋教授が再反論しようにもできません。

ウイルス特定の困難性を認める

で、ここの注釈3がまた面白いんですが、

可能性だけを言うなら、新型コロナウイルスとは別に未知の病原性の強いウイルスXが存在し、新型コロナウイルスはウイルスXに付随しているだけという考え方もあるだろう。エイズ否認主義でもそういう主張はあった。しかしその場合、世界中の医学者がウイルスXの存在を、仮説レベルですら、見落としていることになる。

なるほど、ウイルスの特定がそれほど困難であることを認めていますね。未知のウイルスXを「世界中の医学者」が見逃している可能性があるんだそうです。全世界の「科学の粋」とやらを集めても、ウイルスの発見は難しいようです、素人目からみても。では、武漢の研究者は何を検出したのでしょう?次です。

新型コロナウイルスについてヒトに対する感染実験がなされていないのは事実だが、倫理的にそのような実験が許されるはずがない。

これもまたニセ医者が良く使う手口のようです。例えば、ワクチン接種・非接種のグループを比較して予防効果のエビデンスを得ましょうというと、「非接種グループは病気から守られないから倫理的ではないから不可能だ」と逃げるらしいですね。

コッホ原則の否定

コッホの原則には限界があることは現代医学では常識である。

「現代医学では常識である」とだけ言い、詳細には口を閉ざしていますが、これは「コッホ原則は証明できない。ウソである」を認めてるだけの話です。コロナだけではなく、インフルエンザさえ証明できません。何をどうやっても証明できないんです。100年以上これがあるにも関わらず、証明されたことが無いそうです。コッホ原則とは、このニセ医者が説明しているように極めて単純で常識的なことです。

病気にかかった対象から分離された病原体を健康な個体に感染させ、病気が再現し同じ病原体が分離されることでもって病原体と病気との関連が示されるという原則

これが成立しないとなると、どうやって特定の「病原体」が病気の原因であることを証明できるんでしょう?これは、我々が良く言われている病原体と病気の関係ですよ?

A君はある感染病です。健康だったB君はそばに行ったので、感染してしまいました。同じ病気の症状です。A君からもB君からも同じウイルス、あるいはバクテリアが発見されました。A君に接触する前のB君には発見されておらず、全く接触の無いC君にもありません。

みたいな常識的な話です。こんなに簡単で常識的なことなのに、「コッホの原則には限界があることは現代医学では常識である」なんだそうです。イカサマを言い逃れているだけなのです。

倫理的云々も笑止です。危険な薬剤の臨床試験では金でボランティアを募るのですから、自然のはしかやインフルについてそれを行うことは可能なはずです。実際に行われたこともありますが、一切証明されたことなどありません。

コレラとコロナは無関係

さて、次が面白いんですが、なぜか関係無いコレラと井戸水の例を長々と解説してから、新型コロナも同じだと言ってますが、全然状況が違います。

根拠となる科学論文を全く示せないので、こういった愚かな子供じみた例え話をするしか他に無いわけです。もはやこのニセ医者の手口は完全にバレてます。

意図的にコレラ菌を感染させる実験を行わなくても、コレラ菌を含む井戸水を飲んでしまった人たちがコレラを発症することが、一種の実験(自然実験)になる。

新型コロナウイルスも同様の方法で病原体と疾患の関係を示すことができる

さらに重症肺炎を発症した人に濃厚接触した人が肺炎にかかり、その症例からも新型コロナウイルスが検出されているのだ。意図的ではないせよコッホの原則に準じた自然実験を、世界中で何度も再現性良く行っているようなものである。

状況が全く違いますよね。まず、コレラ菌の場合には、病原体が特定されており、井戸水に病原体がいるという前提になっているんですが、新型コロナの場合の事実としてこうです。

  • 配列を特定したという中国論文は極めて怪しい
  • 感染経路のわからない患者が多数存在する
  • PCR検査陽性となっても何の症状も無い「感染者」が多数存在する。
  • 同じ人間について何度もPCR検査を繰り返すと陽性・陰性が連続して反転するような状況がある。

つまり、客観的事実を無理やり無視して、「コレラ菌と同じようなものだ」と強弁しているに過ぎません。

お笑いエイズ否認主義否定

次にエイズ否認主義についてですが、少なくともPCR検査発明者のキャリー・マリスが「HIVがエイズの原因だとする根拠となる論文を一切見つけられなかった」ことをご存知無いようです。今現在の状況を私は知りませんが、少なくとも、この当時はエイズ否認主義が正当であったことは明らかです。

 キャリー・マリス:HIVウイルスの欺瞞

ここでもやはり「根拠となる科学論文」が問題となってきます。繰り返しですが、大橋教授もこのことを言ってるのですが、このニセ医者は一切無視です。

6/22追加:キャリー・マリスが別のビデオで語ることとしては、HIVがエイズの原因であることは、単にロバート・ギャロが「諸君、エイズの原因がわかったぞ」と言っただけだというのです。医学というものが全く科学などではなく、ただの洗脳にすぎないことが良くわかる症例と言えましょう。

さらに、大笑いな皮肉としては、このニセ医者が「いまや、武漢だけではなく、世界中で新型コロナウイルスは確認されている」とする、その確認方法としては、このエイズ否認主義者のキャリー・マリス発明のPCRで行っているわけです。これはWHOが「PCR検査でのみ確認せよ」としたがためです。

さて、これ以外はただの戯言であることがわかるでしょうから、この位にしときますね。皆様くれぐれも、このような根拠となる科学論文も示せないような子供だましのニセ医者には気をつけてください。

コメント

  1. HPVワクチン成人接種被害者 より:

    ワクチン接種グループと非接種グループの比較。いわゆる二重盲検法ですが、治験データには必要なので、行われます。
    ただし、非接種グループとの比較ではないんです。ワクチンの治験では、1度承認が通ったワクチン、承認されたワクチンに使用しているアジュバント(炎症誘発物)をコントロール群(非接種群)として使用しても良い事になっています。ちなみに現在、コロナ・ショックドクトリン下で、厚生労働省がいそいそと審議進行中のシルガード(9価のHPVワクチン)の製薬会社の治験データは、疑惑のガーダシル(4価のHPVワクチン)がコントロール群です。
    誰が見ても茶番の治験ですよね。ちなみに私は色んな医師と話していますが、まともにこのワクチンの治験の仕組みを知ってる方は皆無でした。
    エンジニアならばわかると思うのですが、ワクチンの治験において、ワクチンにおいて、「フェールセーフ」という考え方は皆無です。1つでもヤバいものが通っていれば、それをコントロール群にすれば良いという茶番テストです。

    また、最も無害と考えられる生理食塩水をコントロール群とするのは、腫れないからコントロール群の人達が気付くため使用しないのだと、この辺りの工作員医クラは言い放ちます。
    それならば、次に無害と考えられる濃度の違う食塩水にすれば良い。生体濃度と異なる食塩水にすれば腫れますよ。私は海水レベルの濃度のものを注射したことがありますが、吸収されて正常な状態になるまで時間はかかりました。生理食塩水よりもおそらく痛みもあるでしょう。

    • ysugimura より:

      そうでした。カウフマンは「抗体ができればいい」と説明していましたが、ロバート・ケネディはそういうことも説明していました。
      ただ、コントロールとは言っても、HPVの場合は20年後30年後ですよね、罹患するのは。そこまでは見ていないですよね。

      • リオウ より:

        いろいろ調べて辿り着きました。こちらのサイトはに最近、お世話になってる者です。
        読めば読むほど、真実を知ることで脳が鍛えられます。ワクチンマフィア…怖いです。
        また、解り易く説明されて助かりますが、やはり医学用語や化学用語もそれなりに調べないといけない時もあります。

        CPR検査でノーベル賞を取ったマリス博士ですが、過去に科学誌に「感染症の検査に使わないでで欲しい」という発言をされいる事や、亡くなる前まで仰っていたというのは有名な話になってるのも知りました。

        生前のHIV研究講演の質疑応答で、CPR検査の事で「悪い事に使われるかもしれない…」という言い回しが頭に残ってます。他の動画でもマリス博士は、アンソニー・ファウチの事を悪く言ってるのが気になったのですが、ドキュメンタリー映画「プランデミック」でファウチの罠により無実の罪で逮捕され刑務所まで送られたマイコヴィッツ博士の事を知り、更に政府からパンデミック・タスクフォースを任されているのがアンソニー・ファウチである事からワクチン・マフィアのリーダー的存在なのかもしれないと思ってしまいます。そして、計画の企画がビル・ゲイツとロックフェラー財団、WHO(NWHO)。

        2019年に死亡後の約2ヶ月後の10月18日 ニューヨークで開かれた「EVENT201」でのビル・ゲイツの「パンデミックを起こしウィルスによって人口を削除できる」という問題発言…前からゲイツは同じことを言ってますね。

        時期的に「ID2020」とも関連がありますが、ロックダウンによる民衆制圧…デジタル監視社会へ

        肺炎で亡くなられたマリス博士の死が妙に引っ掛かります。高齢なので肺炎で死ぬ事は多いと思いますが、偶然のタイミングなのか、はたまた、マリス博士が不都合の人物だから口封じしたのか…憶測が浮かびます。今となっては判りませんが。

        HPVワクチン成人接種被害者さんのコメント内容を使わせていただきたいと思います。