読売による大本営発表「イスラエルがイランに報復」

本日の奴隷日報、もとい読売新聞です。この倉茂由美子というのは、以前カイロにいたはずですが、エルサレムに転勤になったんでしょうか?ともあれ、この人物もウソばかり流している張本人の一人です。以前は、シリア人権監視団によってシリア政府による化学兵器攻撃が認められたとかそういった類の偽ニュースを流していましたね。

さて、タイトルが、「イスラエル、イランに報復 ロケット弾攻撃受け」となってますけど、まるで逆です。最初に攻撃してきたのは、イスラエルです。連中がシリアに一方的に攻撃してきて、イラン人も何人か殺されたからです。

このことは、最後の部分を読めばわかりますね、「8日夜には、シリアの首都ダマスカス郊外で、イスラエル軍によると見られるミサイル攻撃があった」とあります。

しかし、第一印象としては、「イランが一方的にイスラエルに攻撃したから報復した」になりますね、まさに狙い通りです。

奴隷日報、もとい読売が良く使う手法です。きちんと読めば、逆の可能性がわかるんですが、タイトルだけひろい読みすると、まるで正反対の印象を作り出すのです。実に連中が良くやっている手法ですよ。

さらに良く考えてみれば、この記事には不可思議な点があります。出だしは「イスラエル軍は。。。発表した」とあるんですが、最後は「イスラエル軍とみられる攻撃があった」となっているんです。

倉茂由美子はエルサレムにいるにも関わらず、最後の部分をイスラエルに確認していないのでしょうか?「とみられる」というのは誰からの伝聞によるものなのでしょう?

さらに、中間に重要な事実、といいますか常識がさらっと書いてあるんですが、「イスラエルの占領地ゴラン高原の軍事拠点が。。。攻撃を受けた」となってますね。

普通の人は「ゴラン高原って何?」と思うでしょうね。イスラエルがそこを占領しており、その軍事拠点がシリアから攻撃を受け「迎撃するなどしたため死傷者は出なかった」というんですが、イスラエルの占領するゴラン高原とは何で、なぜシリアがそこを攻撃したんでしょうか?

そもそもなぜイスラエルはゴラン高原を占領したのでしょう?占領とは、一体誰から奪ったと言うのでしょうか?いやー、奴隷日報を毎日読んでいても全く何もわかりませんねぇ。。。