梅干しは自然の免疫システムブースター

NaturalNewsの最新記事で、なぜか食べ物の話題など普段取り上げないSGTReportも、これは取り上げていたので訳してみます。ただし、これは「本物の」梅干しの場合ですよ。スーパーにあるほとんどは偽物だと思います。

Umeboshi is a natural immune system booster: Just eating 2 plums a week can result in DRAMATIC changes to your health

梅干しは自然の免疫システムブースターである:一週間に二粒食べれば、あなたの健康に劇的な変化が起こる。

梅干しは日本の文化を根源とし、数世紀にわたりアジアで利用されてきた。ユニークな食品、あるいは自然薬としてである、一連の病気あるいは全体的な免疫システムサポートのためのだ。梅干には印象的な健康効果がある。梅干しをそれほど特別にしているものとしては、その漬け込み過程にある。梅は樽で塩とシソに漬けられるのだが、全体工程は半年かかる。この期間に梅が作り出すのだ、自然のエンザイム、バクテリアと有機酸をである。そして、スーパーフードが生まれるのだ。

こういった伝説がある。侍はスタミナを増し、疲労を避け、戦いの間の癒やしのために梅干しを使ったという。

梅干しのアルカリ性もまた、これほどメリットのある食品としての一部である。ソースが説明するように、伝統的な西側の食品というのは酸性になりがちだ。だから、梅干しのようにアルカリ性を促進する食物は全体的な健康のバランスを維持しサポートするためのキーとなる。しかし、梅干しの最も印象的なメリットの一つとしては、身体全体の免疫とデトックスを刺激する能力である。

免疫と治癒のための梅干し

Narural Health 365が報道しているように、梅干しの彼らにとっての健康メリットが過去50年間研究されてきた。科学者が発見したところでは、梅干しの抽出物は病原性バクテリアに対する強力な殺菌性メリットを持つという。特に結核菌である。他のメリットとしては、「消毒と、食物毒や水汚染に対する治癒効果」である。

Natural Health 365のライターのディーナ・シュミットは更に報告する。「一週間に2、3個の梅干しが一般的な健康には理想的である。特に、酸性状態に関連する健康状態に向き合っているのであれば」。

シュミットはまた説明する、「身体の酸性状態は害のあるバクテリア、菌類、ウイルス、寄生虫の過増殖を招く。この酸性状態がまた、慢性的な退行性の病気に導くのだ」。

研究によれば、また乾燥あるいは漬物梅のサプリメントが閉経女性の骨粗鬆症を避けるということだ。

梅干しのような漬物あるいは発酵食品は長きにわたり、その健康メリットが認識されてきた、少なくとも自然薬の世界では。

梅干しは、ほとんどの自然健康ショップで見つかる。丸のままかペースト状だ。酸っぱくしょっぱいフルーツはヒーリングティーあるいはそのまま使われる。一方でペーストは様々な方法で使われる。梅干しペーストは、特にビーガン料理で人気になった、その香りのために。チーズの代わりに用いる者もいるほどだ。ソースが注釈するように、梅干しはまた、カルシウムや鉄の良いソースとしても考えられる。

発酵食品は多くの健康メリットを提供する

梅干しは、多くの漬物、発酵食品のなかの一つに過ぎない。研究が示したことは、アジアの国々におけるキムチやGobo(注:この言葉は記事最後で説明)といったものは、驚くべき健康メリットをもたらす。Goboはもう一つの日本の定番だが、実際に腸の健康を改善することを示している。注目すべき業績のある研究者が、発酵食品中に有益バクテリアとエンザイムを発見している。

Goboは発酵したゴボウから作られる。2016年に研究者が発見したこととしては、発酵プロセス中に有益なエンザイムが作られることだ。「我々は三年間発酵ゴボウを研究してきたが、理解し始めたこととしては、その何が腸内バクテリアに対して大きなメリットをもたらすかということだ。より研究できることを望む、アスペルギルス(コウジカビ属のかび)による発酵食品とエンザイム、特にアスペルギルス由来のプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)がポジティブな健康効果をもたらすかをだ」と研究リーダーの加藤範久教授は言う。

キムチはスパイシーな韓国料理の定番だが、これもまた無数の健康メリットを讃えられている。そして、食すことのできる最もパワフルなプロバイオティック食品の一つと言われてさえいるのだ。有益な漬物・発酵食品が不足することはないようだ。

あなたが食べているものについてFood.newsで学んで欲しい。

この記事のソース:

NaturalHealth365.com

NaturallySavvy.com

注:ここでGoboと呼ばれているのは、「麹菌発酵ゴボウ」のことと思われる。ゴボウの英語は「Gobo」ではなく、「Burdock Root」。【研究成果】米麹菌の酸性プロテアーゼを食べると腸内善玉菌が増加!を参照のこと。