ニューズウィーク日本版に注目!

さて、一般的にロシア疑惑(ヒラリー側も含めて)はどう報道されているのかいなと検索してみたところ、素晴らしいサイトがありました、「ニューズウィーク日本版」です。ここは本当に素晴らしい、是非おすすめします。

まさに「支配層が、皆さんに今の状勢をどう見てほしいのか?」という、そのものが報じられていると思います。つまり支配層の代弁者としての役割を忠実に担っています

 大方の予想通り中身のないものだった。

鳴り物入りで公表されたが、何かを証明するわけでもないこのメモには、いったいどんな意味があるのというのだろう。

このメモは、表面的には非常にばかげていてかつ専門的で、理屈にも合わない。だから、その点にこそ「意味」があるということを見落としてしまいがちだ。

このメモは不可解であり退屈であるゆえに2つの効果をもたらした。まずトランプ政権の失敗や異常事態を映し出すさまざまな愚行から目をそらせる効果があった。

私たちは今、ウォーターゲート事件を追体験させられていると言っても過言ではないだろう。アメリカで立憲民主主義への危機感が本当に高まるとすれば、それはトランプ政権の愚行を描いた点描画の1つ1つの点が、大きなうねりを引き起こすほど世論を大きく動かせるかどうかにかかっている。

ヌネス・メモの目的が混沌と混乱を生み出し、国民に立憲民主主義の終焉を感じさせることだとすれば、メモ公開は下院共和党とトランプにとって大成功だった。発表前と比べてムラーの立場はより安全でなくなり、アメリカは国の情報機関の独立性と能力を前ほど信じられなくなった。そしてヌネス・メモのようなくだらないものがこれほどの結果をもたらすことへの困惑は深まっている。

立憲民主主義の崩壊への動きは私たちの一歩先を進んでおり、追いついて止めることができるのかどうか、誰にも分からない。

報道ではなくて、ただのご意見です。極めつけはこちらでしょう。

ジョン・マケイン上院議員はメモの公開を受けて「もしわれわれがわが国の法による統治の足を引っ張り続けるなら、われわれはプーチンの仕事を彼に成り代わってやっているようなものだ」と言ったが、まさにその通りだ。

この一文だけで、この方々がどういう立ち位置にいるかが、一度にわかってしまいますね。本当に素晴らしい仕事してますよ。支配層が一般庶民をどのような手口で騙していくか、そのお手本のようなサイトです。

では、ドナ・ブラジルの件はどう報じられているかといえば、

昨年の大統領選中の9月にヒラリー・クリントン候補がニューヨークで行われた行事で昏倒しかけたことを受け、バイデン副大統領(当時)との候補交代の提案を真剣に検討したと7日に発売される自身の本で記した

いや、そこじゃないでしょう。この暴露本の核心は。なぜ不都合なのか、その理由はわかりませんが、不都合なことをカットしてしまうところは、奴隷日報、もとい読売新聞と全く同じですね。

 

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