愚かな奴隷日報のプーチン論説

毎日毎日書くネタがありすぎて、どれを選べば良いのか迷ってしまう奴隷日報、もとい読売新聞です。どの記事を見てもツッコミどころが満載で笑わせてもらっています。プーチンの圧倒的勝利に際しても、憎まれ口を叩いていますね。まさに憎まれ口以上のものではなく、論説の類ではありません。こんな記事です。

これは素晴らしい、見事なものです。すべてがツッコミどころなんですが、そうするとあまりに真っ黄っ黄になってしまうのでやめときました。

まず「米国中心の国際秩序に挑んでいる」というのですが、これが何度もでてきますね。以前は、最悪の思考停止状態。誰も北朝鮮の理由がわからない2にも出てきました。先の記事ではマティスの言だったんですが、読売さんは、いや違った奴隷日報さんは、マティスの言う「米国主導の国際秩序」なるものがお気に入りのようです。

是非質問したいところとしては(投書しても無視されるだけですからしませんけど)、日本という民主主義国では、一体誰が米国中心の国際秩序なるものを認めたのでしょうか?そして、その中身が主権者である国民にきちんと説明されたことがありましたか?

否ですね。であれば、この欧州総局長の緒方賢一なる人物はなぜこんなことを、さも当然のように書いたのでしょう?答えは簡単ですよ、彼もまたCIAかディープステートかわかりませんが、米国に巣食っている共産主義組織の一員だからです。連中が「米国中心の国際秩序だ」といって、世界中で侵略を行い、人々をぶっ殺している張本人であり、その片棒をかついでいるのが読売の緒方です。

そして、「選挙という民主的な体裁をとりながら、欧米型とは似て非なる仕組みを築き上げた」というのですが、全く意味をなしていません。その証拠があり、不正選挙により得票率が不正だと主張するのであれば意味は通りますが、そのような主張でも無いようです。

であれば、投票率も得票率も事実であり、つまりはロシア国民が支持したということなのですが、これがなぜ「選挙という民主的な体裁」という評価になるのでしょうか?「欧米型とは似て非なる」とは何を差しているのでしょう?何が違うのでしょう?ここはマジわかりませんでした、この人物が何を言わんとしているのか。これでも総局長というんですから、レベルが知れるというものです。

ともあれ、毎度毎度奴隷日報お得意の印象操作ですね。読んでる方は訳がわかりませんが、深く考えない人は「そうか」と納得してしまうという寸法です。

さらに、「『主権民主主義』は・・・欧米型の民主主義との決別と言える」とおっしゃるわけです。恥ずかしながら主権民主主義なるものを知らなかったんですが、調べてみました。まぁ、学者であってもウソばかりついてる奴は多いので、基本的に信じませんけどね。

知恵蔵の解説

しかし、この解説は良くわかりました。本当のことは書いてないですが。

ソ連から独立した諸国の政権崩壊の背後に欧米の干渉や陰謀があると疑い、米国による「民主主義の輸出」に危機意識を強めたロシアが、内政干渉はさせないとの決意をにじませた概念である。

欧米への猜疑心(さいぎしん)あるいは敵視の傾向を有し、欧米的な民主主義や人権といった価値にさほど重きを置かない。

これは簡単です。欧米型の「自由と民主主義」などという概念は、実際には共産主義であり、恐怖によって大衆を縛りつけ監視し、「米国主導の国際秩序」なるものにより、他国を侵略するものでしかないわけですから、ロシアがそんなものを採用するわけには当然いきませんね。

特にこの中の「米国による『民主主義の輸出』に危機意識を強めた」には笑ってしまいますね。この青山学院大学教授の袴田茂樹さんは、わかっていて書いてるのか、そうでないのか知りたいもんですが。。。。

ともあれ、この「主権民主主義」なるものは、今に始まったものではなく、10年も前のものだとのことだし、何をいまさら「欧米型の民主主義との決別と言える」などと声高になる必要があるのかわかりません。これも私のようなわかってない人を印象操作するためのものでしょう。

その後もツッコミどころありますが、最後の方で、英王立国際問題研究所のジェームズ・ニクシーとありますけど、英王立国際問題研究所とはどんなところかと言えば、こんなところのようですが、どうせ陰謀論者の言うことなので信じてはいけません。本当に奴隷日報、もとい読売には陰謀論者の嫌う組織のそうそうたる方々が毎度毎度登場してきます。

で、そのニクシー氏が言うには、「倫理的な判断基準を重視する欧米と明確に違う」というんですが、良く言いますね。おそらくは米国のCFR等と同様の組織でしょうけれども、連中には倫理的な判断基準などございませんよ。これは一般庶民向けの戯言であって、本人達は全く違います。

しかし、何とかかんとか読者を騙そうという意図が見え見えで、非常に面白い読み物になっております。今後もこの調子でお願いします。

 

戦争は平和である
自由は隷属である
無知は力である

— ジョージ・オーウェル「1984」

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