ナウアート会見の奴隷日報(読売新聞)報道

バネッサ・ビーリーが国務省報道官ヘザー・ナウアートの馬鹿げた会見をアップしていて、とても笑えるので字幕つけたわけです。

ナウアートおなじみの馬鹿げた会見

記者(どこの記者だろう?ナウアートの会見ではおなじみです)がつっこんでいますが、ナウアートの結論は、OPCWの調査以前に既に決まってるわけですね。

OPCWが化学兵器を発見できればそれで良し、発見できなければ、それはロシアが洗浄したから発見できなかったのだ。だから、それこそが「ロシアが証拠隠滅した証拠」だと(笑)。はなから結論が決まってます。

もちろん、あらかじめ決められているその結論がでないと、米国としてはとっても困るわけです。化学兵器が「無い」となると、「なんで100発以上もミサイル撃ったんだよ!」という、もっと恐ろしいツッコミが入りますから。

しかも、その化学兵器攻撃を受けたという「被害者」や医師が、「そんなものはなかった」と証言し始めていますが、ナウアートによれば「それはストーリーを変えるよう圧力を受けた」からなんだそうな。

もちろん、その線は可能性としてはアリです。しかし、ふと思いついた大きな疑問があるんです。それは。。。

ビデオを撮影したホワイトヘルメットは、なぜ出てこないの?

ってことです、はい。なんか出てきちゃまずい理由でもあるんでしょうか?ドゥーマにいないとしても、世界的な「あのホワイトヘルメット」であり、RTが何度もその本部にコメント求めている組織であり、撮影した本人に連絡とれないはずないですね。

しかも、米英も膨大な額の資金提供している組織であり、100発以上のミサイルを撃った理由の一端を担う人物ですよ。攻撃に際して撮影者に確認しなかったなんてことは。。。よもや無いですよね?

なぜ誰もこの疑問を発しないのでしょう?

ナウアートの言うように、化学兵器攻撃から14日も経っているのに、「はい、たしかに私が撮影しました。当日はこれこれで、こうなってこうなりました」ってな証言が何故ないんでしょう?

ウソ専門新聞奴隷日報のナウアート報道

この動画の字幕つけた後で奴隷日報、もとい読売を読んでみると、なんと、そんなナウアートの会見の模様をわざわざスペースをとって報道していました。

いや、恐れ入りました。こんな漫才会見をわざわざ報道するんですから、どんだけですが。もちろん都合悪い箇所はカットです。調査しようがしまいがはなから結論は決まっているという点ですね。そして、ナウアートの何の具体的なものも無い、ただの言い分

我々には信頼できる情報があります、ロシア当局が、
シリア体制と協調して、これらの調査団がドゥーマにアクセスするのを拒否し、遅らせていることの。

は、しっかり報道してます。

終始ナウアートは、「我々の信頼できる情報源によれば」と言っていますが、これでは誰も検証できません。要するに万事が万事この調子なんですね。

そして、奴隷日報という偽メディアには、客観的な報道などするつもりなどこれっぽちもなく、選んだ側が言うことならば、何の根拠も示されなくとも報道してしまうというわけです。

要するに「言ったもん勝ち」なわけです。それが良くわかる事例、いや症状ですね。

 

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