ジャパン・ハンドラーズによる洗脳記事

ついにジョン・マケイン氏が亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。独立メディアはこの話題で既にもちきりになっております。「地獄で苦しめ」なんて言うもんじゃないと、率直な心情を吐露する人たちを諌めておりますね。

ところで、本日もまた奴隷日報、もとい読売には国民洗脳のための論説が掲載されておりましたよ。読売によるマルガリータインタビューで書いたことに引き続き、何度も何度もしつこい位にロシアの恐ろしさを徹底的に叩き込もうとあらゆる方策をしています。。。と言いますか、そもそも彼らが仕える御主人様であるところの、いわゆるジャパンハンドラーズであるジョセフ・ナイ氏の登場であります。もちろん、どういうわけかしょっちゅう登場しますけれども、今回はロシアに的を絞っておりますね。あまりに長いので一部です。どうかゴミ売新聞買って読んでください。

ここでは、ロシアがサイバー攻撃を行ったことがわかってると言うんですが、事実そういう攻撃があったとしても、どうせロシアかどうかわかりゃしません。

自分で自分を攻撃して「敵」のせいにして非難するのが、これまでの米国のながーい歴史の中での定番行動でしたからね。これは厳然たる事実であり、誰も否定しようが無いんですが、このジョセフ・ナイ教授や奴隷日報はそんなことも知らないようです。

ともあれ、この教授の憂慮するところは、現代の「偽情報拡散のスピードと低コスト」だそうです。直接的軍事力が危険すぎると考えるなら、ロシアはサイバーこそが「完璧な武器」と考えているだろうというわけです。

そして、この代表的なものとしては、2016年の大統領選に干渉したやり方なんだそうです。

民主党全国委員会のコンピューターに侵入してメールなどを盗むだけではなく、告発サイト「ウィキリークス」などの媒体を使って内容を小出しに漏洩し、米国内のニュースの優先項目を操作した。さらにはソーシャルメディアで偽情報を拡散させ、米国民同志、諸勢力間の対立をあおったのである。

素晴らしいですね、まさにCIAかディープステートかグローバリストか何かわかりませんが、彼らの奴隷達に信じてほしいでっちあげストーリーとなっております。日本のほとんどの奴隷達はこれで信じてしまうかもしれませんが、米国の奴隷達は30%位しか信じないでしょうね。まさに奴隷日報、もとい読売ならではの論説と言えますね。

しかも、この教授ならではのご説なのかどうかわかりませんが、こんな愉快なことも書いてありますよ。

オバマ氏は公然とロシアを名指ししたり、強い行動を取ったりするのをためらった。ロシアが反発して攻勢を強め、投票装置や有権者名簿に攻撃をかけるなどして、同年11月の大統領選で見込まれていたヒラリー・クリントン民主党候補の勝利が危うくなることを恐れたのである。

はぁ?何ですかこれ?まるで「ロシアがその気になれば、米国の選挙などどうとでもなる」と言ってますよね?そうですよね?

いやいや米国の選挙システムがそんなに脆弱なもんだとは知りませんでした。民主主義の根幹であるにも関わらず、遠く離れたロシア、あるいはロシアのスパイが簡単に入り込め、選挙結果をひっくり返せると、この教授はおっしゃっているわけです。

しかし、彼の目的、あるいは奴隷日報の目的はそこではありませんね。明らかにロシアを口実にした、よりいっそうの言論弾圧です。これは、昨今のソーシャルメディアでの言論抑圧にまっすぐにつながっているものですね。いわく、

さらに企業と共同でソーシャルメディアの自動実行プログラム「ボット」の排除を目指し、テレビで行われているような政治宣伝の発信元明示を義務付ける。外国による政治宣伝を違法とし、独立機関によるファクト(事実)チェックを促進する。そして、国民のメディア・リテラシー(メディア情報の読み取り・活用能力)を改善する。

としています。わかりやすく言い換えますと、こういうことです。

  • 俺たちの気に入らないことをツイートする奴はボットと決めつけて排除する。
  • RT等の俺たちの気に入らない連中は「これはロシアの意見だ」と明示しろ。
  • いい加減なことを言う奴がいたら、俺たちの認定したファクトチェック機関の判断によって削除しろ。
  • 主流派メディアの言うことが正しいのだと国民に徹底しろ。

ということですね。まさにジャパン・ハンドラーズさん達や奴隷日報の望むところです。連中の正体が増々バレつつある現代、これらが連中の悲願でさえあるのです。

さて、オマケのようで何なのですが、本日もまた、今をときめく国際政治学研究者三浦瑠麗先生による、なんとヒラリー・クリントン著書「What Happened」の書評が掲載されていました。ご笑覧いただきたいと思います。

何度もしつこく「正義感」が出てきますけど、この方の語彙の貧困さが伺いしれるというものですね。もちろん、中身としては「トンデモ」ですよ、これは。いやこれ、英訳して米国人に読ませたいものですね。おそらくほとんどの方は大笑いすると思いますが。。。

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