シリア情勢について

2018年1月27日

4月のシリア政府による「化学兵器攻撃」を受けたトランプによる空爆については、「トランプに失望した」という声が圧倒的ですね。私自身もトランプの動向をフォローするのをやめてしまいましたし。

ところが、米国の主流派メディアではこの攻撃に大喜びしたようです。相も変わらず「正義が悪を成敗する」式の単純思考から抜けられません。日本のメディアもそんなところですね。その「悪」というのもでっち上げられたものなのですが。

日本の新聞など読んでいると、シリアは北朝鮮と並ぶ「悪」ということになっているのですが、アルタナティブメディアを見ていると、全くそうは思えません。そもそも、4月に起こった「シリア政府による自国領土への化学兵器攻撃」というのは論理的に有り得ないという声が多数あり、その理由も納得できるものです。

彼らは主に反政府軍との長らくの戦いに勝利を収めつつあり、今ここで化学兵器攻撃を行う理由が無いのです。使うならもっと前に使うだろうという声も多数。しかも、「シリアは大量破壊兵器を持っている」とさんざん西側が喧伝している、まさにその兵器を使って「持ってますよー」などとデモンストレーションする愚かさです。一体こんな人がどこにいるというのでしょう?訳がわかりません。

しかも、トランプは「シリア政府が行った」という証拠を発見するであろう以前に素早く攻撃しているのです。この件だけを持ってしても、いかに主流派メディアの報道というものが「あらかじめ設定されたストーリーに則って行われているであろう」ことが非常に良くわかるんです。以下の女性は非常に良く分析していますね。

また、常にそうなんですが、敵側の言い分というのは、全く報道されないですね。仮にシリアが「悪」だとしても、少なくとも以下のようなインタビューは流すべきでしょう。メディアというものが視聴者に材料を与えて判断してもらうものではなく、ただの洗脳装置でしかないことが良くわかります。RT(ロシア・トゥデイ)では、アサド大統領の言い分を流していますが、少なくともYouTubeにあるメディアの中で彼の直接的な言い分としてはここ位しか見られませんでした。

一次的な証拠というものは、我々一般庶民にはもちろん見ることができないのですが(見れても自分で分析する時間も能力もありませんが)、以下の教授の話しも納得の行くものです。