ブルガリア病理学会長ドクターStoian Alexovインタビュー(後編)

ブルガリア病理学会長ドクターStoian Alexovインタビュー(前編)の続きです。

—-それがブルガリアで検死を行わない理由なのですか?

そうです。WHOに従う必要があります。本当に悲しいです、考えもせずにただ従うことがです。

しかし、独仏英伊では、WHOに厳密に従う必要は無いと考え始めており、死亡理由を書く時には、病理学(それを裏付ける結果)が必要になります。プロトコルに従う必要があるのです。(ですから)何かしらを言うときには、それを証明できる必要があるんです。

スペイン、イタリア、ドイツからの情報があります。「コロナウイルスで死亡した人はいませんでした。あなたの国ではみつかりましたか?」と。そして、我々は国際的に互いに聞き始めたのです、「どこに問題があるのか、誰が問題を起こしているのか」と。

—-メディアではWHOがすべての保険機関を指示しているという情報があり、この情報によれば、PCR検査陽性の人はすべて(コロナウイルスを持っているとして)カウントすべしという指示です。その人間が何らかの理由で死亡した場合、コロナウイルスでの死亡と書かれるべきだと。これがWHOから出ている指示であり、あなたのおっしゃることを証明していますね。私には、これによる具体的な目標があるのかわかりません。しかし、目標に十分な根拠があるとしても、その行われ方は全世界にとってのパニックの原因なのです。ストレスの源でもあります。すべての人々がコロナウイルスで死亡したなどと言われると、これは感染の特徴を変えてしまいます。本当に恐ろしいことです。人々は恐れているのです。そして、実際にはそれほど(死亡率が)高くはありません。

若者がインフルで死亡した(2020年)1月と2月の感染と比較しましょう。今年は、非常に攻撃的で、これでなくなった子供と労働年齢の人がいました。現在のコロナウイルスと比較すると、症例数はそれほど多くなく、死亡者も多くありません。

これについての意見ですが、WHOは世界的カオスを生み出しています。彼らの言うことを裏付ける何の現実的事実もなくです。ブルガリアでは、ウイルス学者や病理学者は多くはなく、政府資金もあまりありません。しかし、病理学は私の個人的専門分野であり、私は証拠(物質的証拠)を扱うのです。そして、私はWHOに聞いてるんですよ、あなた方の証拠はどこにと。

我々は1990年代に問題を抱えていました。Chugdar Gurgev教授[sp?]がプロトコルを開発しました。これは、誰かがエイズで死亡した場合に検死を行い、様々な臓器から様々なサンプルを採取するものです。これによって、異なる臓器やシステムに何が起こっているのか正確に見ることができ、データを収集できたのです。結核についても同様のプロトコルがありました。ご存知の通り、非常に危険な感染症ですから、我々は結核用にもこれらのプロトコルを開発したのです。イタリアとドイツの仲間の病学者が、指示を批判しているかと?これを法律のように呼ぶかと?WHOによれば、コロナウイルス感染は非常に危険なものなので特別な指示に従う必要があるというのです。しかし我々には(既に)同様の指示があるんです。そして、申し上げたように我々は結核やHIVのデータを収集していた1990年からこのプロトコルを使用していたんです。これらのプロトコルは、人口の10から20%、これらは労働年齢だったのですが、死亡したスペイン風邪の後1919年から開発されはじめました。このプロトコルの開発には(数十年)かかったのです。

今は、70歳以上で(コロナウイルスにより)亡くなった(世界中の)7万人についてお話ししています。私の疑問としては、なぜ検死を行って正確な死因を見ようとしないのかです。そして、なぜコロナウイルスと言えるのかです。コロナ「で」死んだのでしょうか、それともコロナを「持って」死んだのでしょうか?

それとまた、イタリアでは多くの意図がH1N1インフルワクチンを接種されたために、コロナウイルスが多数の死亡者を出したと言ういくつかの情報源があります。これは基本的に大人の免疫システムを抑制するのです。その後、彼らは完全にコロナウイルスに感染したというのです。(ワクチンの結果)彼らの免疫システムがそれほど強力ではなくなったからです。これは部検で解決できるかもしれませんが、現時点では明確ではありません。

—-すると、あなたの意見としては、彼らはリサーチする必要があり、病理を(考慮する)必要があるということですか?

そうです、もちろんです。大きな点を見過ごしていますね。部検では肺の物質を大量に採取できます。そして、その一部で調査を行うことができます。その後の調査が必要な場合、80%を保管できるんです。部検で材料を入れたパラフィンは最大300年間(そのままの)状態を保つことができるんです。ですから、おそらく20年30年後、別のものですが、おそらく類似のパンデミックが発生したとき、あるいは、パンデミックだと思わないためにですが、肺組織の写真を現在と後で比較することができるんです。わからない方のためですが、コロナウイルス感染症は多くの人に存在するのですが、中国の同僚の病理学者から、2002, 2007, 2008, 2013, 2017, 2018年から聞いた事柄はわかっているんです。そして、この病理学物質に基づき、このパンデミックとの違いがわかるんです。繰り返しですが、我々はパンデミックについて具体的には話しません。パンデミックと呼ぶために必要な事実は存在しないからです。WHOが依然として「パンデミック」と呼ぶのは不合理です。これは伝染病です。これほどのウイルスの「宣伝」はかつて見たことがありません。

—プロフェッショナリズムの欠如なのか、あるいは別の目標があるのかわかりませんが、明らかに行動と事実についての論争がいくつかあるんです。全体の注意が集中しており、この注意をパニックに導くことが観察できますね、それをまとめたいのですが。これがコロナに感染していない、様々な慢性疾患を抱えている人々に影響を与えてます。あるいは、医療を必要とする人々、医療リソースがコロナに集中しているための犠牲者です。彼らは医者に行くことを恐れてるのです。保健当局は、かかりつけ医への訪問を許可していません。 これは、本物のコロナウイルスと同じくらい深刻な問題になる可能性があると思います。医師の注意を必要とするが、それを得られない人の数が増加し、さらに大きな問題になる可能性があります。 つまり、コロナウイルスと比較して慢性疾患の治療が行われていないため、近い将来、より多くの人々が慢性疾患で死亡する可能性があると思います。

それは100%ではなく、200%そうですね。たしかに腫瘍学をやっている我々全員は、ストレスで免疫系が大幅に抑制されるのを知ってますから、確かにそう言えます。ですから、私は本当にすべての慢性疾患それ自体が、より深刻でより急性であると200%主張できます。具体的には上皮内ガンの50%以上が侵襲性になります。これはウイルスほど流行しませんが、人々に多くの恐怖とストレスを与える流行なんです。コロナが深刻でないことを理解している私や他の病理学者と、人々は違うのです。恐れているのです。

—-コロナの影響で仕事はどう変わりましたか?

我々の仕事は90%減少しました。一部の病院では作業が50%減少し、また一部の病院では医療従事者の作業が10から15%減少しています。

—-これを言いたいのですが、病理学者としてのあなたの仕事は最高裁のようなものです。死亡者に対して、その原因を宣告しているのです。特にガンの場合には、それがガンなのか否かです。生検と同様に、あなたは最高裁なんです。様々な検査すべてについて、人々は病理医の言葉を待っています、ガンか否かを。特にガンについて、その場の検査とPAP検査も同じですね。病理学とは何でしょうか?そして、あなたの仕事が90%減少したなら、それらの人々の検査をしていないことを意味します。これは人々が適切な診断を受けていないことです。これらの疾患が(診断及び治療)されずに発症していることなんです。

その通りです。病理学には、細胞学、組織学、免疫化学、分子病理学が含まれます。例えば、女性は三ヶ月ごとにPAP検査をする必要があり、半年行わずにガンを発症するリスクがあるとすれば、その半年が致命的だということです。つまり、問題を検査して早期に治療を開始するために5ドルを費やすのではなく、問題が悪化した後に数百ドルで治療する必要があるのです。

コロナウイルスの部検をしないことも同様です。これはまるで、誰かが最高裁に行きますね、誰かが10回撃たれたかのように見えますが、最高裁はこう言うのです、「その10回のうち1回は自分で撃ったかもしれない。だから、これは自殺と考える」と。

同様の状況を知ってますよ、本当に面白いものとしては、路上で事故にあった米国人です。脳に障害があり、4日のあいだ生命維持に繋がれていました。彼はPCR陽性だったので、コロナと死亡診断には書かれたのです。これは適切な医療ではありませんよ。

コロナウイルスが治まった後は、医療に信頼を失う人々がたくさんでてくるでしょう。どの位かわかりませんが、大きな問題になります。

それとパンデミックについて付け加えたいのですが、私の考えではコロナウイルス感染はそれほど危険ではないのですから、人々が私のガンの病理学をどのように信頼すれば良いのでしょう?その多くはウイルスにも関連しているのですが。しかし、誰もそれについて話さないのです。誰もです。

パピローマウイルス感染による肺がんの患者がいます。これについて大したことはなかったのです。こういった多くの患者がいます。(そしてまた)毎年約100万人が喫煙の肺がんで(世界中で)死亡しています。これをコロナと比較すると、パンデミックなようなものであり、誰もが(禁煙するように)言われるのですよね。これは「喫煙のパンデミック」ですよ。

—-おっしゃることとしては、この感染への対応は不釣り合いであり、パニックは不要ということですね。おそらく他のリスクとしては、1~2年後には本当に危険な感染症が発生するかもしれないことですが、しかし、人々は我々を信頼しないでしょう。我々が本当に危険だということを信頼しないのです。

私はウイルス学専門家の友人と話ましたが、地球温暖化が起こると、凍結領域から人類が見たことのないウイルスが広がると考えられます。それらのウイルスが活性になった場合、戦わねばなりませんが、その方法がわかりません。

そして、もし人々が我々を信じない場合、同様の種類の感染が発生した場合、我々に何ができるでしょう?例えば、過去数年間にわかったことですが、エボラは多くの人には感染しないため、かつてのような感染ではありません。

我々は正確に見る必要があるのです、免疫力と今話されているワクチンについて法律がそれをどう扱うかをです。なぜなら、COVIDに対するワクチンの作成は不可能であると、私は確信しているからです。

ビル・ゲイツが研究所で何してるのか正確に知りませんが。これは、本当にワクチンを作っているのか、他の何かなのでしょうか?(笑い)しかし、この疑問は内部機関、FBIに任せる必要がありますね。さて、医学について続けましょう。陰謀論は陰謀論です。我々は、何を学ぶべきかわかりません。

—-本日はどうもありがとうございました。

最後にもう一度言いたいのですが、コロナウイルスでは誰も死んではいないということです。人々はコロナウイルスを「持って」死んでいるのです。パンデミックや流行などの言葉は不要です。イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、スウェーデン、これらの国すべての我々の仲間の言うことなのです。

(終了)

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