コロナシミュレーションマシン:コロナ検査発明者がウイルス検出に使うなと警告したであろう理由、その4

コロナシミュレーションマシン:コロナ検査発明者がウイルス検出に使うなと警告したであろう理由、その3の続きです。

HIVは「他のすべてから分離される」ことは決してなかった。これは実験室内の人工物であり、実験室内で「苦しんだ(訳注:化学物質等に反応した)」一連の抗原であり、そこから「検査」が作成されたのである。この検査は数百万の命を粉々にした。人々がテレビを見て、言われたことを信じたからである。人々には何の機会も無かったのだ、キャリー・マリスやその他の何十人もの本物の科学者が、致死的ということになっているレトロウイルスのHIVについて何を言ったのかを知る機会が。

その主張以前に何も証明されてもいないのである。これが標準になり、現在の状況への道を開いた。グローバルなウイルス共産主義である。我々は皆、これが起こるのではないかと心配していたが、しかし連中が風邪ウイルスを選択するとは夢にも思わなかったのだ。コロナウイルスのことだ。

1990年代初頭のこと、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)が一般的に使用されるようになり、キャリー・マリスは1993年にノーベル賞を受賞した。PCRとは、簡単に言えば熱サイクル法であり、特定のDNAサンプルのコピーを数十億に増やす。これにより、研究に十分な量にするのである。Wikipediaのページに正しく述べられているように、PCRは「生物医学研究や犯罪科学捜査を含む」「幅広い種類の」アプリケーションを備えた「不可欠な技術」である(強調は著者)。このページでは残念なことに、PCRの適用の一つとして「感染症の診断」と述べている。

PCRとは「感染症の診断」において、非常に誤解を招く可能性のある、干し草の中の針技術である。この革命的テクノロジーと人間生活との最初の対立は、エイズの戦場で起こった。そしてマリス自身が、PCRを診断ツールとして使用することに異論を唱える最前線に出たのである。1987年のこと、バークレーのガンウイルス学者であり、高い評価のピーター・デュースバーグが、自身の資金と「キャリア」を破滅させられた。Cancer Researchにおいて発表した論文において痛烈な非難をしたからである。ガンウイルスについてなされた増長するデタラメな主張に対してである。(訳注:including以下の訳し方が不明なので省略)。

(訳注:The Passion of Peter Duesberg という文書がリンクされている)

彼の主な主張としては、「HIV」として呼ばれるようになったギャロ/モンタニエの「ウイルス」というのは、(その区分のすべてのウイルスと同様に)細胞にほとんど感染できないことだった。感染した細胞があまりに少ないため、デュースバーグが病原性モデルとして例えたことはこうである、一日三人の兵士を殺すことで中国を征服できると。細胞死という形態での「あります」というものでは、単純に不十分だったのである。「これは猫ちゃんだよ」と彼は言った。これを注射されても構わないとさえ言ったのである(ただし、ギャロの研究所由来のものは除くが)。

PCRの台頭により、HIV産業複合体はこれを武器化してこう主張した、いまやHIVをより豊富に見ることができると。それゆえ、彼らの悪意ある敵であるピーター・デュースバーグは破滅したのだ。そして、自身がHIV反対者であるキャリー・マリスはデュースバーグの擁護に立ち上がり言ったのだ「いいや、彼はそうではない」と。

私はデビッド・クロウの二時間のインタビューを行った。彼は生物学と数学の学位を持ち、The Infectious Mythポッドキャストのホストであり、シンクタンクRethinking AIDSの社長である。彼はPCRベースのコロナ検査の問題を詳細に分析し、想像を絶するほど複雑で巧妙な世界を明らかにした。

「最初に知るべきことは、この検査がバイナリ(訳注:二分検査)ではないことです」と彼は言う。「実際のところ、感染症の検査では、陽性が陰性かではないと思います」。

彼の説明の続く部分は長くて詳細だが、進めよう。

「彼らがしていることというのは、ある種の連続的なものの中の、特定の点を恣意的に決めて、陽性とか陰性とか言っているんです」

「ワオ!」私は言った。「それは非常に重要ですね。人々は2つのうちの1つだと想像していると思います。妊娠検査のような陽性と陰性ですね。『ある』か『無い』かですね」。

「PCRは本当は製造技術なんです」とクロウは説明する。「一つの分子から初めます。少量のDNAから始めて、各サイクルでその量を2倍にします。それほど多くは聞こえませんが、30回行うと、元の約10億倍の物質になります。製造技術としては素晴らしいことです。連中のやることとしては、生産時、RNAに蛍光分子を付着させるんです。そこにある波長で光を当てると、別の波長で光が送り返されるという応答になります。つまり、戻ってくる光の量の測定が、DNAの量測定の代わりになるんです。私はDNAという言葉を使ってます。 RT-PCRテストでは、RNAをDNAに変換するステップがあります。したがって、PCRテストは実際にはウイルスRNAを使用していません。 DNAを使用していますが、相補的なRNAのようなものです。論理的には同じことですが、混乱する可能性があります。なぜ突然DNAについてなのかといった。基本的には、特定の数のサイクルがあります。」

ここから話は狂気じみてくる。

「一つの論文で」とクロウは言う。「37サイクルという数字を私は見つけました。37サイクルまでに十分な蛍光が得られなかった場合、陰性とみなされます。別の論文では、カットオフは36で、37~40は『不確定』と見なされていました。この範囲の場合、より多くの検査をするのです。リミットを記述している論文は二つしかありませんでした。したがって、病院、州、カナダ、米国、イタリア、フランスのすべてがCOVID検査の異なるカットオフ感度基準を使用している可能性があります。ですから、20でカットオフすると全員が陰性になります。50でカットオフすると全員が陽性になるかもしれません」

私はちょっとまってくれと頼んだ、驚愕を表現するためにだ。そして再度、これは全く同じデジャブだった。ちょうどHIVの戦いのようにだ。「HIV検査」の基準が国によって、国内でも研究所によって異なることが、人々には全く知らされていなかった。最も高いバー(HIVタンパク質の最大数)は、オーストラリアでの5であり、最低はアフリカの2である。米国では通常3から4だ。

我々は米国やオーストラリアからアフリカに行くことで「HIV診断」を免れることができると冗談を言っていたのだ。しかし、何年もの間、アフリカの「エイズ」は全く検査などなしに心されていた。単に熱、咳、息切れなど、ほとんどの熱帯病の症状を正確になぞった短い症状のリストである。

デビッドはカナダ人らしく静かに次の発言で爆弾を落とした。

「国が『流行は終わらせよう』と言えば、連中は静かにメモをまわすでしょうね。『37のカットオフはやめだ。32にすれば、陽性者は劇的に落ちる。不十分なら、そうだな、30か28かそのあたりだ。そうすりゃ感度を制御できる』」と。

そうだ、読んだ通りだ。研究所はその国でCOVID-19の「件数」をいくら作り出すか操作できるのだ。これが中国の件数が突然消え失せた理由なのだろうか?

コロナシミュレーションマシン:コロナ検査発明者がウイルス検出に使うなと警告したであろう理由、その5


訳注:デビッド・クロウの別のインタビューが以下にあります。

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