なぜ**は発狂しないのだろう?

これも本日(もはや昨日ですが)の奴隷日報、もとい読売新聞の記事なんですが、こんなのです。

日本政府が、中国の一帯一路のインフラ整備に協力するというのですね。「日本企業の受注につなげる」のだそうです。

奴隷日報、読売ではこれまで、中国の危険性を毎日のように特集してきました。いかに危険か、いかに我が国の離島防衛が必要であるか。私には中国という国の実体が良くわからないのですが、その言い方としては、まるでヤクザが因縁をつけてきてすぐにでも暴力をふるうかのような勢いでしたよ。

しかし、それに反して政府は「中国に協力する」などと言い出しているわけですね。これまた一帯一路については良くわかりませんが、中国の覇権拡張に協力するということだと思いますが、そんなことをする理由は日本企業の受注増のためなんだそうです。日本企業が金儲けするためには、危険極まり無い中国の覇権増強にも目をつぶってしまうというわけなんです。そうですよね?どう考えても。

しかもですね、「日本の高い技術が流出する」との懸念が自民党内にもあるというんです。しかし、「政府は、国内の批判をかわすため。。。云々」と4条件をあげてますけど、理由になってません。中国の覇権拡張を阻止することにはなりませんし、日本の高い技術流出の阻止にもなりませんね。

どうなんでしょうこれ。正直なところ私としては、中国の意図はさっぱりわからないんですが、政府を支持し読売なんかを購読している似非右翼の方々はこれに疑問を持たないんですかね?国会前に集まってデモしたりしないんでしょうか?

無理ですよね、完全に洗脳されていて自分の頭で考えることなどできませんから。すべていいなりですよ。こんな明らかな矛盾を目の当たりにしても、どうせ何の疑問も感じないのでしょう。

そして、奴隷日報、もとい読売がこれについて今後どう報道するかでしょうね。もちろん、連中は、以前に書いたように国民を騙して誘導するために「中国の脅威」を利用しているに過ぎませんから、疑問を呈することなど無いでしょうけれども。

さて、トランプが北朝鮮と合意して平和がきつつあることと言い、政府が自ら進んで中国への協力を表明していることといい、ネトウヨと呼ばれる似非右翼の方々にとっては災難続きです。もちろん、似非右翼と書いたのは、右翼のふりをしている偽物だからですよ。イスラエルがユダヤのフリした偽物であるのと同じです、右翼でもなんでもありません。それはさておき、彼らのエゴを満足させるための「敵」がどんどんいなくなってしまいますね。

もう発狂ものだと思います。敵がいなくなったら一体どうやって生きていけば良いのでしょうか?

ともあれ、政府の意図としては、やはり大企業に儲けさせることでしょうね。「中国と組めば商機は拡大する」(大手商社員)とあるように。これもまた経団連あたりから来ているのでしょう。

そう言えば、高プロ制度の事前調査が一人しかいなかったという件も、たしか奴隷日報では全く報道されてませんでした。元々働き方改革などというものは経団連が日本国民を奴隷化にするための仕組みですからね。奴隷日報では一切報道などいたしません。

ともあれ、中国を敵とみなして国民の恐怖を煽る一方で、経団連の言いなりになって儲けさせるためには、その中国を利することも厭わないのが奴隷日報の役割なんです。

これは例えば、シリア報道についても同じですね。年がら年中、「アサドが化学兵器を使った」などというプロパガンダ報道をしているくせに、日本商社が儲かるとなれば「シリアへの人道支援」には一切の批判をいたしません。それが奴隷日報の本質なんです。これは以前にも書いたことです。