元号改訂とシステム事情

毎日毎日日本国民という名の奴隷の洗脳に余念が無い奴隷日報、もとい読売ですが、久々に面白い話題を出していました。こんなのです。

新たな元号の発表が遅れることになり、新元号へのシステム対応が難しくなり、顧客の方も危機感を抱いているのだそうです。

この業界が長い専門家の立場としては、正直申し上げて噴飯ものと言えます。読売とIT業界が一致協力して危機感を煽り立て、顧客から(行政の場合は税奴隷から)金を引き出そうとする意図が見え見えというものです。

この件は、以前にも元号の変更とシステム改修にも書いたことですけれども。

そもそもの話ですが、仮にも現状で平成という元号に対応しているシステムであれば、平成が未来永劫続くことが無いことは初めからわかっていることであり、対応可能であることは当然です。こんなことはシステム設計のイロハのイであり、それをしないようであれば、賠償問題ものですね。こんなことに余計な金を使う理由などありませんし、これを設計した者はシステム設計者としての資格は一切ありません。さっさとクビにすべきです。もちろん、このシステムの担当者は既に辞めている可能性が多いにありますけどね。

しかし、百歩譲って、そのようなマトモなシステム設計にはなっていなかったものといたしましょう。その上でこの記事を読んでみると、こう書いてありますね。

新元号公表が遅れるほど、「システム改修に多くの人を集中投入せざるをえず、コストも大きくなる」ことも悩ましい。

はい、専門家の立場から言わせれば、全くのウソです。新元号の公表時期はほぼ関係ありません。既に元号が変更されることがわかっているのですから、一週間前に公表されたとて、事前に準備してさえいれば対応する方法はいくらでもあります。

それができないようであれば、システム開発者を名乗る資格など一切ありません。いくらでも準備ができるはずです。いくら強調してもしたりない位なのですが、全くのウソです。単に余計な金を支払わせるための口実に過ぎませんね。

こんなもんで素人はやすやすと騙されてしまうのでしょうけれども。そしてもちろん、IT業界こぞっての騙しの道具である、その筋のギョーカイ雑誌やウェブはこういった本当のことは書かないでしょうけれどもね。

もはやIT業界というのは、半ばこういった詐欺に従事する連中です。そして、何も知らない素人しかいない会社や税奴隷から金を巻き上げる画策を読売のような連中と一緒になってやるわけですよ。どんだけなんだか。。。

あまりに見え見えのウソをつかないことですね。

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