「ついポロッと」が意外にうれしい読売新聞

本日の紙面をつい見逃していました。先日のKYの森本敏さんバンザイでの空気の読めない森本敏さんと同じような人がいました。「ついポロッと」おかしなことを言い出してしまい、それが掲載されてしまうというアクシデントが発生していました。これです。

元韓国大統領秘書室長のパク・チウォンさんなんですが、最初の「米国が求めていた。。。は含まれなかったものの、『完全な非核化』を明記することはできた」という点は、やはりストーリー通り、合意された朝鮮半島ではなく、北朝鮮の非核化のように読めるようにはなっています。

そこはいいとして、問題なのは次です。

私が2014年に訪朝した際、会談した金うんちゃら党書紀はリビアのカダフィ政権の例を引き合いに、「我々が非核化したら、米国は我々を倒すだろう」と語っていた。

いやいや、これではまるで米国がカダフィを倒したかのようじゃないですか。おかしいですよ、カダフィを倒したのはWikipediaによれば、リビア国民評議会というところですよ。米国は関係ありません。それとも何ですか?米国が裏で糸を引いていたとでもおっしゃるのでしょうか、この方は。

Wikipediaより

2011年、カダフィ打倒を旗印にしたリビア国民評議会とカダフィ政権側の間で内戦が勃発した。一時期はカダフィ政権側が評議会側の拠点だったベンガジ進攻寸前まで至ったが、NATO(北大西洋条約機構)などから軍事的な支援を受けた評議会軍が同年8月23日に首都トリポリを制圧。10月20日にカダフィがスルトで殺害され、42年間続いた政権は崩壊した。

たしかに、カダフィが殺されて大喜びした人が、若干米国にはいましたが。。。

ガダフィが西側のサポートを受けた反乱軍に蹂躙されたあと、
誰か笑ってましたね。
–来た、見た、彼は死んだ。
祝福した者もいました。
–今日は、リビアの歴史上重要な日です。
評論家は、リビアが良くなると請け合い、
–私には何の疑いもありませんね、
–リビアの人達は、よりよい人生を送れることでしょう、ガダフィがいなければ。
達成されてませんね。
介入を支持した者は、ガダフィによる虐殺を避けるために必要だったと言います。
しかし、後に英国議会が発見したことは、
NATOの介入は、ウソに次ぐウソに基づいていたことです。
市民への脅威は極端に誇張されており、
反乱軍には、大きな数のイスラムが入りこんでいました。

これで謎が解けましたよ。トランプ会談以前に、一度北がヘソを曲げたことがありましたね。これは、ペンスが「リビアのようになるかもしれないぞ!」と発言したことが発端だったんです。

もしかすると、もしかしてですが、リビアを潰したのは米国だったりしたんでしょうか?北朝鮮はそのことを知っていて、ペンスのこの発言を「脅し」と受け取ったりしたんでしょうか?私には全くわかりませんけどね。

しかし、漫然とインタビューを載せるだけではなくて、少しはインタビュー内容に疑問を持って自分で調べるということができないんでしょうかね?奴隷日報の皆さん。

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