飛行機は降下などしない

フラットアーサーの方へ、計算間違ってませんか?の続きなんですが、よくよく考えてみると、この議論はまるで勘違いで、私自身もそれに引きずられていることに気が付きました。

何度も言いますが、私は地球が平らだろうが球だろうがあまり興味はありません。ここにあまり意味は無いと考えるからです。

月はホログラムです

本題に行く前に、以前にも書きましたが、私は月がただのホログラムであると考えています。動画字幕付けを開始した2016年頃から、crrow777の動画などを見ていたからです。しかし、自身でそれを確かめることなどできません。私の確信の理由としては、単に「この人が嘘を言ってるとは思えない。嘘を言う理由もない」程度です。2017年には月の謎月の謎2という記事を書いてます。

しかし、ことさらに「月はホログラムだぞ、お前ら騙されてる。実際には何にもないんだ。月がホログラムだと気づいてくれ!」などと言ってまわったりしません。こんなことがわかったところで、大して意味なんかないからです。

騙されてることなんか、もうコロナでさんざんわかったでしょう。そして、コロナの嘘の方が確実ですし、重要です。しかしそれでもわからない人の方が多数なのです。そこに月のウソなんぞ追加しようとしたら、どんだけ大変かわかりません。

何度でも言いますが、私の言いたいことは、誤った理屈で平らを主張するのはやめなさいよ、あなたがたの主張に傷がつきますよということです。

最近でも「月着陸の嘘」を主張する人がちらほらいるんですが、彼らが証拠として出していたものは、故意のフェイク動画や月着陸を描いた2018年の映画「ファースト・マン」の撮影風景でした。こういった嘘をばらまかれると、かえって「月着陸は嘘」説に傷がつきます。同じことです。

ともあれ、私の前回記事に反論してくる人は今のところいません。もしいれば、もちろんそれも記事として出します。私の考えが間違っており、本当はフラットアーサーの言い分が正しいことを期待さえしてるくらいです。これは本当です。しかし、反論が無いのであれば、私が正しいと確信、つまり、フラットアーサーのこの言い分はデタラメと確信するほかはないでしょう。

しかし、私が思うに、問題はいつも同じです。「ある側に立ち、それを自らの信念としてしまうと、ゴミでもフェイクでもガラクタでも、支えてくれるなら安易に受け入れてしまう」という人間の態度です。これを変えない限り、真実などつかめません。仮に平面説が100%正しいと仮定しても、フラットアーサーはこれさえ理解できてないので、まるで駄目なのです。100%正しい平面説の裏付けとして、安易にデタラメを持ち出すでしょうから。

 

降下しない理由

さて表題のテーマにやっと行きますが、先の記事を書いてから「飛行機は降下などしない」ことに気づきました。もちろんですが、意図的に高度を下げたり、着陸のために降下することは除きます。反省するのは、つい引きずられてこう書いてしまったことです。それより計算間違いがないことに集中していたので。

球体説では「宇宙側」は全部上だからです。この理屈では、飛行機が降下することはありません。

問題のビデオで、Eric Dubayはこう言ってます。

時速800Kmで、一時間飛行機が飛んだ場合、もし地球が球体であれば、50km降下(descent)しなければならない。でないと、宇宙に飛び出してしまう。(したがって、地球は球体ではありえない)。

誤訳ではありません。確かに「降下(descent)」という言葉を使ってます。しかし、実際には降下などしないのです。

つまり、飛行機は、このように航行するわけではありません。

実際にはこうです。降下などしません。

私の前回記事でも、「降下」という言葉を全面的に使ってますが、これも全部間違いです。正しくは「移動」です。

 

何が間違っていたのか?

フラットアーサーがすべきことは、いったん球体説を受け入れて、その論理の中でいわば思考実験し、矛盾を指摘し、地球が球体ではありえないと示すことだったはずなんですが、明らかに失敗しています。

この動画の論理は、球体説と平面説のハイブリッドです。つまり、以下のような、ありえない状態を前提としているのです。

ここまで故意にやってるとは思っていません。Eric Dubayは、平ら頭になりすぎて、うっかりその状態で球体説を語ろうとしたのでしょう。そして間違いをおかしたのです。

つまり、この主張は完全なゴミ以外の何物でもありません。

Eric Dubayの詐欺説明に続きます。

 

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