COVID19のPCR検査は科学的に無意味である、その2

2020年7月19日

COVID19のPCR検査は科学的に無意味であるの続きです。

我々はまた、ドクターCharles Calisherにも連絡した、熟練のウイルス学者である。2001年にサイエンス誌が「Impassioned plea … to the younger generation」という複数のベテラン・ウイルス学者のものを発行したが、そこでCalisherはこう言っている。

輝かしいポリメラーゼ連鎖反応つまりPCRのような(現代のウイルス検出方法)は、ウイルスがいかに増殖するのかについて、少しあるいは何も語らない。どの動物が持つのか、(あるいは)どのように人間を病気にするのかをだ。これはまるで、誰かの指紋を見て、その人の口臭を判断するようなものなのである。

それが理由で我々はドクターCalisherに聞いてみたのだ、SARS-CoV-2が分離され、最終的に本当に純粋化された論文を知ってるかどうかを。彼の答えはこうだ。

そのような出版物は知らない。何か出ないものかと目を光らせていたのだが[4]。

これが実際に意味することは、誰もRNA遺伝子配列を結論づけることができないことだ。つまり、言及した試験管実験から科学者が組織サンプルをとり、それによって最終的にPCRが特定のウイルスに設定(Calibrated)される。このケースではSARS-CoV-2である。

これに加え、これらのRNA配列が、いわゆるCOVID-19の病原体であることの証明は存在しないのだ。

因果関係を確立するには、何にしても、ウイルスの分離と純粋化の先に、実験を行うことが完全に必要になるのである。コッホ四原則を満たすことである。しかし、このような実験は存在しない。 Amory Devereux と Rosemary Freiが最近OffGuardianに暴露したようにだ(翻訳:コロナウイルスのコッホ原則証明を科学者は完全に失敗した)。

SARS-CoV-2について、これらの原則を満たす必要性は、特にこれを満たそうとした試みが存在する事実で示される。しかし、これを行ったと主張する研究者でさえ、実際には成功していない。

例えば、「感染した」とされる研究所マウスは、明確に肺炎に起因するような何の臨床的症状も示さなかった。(コッホの)第三原則によれば、本当に致死的な可能性のあるウイルスであれば、実際に起こらなければならないのである。少々の苛立ちと体重減少が、一時的に動物に観察されたが取るにたらないものである。実験そのものに起因する可能性があるだけではなく、体重は元に戻ったからだ。

さらに、解剖以外の理由で死亡した動物はなかった。そして、忘れないでおこう、これらの実験は、検査開発以前に行われなければならなかったのだが、そうではない。

暴露的だが、以下にあげる誰一人も我々の送った質問に答えることができなかった。つまり、ドイツのオフィシャルなSARS-CoV-2/COVID-19についてのオフィシャルなリード代表であるロバート・コッホ・インスティチュート(RKI)のAlexander S. Kekulé (University of Halle), Hartmut Hengel and Ralf Bartenschlager (German Society for Virology), the aforementioned Thomas Löscher, Ulrich Dirnagl (Charité Berlin) or Georg Bornkamm (virologist and professor emeritus at the Helmholtz-Zentrum Munich) である。

SARS-CoV-2と主張される粒子が純粋化されていないならば、この粒子のRNA遺伝子配列が特定のウイルスに属していることをどうやって確認するのでしょう?

特に、ウイルス検出のための試験管実験では、追加された抗生物質などの物質が、細胞培養にストレスをかけ、以前にはなかった新たな遺伝子配列を形成することが、既に1983年のBarbara McClintockによる講演で既に注目を集めていた。

最終的にシャリテー(訳注:欧州最高峰と言われる大学病院)に対して答えを要請したことに言及せねばならない。Christian Drostenによる経営であり、COVID-19に関してはドイツの最も影響力のあるウイルス学者であり、ドイツ政府アドバイザであり、WHOによって「受け入れられた」(検証されたではない!)最初のPCR検査の共同開発者である。

しかし、2020/6/18になるまで回答が得られなかった、数ヶ月の応答無しの後にである。最終的にこれを達成できたのはベルリンの弁護士Viviane Fischerの援助によるものである。

我々の質問「シャリテーは適切な粒子純粋化を実現できたと確信しているか?」に関してシャリテーは認めた、純粋化された粒子を使ってはいないことをだ。

そして、彼らの主張「シャリテーのウイルス学者はウイルスを検査していると確信している」という主張にも関わらず、その論文(Corman et al.) では、こう宣言している。

MagNA Pure 96 system (Roche, Penzberg, Germany)を使用して臨床サンプルからRNAを抽出し、viral RNA mini kit (QIAGEN, Hilden, Germany)を使用して細胞培養上清からRNAを抽出した。

この意味としては、彼らは単にRNAがウイルス性であると仮定しているだけである。

ちなみに、Corman et al. 論文は2020/1/23に出されたものであるが、適切な査読を受けてさえおらず、示された手続きにはコントロール(比較対照)を伴ってはいない。これら二つがあってこそ、科学的作業が本当に硬いものになるにも関わらずだ。

不合理な検査結果

そしてまた確かなことは、我々にはPCR検査の偽陽性率を知るよしも無いのである、確実にウイルスを持たない人々への広範囲にわたる検査なしでは。そしてそれは、検査とは独立な(硬い黄金標準を持つ)方法によって証明されねばならない。

したがって、驚くにはあたらないだろう、これらの論文が不合理な検査結果を示していることは。

例えば、既に二月の時点で、中国広東省の健康当局が報告しているが、COVID-19から完全に回復したと称する人々が、検査陰性となったものが、再度陽性になっているのである。

その一ヶ月後、医療ウイルス学ジャーナルに論文が発表されたが、そこで示されたことは、武漢の病院の610名の患者のうちの29名が、3回から6回の検査結果だったというのである、つまり、「陰性」「陽性」「決定不能」を行き来するという。

3つ目の例としては、シンガポールの研究である。ここでは、18人の患者についてほぼ毎日検査が行われたが、そのほとんどが、「陽性」から「陰性」になり、少なくとも一度は「陽性」に戻ったという。一人の患者については、5回繰り返したというのだ。

中国医療科学アカデミーの長であるWang Chenでさえ二月に認めたのである、PCR検査は「30から50%しか正確ではない」と。その一方で、ミルフォード分子診断研究所のSin Hang LeeはWHOのコロナウイルス対策チームと、アンソニー・ファウチに手紙を送っている、2020/3/22のことだ。

ソーシャルメディアで報告されていることとしては、人間の検体でSARS-CoV-2のRNAを検出するために使用されるRT-qPCR(逆転写酵素定量PCR)テストきっとが多くの偽陽性結果を生成し、実際の陽性例を検出するのに十分な感度の無いことです。

いいかえれば、これらのPCR検査が理論的にウイルス感染を検出可能であると仮定しても、この検査は実際上価値がなく、検査「陽性」になった人々に根拠の無い恐れを抱かせるだけのものなのである。

COVID19のPCR検査は科学的に無意味である、その3

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Posted by ysugimura